懐かしいね、この↑画像。笑
今日は、これっくらい単純明快なお話です。
アレしろコレしろアレするなコレするな…
加えて、
Aの場合で、Bのケースだと、CかDの選択しかない…みたいな、
多岐に渡るケースバイケースばかりが増え続ける中、
ふと立ち止まって考えてみると、
なんでこんな些細な点で細々と気を配って対応しなきゃならんのか…?
コレって本当にしなきゃならんこと?…すべきことなの?
(こんな建前ばかりケアするよりも、もっと他にやるべきことが山ほどあるんだけど…)
そんな形骸的な作業や理解、説明、説得の一つ一つに、
やってられん…って、やっきりこいちゃう現場職員の方々って、
決して少なくないと思う。
でも、現実は止まらない。
であるならば、
やっぱり、本来すべき業務は、自然と関係当事者全員が、
そう動いてしまうように、流れを作っていくのが現実的ではなかろうかと。
契約が基本の外国人とのやり取り。
「不平、不満」は相手に芽生えさせた時点で、自分の仕事は膨大に跳ね上がって増える。
契約時の包括的かつ俯瞰的に、丁寧に進めるのは当然として、
特に来日後、「不平、不満」をいかに少なくもっていくのかについては、
一計を講じるのが、打算的ながら有効です。
そう、打算であっても、そこにイヤラシサや悪質性がなかったなら、
むしろ大いに打算で動くべきですよね。
それを、仕組化と言い換える事さえできます。
で…
私がお勧めしたいのは、
『何かしら、別方向で、気をそらす』こと。
先般より取り上げてみた、JITCOの作文コンクール然り、
私達がボランティアで取り組んでるスマコン然り。
コンクールがあるから、それに向けて頑張る!
→結果、日本語も上手になるし、何よりそこに意識が向くので、
ちょっとやそこらの問題は、目に入らなくなっていきます。
そんな事より、どんな作文を日本語で書こうかなって。
そして、特技も対象のスマコンでいうなら、
監理団体も登録支援機関も、無論、受入先だって、
どうやって笑顔の良い画像が撮れるか…に意識が向きます。
(作文と違って撮影だけならハードル低いし手間暇かけずに済みます)
自然と、みんなで笑顔を生み出そうってなります。
…ね、転籍、転職リスクなんて、そこには入り込むスキマすらない。
相手を笑顔にするために、何ができるか、どうしてあげたら喜ぶか。
単純明快に、その1点に向けて、関係当事者が一致団結しやすくなります。
それも肩の力を抜いて、固く考えず、自然と。
そういう空気になっている場合、
そこでのトラブルは起こりにくい…起こらないんです。
そういう関係性を自然と育むことで、
色んな事がスムーズになっていきます。
副次的にも、
当然、一現場職員が、相手の笑顔を生むためには、
自分はミスや漏れなく、努めなきゃならない。
余計に自然と身が引き締まります。
誰に言われるまでもなく。
受入先もね。
例えば、それを上司として現場に助言・指示する立場の方だって、
現場職員が笑顔にならなきゃ、そもそも受入先や外国人労働者の笑顔だって、
量産できるようにはならないって、
フツーは気づきます。
別に、これらの取り組みさえしてれば、
全てが上手くいくとは限りません。
当たり前です…そんな単純な世界じゃない。
でも、こういう機会があるからこそ、
いつもながら「ないよりはよっぽどマシ」。
理想的な現実へと近づく可能性は、
ちょっとでも高まります。
自分も相手も楽になり、やる気もヤリガイも実感できて、
とっても良いサイクルに入るキッカケになるかもしれません。
所詮、みんな人間です。
機会はうまく使ったもん勝ち。
否定と批判と非難しかデキナイ残念な人間ではなく、
どう健全に向かってしまうのか…にこそ、注力できる大人でありたいものです。

追伸
ミンナ大好きでわかりよいお金でいえば、
余計なお金はかからないし、
トラブル少なければ人件費も節約できるし、
なにより、離職リスクが減るとコスパは想定通りを実現できるし、
目に見えないところで、どれだけお金が貯まっていく事か…。

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