頭の悪い人はコスパタイパと騒ぎ、頭の良い人はコスパタイパの悪い事に特化する

U40

時折、この方の記事がレコメンドされてくる。
その中でも、とっても響く内容がありました。

コスパ思考の人生はコスパ悪い
黒坂岳央です。「それって労力に見合うリターンある?」最近、どこでも耳にするこのセリフこそが、現代の「コスパ思考」を象徴している。時間・労力・お金の投資に対して、いかに高いリターンを得るか。その考え方は一見合理的で、過去には「小賢しいが賢い人


よく考えれば、どの分野でも上に行く人間は例外なく、
最初は「割に合わないこと」を続けている。

・管理職になる者は、上司に可視化される形で地道な積み重ねを行い
・ハイスキル人材は、休日も自己研鑽に時間を投資し
・起業家は、売上ゼロの時期に営業と構築を繰り返す
・YouTuberやブロガーは、誰にも見られない投稿を数年間続け
・アスリートは、成果が見えない基礎練習を何千時間もこなす

いずれも、短期的には「コスパ最悪」である。
しかし、その非効率なプロセスこそが、
後の圧倒的成果につながっているのである。

現代社会において、「確実な即時リターン」がなければ動けない人が大半。

だからこそ、
あえて“割に合わないこと”に取り組める人間は、
レアであり、その努力体験そのものが価値を持つ。

さらに、
そうした“地味で泥臭い努力”は他者からの共感や応援を生む。
SNS社会においては、この「応援される構造」自体が新たな資本になり得る。

努力する姿は承認欲求を満たし、
その過程がストーリーとなってブランド価値を形成していく。
つまり、非効率を選び抜いた行動こそが、
実は最も高コスパな自己投資なのではないかという逆説に行き着く。

すべてを“損得”や“効率”で判断する思考は、確かにスマートではある。
だが、それは同時に「人と違う努力」や「報われるまでの我慢」を避ける思考でもある。
そして、他人と同じ努力しかしない人間が、他人と違う成果を得られるはずもない。

本当に大きな成果を望むのであれば、
いま割に合わないと感じる努力に、敢えて飛び込む覚悟が必要である。
その“非効率な選択”こそが、未来において唯一無二の差を生み出すのだ。

この意味を理解できて、
更に実行までできる人ってのは、
いつの時代でも本当に少ない。

で、たぶん、
それぞれにやってきた方々が、
私の周りには少なくない。

人生かけて、コスパタイパを良くしてるって方々ね。

 
ただねえ…

こんなコスパだのタイパだのを考えて、
打算のみで今までやってきた方っては、
ほぼいないと思う。

あぁ、最初は、儲けてやるぞ!って安近短のキッカケで、
若気の至りで突き進んだとしても、
続いている方は、決してその打算のみではとても続けられないから。

 
要はね、
アナタはどう生きたいのか?って話に尽きるワケですよ。
その場その時に、そう問われていること自体に、気づけるかどうか。
その上で、自分で意思決定してるかどうか。

目先のタイパコスパをひたすらに追い続けているうちに、
ふとどこかで気づける方もいるかもしれない。

気づかずにどうにもならなくなるまで行きついて、
初めて気づく方もいるかもしれない。

どうにもならなくなってるけど、
それでも気づけない人もいるかもしれない。

 
頭の良い人、悪い人ってのは、
それ以前の問題だって話ですかね。

 
追伸
「今だけ・金だけ・自分だけ」の方々って、老若男女はもちろんナニジン問わず多い。
でもね…そうじゃない方も少なくない…実習生にだっているくらい。
わかるかな~、そんな実習生よりも人生で比べたらとってもレベルが低いって事が。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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