【給料】新たな「絶望」に「失望」するも『希望』まで持てる方が生き残る

お金

そもそも論として問題提起していたこともありました。
今一度、「今」に合わせて、改めて…。

監理団体の一職員の方へ。
登録支援機関の一職員の方へ。

絶望:『これからもっともっと給料は上がらなくなっていく』

先日、情報提供いただいた中に、
こんな案が出てると書いてありました。

・監理支援事業の実務に従事する役職員1人当たり、受入れ機関8者未満かつ育成就労外国人40人未満

・登録支援機関が支援業務の委託を受けることができる特定技能所属機関の数は、支援責任者等1人当たり10機関未満とする

・支援責任者等が支援を行うことができる1号特定技能外国人の数は、支援責任者等1名当たり50人未満とする

考えたことあります?
アナタの給料原資となる粗利の上限の事。

監理費3万として40人だと【上限:120万円】
支援費2万として50人だと【上限:100万円】

この金額が丸々自分の給料額面になるなんて、
この業界にいたら余計にあり得ない事はお分かりですよね。

今度は、
この上限で「賄わねばならないコスト」を列記してみます。

・アナタの給料(社保的な所属組織負担分含む)
・バックオフィス人員や事務局長、理事たちの給与
・事務所家賃や海外渡航を含む様々な経費
・アナタが最大人数を一人で回せるようになるまでのリソース分
・後輩が同じく育つまでのコスト
・諸先輩方がそこまで築き上げるまでに費やしたリソース分
・その他、イレギュラーコスト(外国人保護にかかる費用とか言い出したらキリがない)
・・・

特に一職員(一労働者)では理解・実感できない目に見えないコストって、
実は相当なものがあります。

結果、アナタの給料は、最賃に毛が生えた程度しか支払えず、
なおかつ、昇給なんて夢のまた夢になります。

コレが今の『絶望』です。

ね、直結して「失望」は容易(たやす)い。

 
次、これらを踏まえて『希望』を書いてみます。

人によっては、希望どころか更なる絶望でしかないかもしれませんけども。苦笑

私が思う希望を書く前に、
そもそもが、この外国人材のお手伝いをする事業では、
儲けが大きくは出せない事業って書いてきてました。

もっと言えば、一人ひとり丁寧にやってたなら、
とてもとても自分個人で何十人も見られるもんじゃない。
世話なんてとてもできない。
自立と自律した受入先に、これまた素晴らしい人材が常に入り、回っていく案件ばかりなら、
ナントカ数十人は回せるかなってくらいです。

結果、個々に必要となる分の給料がもらえるかどうかなんて、
どだい無理な話だと。

だから、生活原資がかかるようなら、
一労働者が自分で自分の足りない部分を賄うしかないですよって。

 
そう、一つの希望は、「副業(複業)」です。

ハードル下げて、誰でもできる「業」をやってみたらいい。
経営する側の気持ちがわかる。
労働者に何を求めるか、給料を支払う側の気持ちや抱える事情が理解できるようになる。

今までと同じ「働き方」に縛られ続けている以上、
無理を通すことはできない事から脱却できない。

コレをしないから、させないから、推奨しないから、
一人ひとりの個別の事情がキッカケになって、悪質ブローカーに転落してく。
それか、早くに気づいて「絶望」を知った優秀な方から離職していく。

 
もう一つの希望は、「AI」です。

つまり、今後、ドンドン、効率化が飛躍的に進みます。
つまり、日々の労力を大幅に節約することが可能になっていきます。
当然、分かち合える活動原資も、理屈的には増えるハズ。
ただし、ご推察の通り、以下3つが重要なポイントです。

1.AI使いこなせますか?(効率化を実現できますか?)
2.以前と比べて余ったバッファリソースを有効活用できますか?
3.増える活動原資を皆に分配できる経営陣かどうか。

しょうもない上司や経営者に付き従ってる方、
とっとと離職しておきましょう。
この点以外でも、どこをどう歩んでも、行き着く先は「詰み」ですから。

ただ、ゆくゆく独立を考えている方は、その限りではない。
積むべき経験、体験を給料もらいながら身に着けて、
上手に去っていきましょう。笑
(あ、自分は”腰掛け”だから、20万もらえてればいいって方も別です)

 
最後に、ふわっとしてるけど、(抽象的でピンと来る方は多くないだろうけど)
実は【今後、最重要な希望】を書いてみます。

今後、人はそれぞれにそれぞれの「幸せ」を求めて生きていくことが、
社会的にも価値観として強くなっていきます。

その全てに共通するポイントが「人間関係」です。
(昔も今も同じですが、増々、ここにフォーカスされていきます)

人は一人ひとり違うので、
求めて実現していく「幸せ」も異なるって意味でも”ひとり(孤独)”なんですが、
反面、一人じゃ生きていけないのも人間です。

結果、どういう「人間関係」を育んでいくか、
=誰と付き合ってくか…でもあります。
(「誰」と組むか…です)

この業界で色んな人と色濃く絡む局面は多い。
自然と必然的に、相手を見る目が養われていきます。
色んな人と付き合わざるを得ないから、
付き合い方、立ち回り方も、毎日がOJTで実践しながら学び続けます。
それは、どんな相手とはどんな付き合い方をすればいいかが、
カラダでわかってくるものです。
(付き合うべきではない相手とはどうやってフェイドアウトしていくか…も含めてね)

ココ、正確に理解しておくポイントが一つあります。

「人間関係」は実際に付き合う機会がないと身につかない

※お時間ある方はコレ読んでみると良いですよ。

つまり、Webに書かれてるルールやコメントを見てるだけじゃ、
一生身につかないって事です。
そして、近年、みんなストレスフルだと逃げまくってる部分です。
一番の醍醐味とも言えるのにね。

つまりは、そうやって、逃げずに向き合い、寄り添ってると、
人を見る目が養われ、付き合うべき仲間を見つけ、縁を濃くしていき、
「人間関係」を上手に育める自分に成っていける。
(言語化力もコミュ力も鍛えられちゃいます)

 
たぶん、なかなか社会の中ではない貴重な分野です。

要は、絶望も失望も人一倍キッツい業界だけど、
その分、「幸せ」になるためのサイコーの修行の場でもあります。

なんせヤリガイは半端ない…。
金ではなく、事業ではなく、まさに人を遺す仕事ですから。

で、修行も一定以上になれたら、「幸せ」になる以外、ないんですから(^^)/

だから、
絶望を抱えながらも希望を持って前に進む大事さも、
わかって欲しいなって。

 
追伸
若いうちにこのステージを経験できる人はラッキーです。
子を抱え40代、50代の方には、低賃金では無理でしょうから。汗

追々伸
特技では特に「だからせめて一部委託で自社で矢面立って受入せよ」ってなりますね。
たぶん人数枠は【全部委託】での上限社数、上限人数になるでしょうから。
(冒頭すら未だ確定情報じゃないし、今後どうなってくかは知らんけど。苦笑)
 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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