法令違反による罰金刑や懲役刑の本当の怖さとは…

受入企業向け

久しぶりにキンドル出版してみました。
技能実習制度事業に取り組む監理団体の行政処分がラッシュを迎えている今、
今月もまた、公表される監理団体が増えそうです。

受入先も、本当に乗り換えが進んでいるようです。
私の耳にまで、いくつか届くくらいですから。

そんな監理団体と提携ばかりしている送り出し機関もまた、
機構にマークされて良しでしょうね。

あぁ、外部監査を引き受けている士業の方々もまた、
同じ穴の狢として、名をレコードされていくのかもしれません。

さて、技能実習生は、そのほとんどが協同組合にて受入が進む中、
代表理事(理事長)は、行政処分されると、実名が公表されます。

イヤラシイかなぁと思いつつ、
スケープゴートが出てこないと、抑制効果が機能しないので、
都度、深掘りし続けていますが、

今時、ググれば一発でヒットしてしまう。

しかも、何年もネット上にさらされてしまう。

自分の名前をエゴサーチしてみたら、
ずっと悪評が載り続けることの意味、
想像できますかね?

お父さんの名前を検索してみたら、
なんか国に処分されてるニュースが載ってた…

子供からそう言われる。
家族や親戚、友人、付き合い先の社長、
金融機関、新規取引先、
今までもこれからも、付き合う人からみな、
白い目で見られる恐怖におびえながら余生を生きていかねばなりません。

空気を読む日本人ですから、
内心、白い目で見てるだけで、陰でコソコソうわさ話して、
絶対、表面的にアナタの前では話題に触れてはきませんが、
アナタとの付き合いだけは、距離を置き続けることでしょう。

PDFに載ってるだけなら、ヒットしない可能性もありますが、
厚労省のHPに、都度、テキストで検索にヒットするように、
さらされているし、
キャッシュが残っている以上、
例え数年経って記事が消されたとしても、
検索ヒットでは、残り続けるのが今の現実です。

かつて、グーグルが『忘れられる権利』として、
訴訟を起こされ、敗訴した過去を覚えていますが、
ことこの法令違反の事実を考えると、
とても『忘れられる権利』行使も難しい。
たとえ認められたとしても、
当然、お金も時間もかかるので、
現実的とは言い難い。

株式会社と違って、非営利事業の位置づけであり、
組合の代表を務めていても、
ロクに大した報酬をもらっている方ばかりじゃないことを考えても、
決して割に合うポジションじゃない。

どこぞの会社の代表者であることがほとんどなので、
本業にも多大な影響を及ぼします。

金融機関からは、今後の借り入れ、借り換えなどすら、
ままならなくなる。

そういった『怖さ』を想定できない、想像力の欠如が著しい経営者は、
とても多いと思われます。

昭和の価値観のまま、アップデートされていないから。

いつものごとく、
そういう方に限って、こんなブログ見てないと思いますけど。苦笑

で…

100どころか1,000も10,000も数え切れぬほどの法律がある中、
いったいどのポイントを重点的にケアしておかないと、
想像すらつかない事態へと転落してしまうのか。

せめて主だった点だけでも注意喚起できればと、
今まで行政処分されてきた監理団体の処分理由と、
その後、水面下で実行されているであろう罰則規定について、
まとめてみたものを出版した次第です。

なお、さすがに実名までは出ずに済むとは思いますが、
監理団体の一現場職員も、罰金刑、懲役刑の対象となっています。

代表だけが対象とあぐらをかいてテキトーにやっていると、
サラリーマンも餌食になります。
(残念ながら、コレも広く知られていない。)

ぜひ、ご参考になさってください。

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コレを書いてる時点で、キンドルの法律部門で6位だった…ありがたや。

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