『リーダーシップ』のある人にしか、受入企業も外国人労働者もついていかない…

受入企業向け

前に全ての現場担当者はリーダーであらねばならないって呟いてました。
今は特に痛感しています。

リーダーに人はついていく。
明らかに「自分はリーダーです!」って宣言している人はほとんどいませんけど、苦笑
今も昔もリーダーっぽい人に、人は付き従う傾向があります。

人は社会を構成する生き物であるので、
集団化するのが常です。

いちばん小さなグループでは、
家族…がわかり良いですね。

その家族でも父親、母親が、
それぞれにリーダーシップを発揮しているからこそ、
家族というグループが維持発展していきます。

これと同じことが、
社会でも、会社でも起きています。

責任を負って、率先垂範し、
自ら先頭切ってグループメンバーを引っ張って連れて行くからこそ、
そのグループ内でのリーダーとして、
周りから自然とそうみられるようになります。

そのグループ内では、
リーダーが皆をちゃんと守っているから、
安全であり、安心感があり、
今まで歩んできた信用があり、
そこに信頼感が自然と生まれ、
居心地の良い場となっていきます。
(コレを単なるグループと違って、コミュニティと言う場合が多いですね)

家庭崩壊するグループでは、
正にこの父親、母親が、
上手くリーダーシップを発揮できなかったからこそ、
そのグループが崩壊という結果に導かれるのです。

win4allを掲げる私的には、
技能実習&特定技能業界をこういう目で見ています。

受入企業⇔監理団体/登録支援機関⇔送り出し機関⇔外国人労働者
この4者で同じ目的を共有するグループが出来上がります。

では、このグループで、誰がリーダーシップを発揮すべきなのでしょうか。

個人的には、それぞれのポジションから見て、
やはり監理団体/登録支援機関にいる人こそ、
リーダーシップを発揮すべき
です。

送り出し機関は家族で言うと、
母親的なサポートパートナーって感じですかね。

家族で父親、母親がリーダーシップをとっているのは、
子供たちが世間を何も知らず、
大人と比べ、圧倒的な情報格差があるからです。

同様に、
外国人労働者はもちろん、
特に受入スタート当初は受入企業側もまた、
ことこの業界にしてみれば、
子供同然なんですね。

ただし、経験を積むにあたり、
受入企業側はお兄ちゃんお姉ちゃん的な立ち位置にもなっていきます。
入れ替わる外国人労働者は、
都度生まれてくる赤ちゃんのようなポジションです。

つまるところ、
大人である業者側がリーダーシップを取ることになるのは必然です。

だって、プロとして圧倒的な情報格差が、子供たちと比べて存在してしまうのですから。

であるならば、
家族崩壊と同様に、
監理団体や登録支援機関のポジションにある人が、
特に経営者じゃなく現場で従事する担当者自身が、
父親役としてリーダーシップを適切に発揮できていなかったなら、
グループ崩壊となるのは、当たり前のコトですよね。

更に残念なのは、
家族崩壊となった子供同様に、
お兄ちゃんの受入側、赤ちゃんの外国人労働者側は、
とてつもなく深い傷を負うことになります。
正にそれぞれの人生が大きく狂う分岐点です。

不幸中の幸いとして、
お兄ちゃんである受入側は、
まだ自分で家族=グループを選び直すことができます。
それでも、相当な労力やコストやリスクを抱えたままになるので、
そのストレスたるや決して小さくはありません。

外国人労働者に至っては、
正に振り子の先端として、
葉っぱのごとく吹く風に吹き飛ばされてしまいます。

 
人の人生を簡単に狂わせてしまう仕事として、
監理団体や登録支援機関の業務、事業は、
責任重大なコトが、少しは伝わってくれるといいのですが。

 
なお、悪いことにしか目がいかないと、
これまた視野狭窄です。

リーダーがちゃんとリーダーシップを発揮していれば、
グループは単なる利害の集まりではなく、
リーダーが指し示すステージへと、
皆を自然と導いていくコトができます。
段階を踏めば、
組む相手のレベルや能力が違えば、
ドンドン先のステージへと歩みを進めてもいけます。

だからこそ、ヤリガイ詐欺にドハマりしている歴戦の経験者は少なくありません。苦笑

 
昭和の頃は、カネのある人が権力を持ち、
声の大きな人に付き従う風潮が社会通念として
皆が受け入れていました。

今は違う。
中身が伴わないと、誰一人としてついてはいかない、
ついていけない。

経営者の器、実力以上に会社は成長しない…
そんな会社経営と同じく、
グループもまた同様に、
リーダーの器以上にそのグループは成長してはいかないんです。

リーダーは、「雨が降っても自分のせい」という腹のくくりようが大切です。
どれだけの円安になろうが、
インフレが襲おうが、
外国人労働者が日本に魅力を失くしてきてくれる若者たちが大きく減ろうが、
全ては自分のせい。

会社をクビになろうが、
会社が潰れようが、
生活保護者になろうが、
全て、自分の人生は自分のものです。

今後、ますますリーダーシップ(リーダー力)が求められてきます。

アナタはリーダーとしての能力を、
磨き続けていますか?

確かに日々、目の前の業務にあたり続けていれば、
ある程度のリーダーシップは磨かれていきますが
出来高で成長できるレベルには限界があります。

知識でもコミュニケーション能力でも実行力でも人間力でもなんでもいい。
自分が得意とする能力をもっともっと磨いて発揮して、
足りないところは誰かに助けてもらって、
グループメンバーを、メンバー皆が喜ぶ世界へと導いていきましょう。
(コミュニティ化していきましょう)

それが私たちがすべき事業なんですから。
そうしたら、たとえどんな世界が訪れようとも、
食っていくコトに困らないくらいには、
社会的に認められる付加価値のある人財と成っちゃいますから。

笑顔を量産できるのか、
鳴川ばかりしか作れないのか、全てはリーダー次第。

どうせなら、笑顔に囲まれて生きる方が、
ストレスもなく、楽しいっしょ(⌒∇⌒)

————————————————————–
*当方からの様々な企画、案内をお求めくださる方は、コチラ
(ご登録くださると、解体新書企画の誕生秘話なども届きます)
★また、色々とお届けしていきますよー!笑
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました