基本的なこと…ついでに申請取次の行政書士や登録支援機関についても書いときます。

受入企業向け

技能実習ではなく、特定技能についても書いておきます。

ぶっちゃけ、登録支援機関は、ほぼ監理団体の立ち位置と同じ。
技能を習得するための、純然たる労働者とは言わないような、
ややこしい技能実習生と違い、
完全純粋なる労働者として、ただただ外国人であるという様々な相違を埋めるために、
補助的に支援するのが登録支援機関。

でもね。
現実は、ほぼほぼ監理団体と同じ。
責任の度合いが、少々少ないだけ。

ぶっちゃけ、人にもよりますが、
毎月のように訪問して、直接彼らと面識を持ち、話をしたほうが良いし、
受入側の要望や指導などのお手伝いを自発的に声掛けしてあげたほうが良い。

技能実習の受入を経験していると、
非常に体感的に理解が早いのですが、
病気になった、ケガをした…病院へ連れていくのは誰?
労使のトラブルが起きた…間に入ってケアするのは誰?
一時帰国することになった…諸々交通整理するのは誰?
色んな事が起きる。

技能実習で三年間滞在した子ならば、まだ多少なりとも勝手がわかっている。
だけど、
特に現地で試験各種に合格して、
初めて日本へくる子であれば、
送り出し機関での様々な教育も受けてはいない。
入国後一カ月の法定講習も経験していない。

ゴミの出し方、転入手続き、銀行の口座の作り方、お金の引き出し方、
出社後のタイムカード、挨拶、仕事の具体的な説明、
スーパーでの買い物、自炊の仕方、選択の仕方、全てが日本で初体験ともなれば、
誰かがおせっかい以上に、アレコレと教えてあげなくてはわからなくて当たり前。
トラブルが起きて当たり前。

アパートのコンロ周りを、油でベットリさせて、困るのは借り上げた受入先。
夜遅くまでどんちゃん騒いで、近所から苦情を受けるのも受入先。

労使での意思疎通がうまくいかずに、
勝手に使えないと烙印を押される場合も、たくさんあろうかと。

登録支援機関の業務も、監理団体の現場経験に乏しくなければ、
全く何のストレスもない。
むしろアレもコレもが法で縛られ切ってはいないので、
慣れてしまえば、気が楽なくらい。

特に許可などのハードルが楽で、非営利などの言葉にも縛られず、
勝手さえわかっていれば、一人でだって出来ちゃうような仕事です。

サボれば、相手から笑顔が消えて、自分の仕事もなくなるだけですが。苦笑

行政書士の仕事もまた、正直なところ、
領域が違うからと逃げる方が多いものの、
申請取次だけやってればそれで良しとする残念な方が多いのかもしれない。

今まで述べてきたように、
周辺関連の登録支援業務を請け負えば、
後々ずっとお仕事が途切れることはない。

期間更新も、次の新規受入も、間違いなく、受注できる。
申請についても、受入先と特定技能者のことが分かっていれば、分かっているほど楽になる。

法のプロなんだし、
横つながりを持てていれば、
税理士も社労士も、どうとでも総合的にフォローアップができる。

同じ士業として、畑は違うも、色んなつながりも拡げられる。

仕事なんて、腐るほど、後から勝手についてくる。

ただし、そうなっていけるのは、ほんの一握り。

みんな、たいてい、負けてしまう。

メンドクサイ…
割に合わない…
自分にできるとは思えない…

みんな、そんなんばっか。。。

楽して儲かると思って、新たな市場がパッカーンって開いたからと、
ヨダレを垂らして参入した方々であれば、
現実を知って、キレイに退場なさればよろしいかと思います。

当初、大手っぽい事業規模先が、こぞって登録支援機関の営業広告を出してましたが、
今でも出てくるのかなぁ?苦笑
(ググってみたら、数件出てきましたね。笑)

キレイごと言ったって、生活できなきゃ何にもならない…

はい、であれば、この業界で稼ごうと思うこと自体、
止めといたほうが良いのではと思います。

どうやっても足が長くなる業界です。

チャチャっとやれば、チャチャっと答え(結果)が出るものではありませんから。

そもそもが、厳しい言い方をすれば、
経営を、仕事を業務を、人をナメてるとしか言いようがありませんから。

みんな、どうにも目先のことしか考えられない人が多い。

私、別に目先はどうでもいいとは思っていません。

ただ、いわゆるビジネスとは、続いてナンボですので、
続かないように仕事やる意味、ないと思うんですよね、正直なところ。

今時、しかもこの業界で、
焼き畑農業的にお仕事したい人って、ホント、どれだけいらっしゃるのでしょうか。

悪質ブローカー同様、続かないですよ。

ココは別に経営レベルの話がメインでもないので、このくらいでやめておきますが、
損なレベルの方々が、たくさんちょっぴり参入してきて、
ちょっとお小遣い稼ぎ程度で取り組んでいるのが大半なのではないかなと。

そんな姿勢で関わる方々に、
人生かけて、家族の期待を一身に背負って、
日本へ出稼ぎに来る子のことが任されるかと思うと、
親にすれば、気が気じゃないでしょうね。

なんか、批判的なことを書きたかったわけではないのに、
つい余計なことを書いてしまいました。汗

要は、自分の考え方を変えねば、
いや、変えない限り、
この業界での成功?飯が食える存在になるのは、
根本がずれてる場合が多いから、お気を付けくださいませってことです。

同時に、
一瞬の笑顔など誰でも簡単にできますが、
定点観測を続けていくうえで、笑顔をキープできる人ほど、
きちんと仕事として成り立つってことを言いたかったんです。

結局のところ、
受入先も特定技能者も、笑顔があふれる関係性を築ければこそ、
アナタにも支払いが行われ、笑顔になれますよってことですね。

そういう意味では、全て同じ。
リーダーとして、ふるまえるかどうかです。
周りから、リーダーとして、頼りにされていたならば、
アナタが食いっぱぐれるワケがないじゃないですか。

登録支援機関でも、申請取次の行政書士でも、
結局は同じ事なんです。
この業界で求められていることは。

細かいことは口を大きくして言えませんが、
私など、行政書士が作る書類まで、自分の勉強のために作成してみています。

だって、私じゃないと、現実は作れないから。
言い過ぎは百も承知ですが、それくらい勝手がわかっていて、
全体最適を整える観点から、私にしかできない書類作成だから。

みなさん、笑顔が続くことを最大基準として目の前の業務を深堀りできれば、
この業界、みんな笑顔になれるのになぁと。

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