先日、こんな事を呟いてましたが、
やっぱり、かなり「ピンと来てない業界人」って、多みたい。
これまた先日、ある方とお電話でお話しする機会がありました。
以前よりお世話になってる、私の好きな方のお一人(Aさん)でしたので、
「ところで…大丈夫ですか~?」って、お聞きしてみたところ、
やはり、ふわっとしか想定ができていなかった。
たまたまその先の実情を、わずかながらでも存じ上げていたので、
私「職員の上限規制は大丈夫ですか~?」
Aさん「今のところは、大丈夫~!今のところは。苦笑」
私「確かに育成就労がスタートする時点では、事業計画において、2社10人しか受入予定ではないので、2人もいれば十分といえるかもしれませんが、」
「もしかすると技能実習制度と合算で常勤配置を求められる…かもしれませんので、運用要領や、その後のFAQなど確認しないといけないかも…」
「運用要領が出た後でも、さらに細かなQAなんて、機構側も返答に時間がかかると思われ、いつになったら許可申請できるかわからないかも…」
「そうそう、技能実習の受入面接が来年で終わりますが、それまでに監理支援機関の許可を取ってないと、受入先は次の計画的な受け入れはできなくなりますから、早々に準備を進めねばならないのに、それも結構なネックですよね…」
私「あ、なんか、これまた先にならないとハッキリしないんですが、確か、各地に受入先ってありましたよね…」
「監理支援許可申請の書面はもう確定公表されてますが、その中に、都道府県の記載欄が設けられてまして、ある方は『近くに事業所を設けねばならない?』『受入先まで半日?1日?で行ける距離内にないといけない?』なおかつ、『その事業所毎に監理支援機関の許可申請が必要?』とか指摘されてましたが、どうなんでしょうね…ココも後日の要確認必須事項ですが…」
私「N5ハードルも…」
Aさん「N5は取得しないと入国させないくらいの勢いでやるつもりなんですけど。。。」
私「N5取得後、N4取得は…?登録日本語教員は?・・・」
・・・
その後、結局、30分くらい、アジャアジャとお話してました。
結論、『壁打ち相手』が必要。
私自身、
これってこういう解釈になりますよね?
ということは、こういう意味になりますよね?
であれば、こういうハードルを越えないと、こんなリスクを抱えるってことになりますよね?
など、9月末日の省令他、「幹情報」が確定公表されてしばらくしてから、
改めて色々と確認、相談してました。
そう、おかげさまで、壁打ち相手は、私の周りにたくさんいてくださってるから。
それも多種多様な立ち位置で、責任もってケアせねばならない立場で活躍されてる方々が。
当然、私なんぞよりも何百倍も頭脳明晰、お人柄も良く、
真摯に前向きに取り組まれている方々。
なので、私、そういう方々が周りに多くいらっしゃらない方々よりは、
一定以上は、的を得て咀嚼・理解ができているだけの事です。
そもそもが、「ピンときてる」方々は、
だいぶシリアスです。
それこそ、今後の身の振り方までも考えてしまうくらいに。
でもこれもまた、「無知の知」。
いや、「知」というよりは、想定力、想像力、展開する先のストーリーまで思い至るか…の話かもしれません。
そうそう、この話をしていた際、
Aさんの先では、まだ建設が多かったので、
特技に逃げようかしらん…なんて言われてましたが、
いや、元サヤの元技能実習生だからJAC含めて高いお金を払っても良いってやってるのでしょうから、
そもそもが、育成就労だとその時点からJAC加盟が求められるんじゃないですかね?って聞いたら、
あ…なんて呆然とされてました。
(というか、元実習生の量産も終わるから、そもそもどうするの?って話もあります)
そう、
もちろんAさんご自身でも想定のつく範囲の事です。
でも、頭の中の整理が及ばない。
色んなルールが「点」でしか散らばってないから、
その一手先に訪れる、別のハードルにまで想定が至らない(至れない)。
(だって、他にも色々セナばならない目先のことも少なくないですから)
そもそもが、こういう想定を広げる頭脳労働は、
苦手な方はもちろん、
人によっては潜在的にストレスそのものになりかねないし、
一つ二つの想定ができたら、ある意味、満足し十分だと脳が指令を出してしまう。
だって、まだ全部の風呂敷が広げられたわけじゃないんだから…
判断材料が全部でそろってから考えればいいじゃない…
でないと、二度手間三度手間にしかならないじゃない…
な~んて想定が自動的に脳の中に生まれてるから。
これらを、自然にストレスなく乗り越え、ピンとくる感覚になれるのは、
やっぱり、信頼できる壁打ち相手がいるかどうか。
う~ん、本日、セミナー開催日(録画は明後日10日まで)ですが、
次は、いわゆるこれらのテーマの座談会を開催した方が良いのかも?
いや、Aさんとの経緯を見るに、
互いの諸事情をある程度理解把握している個別壁打ち相手とのアレコレ会話でなきゃ、
やっぱりピンとは来ないかも…。
(だって、どなた様も、誰彼構わず、心配したり、懸念を伝えてあげた方がいいんじゃないかって思わないでしょ?)
まぁ、少なからず本日のセミナーで、N5ハードルの面からでも、
応用が利く方は、想定範囲や奥行きまで、様々連想できるとは思われますが。
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