陽性反応や濃厚接触者扱いされた際、また個室管理などの違反者は続出してるのでしょうね…

受入企業向け

水際ルールをどこまで徹底して守るのかは、自己責任…

昨日書いたように、白黒ハッキリさせたがるのが、人の常。
(全員じゃないし、諸状況にもよるのでしょうけど)

ルール違反者は戦犯かの如く、
やっつけろ!ってのがわかりやすくてスッキリ。苦笑

だけど、人間、白黒だけで生きていけるハズがない。

全てをルール通りに生きていれば、
みんな幸せになれるなんてお花畑のオツムの人は、
一人もいないと思います。

こういうテイストで書くと、
『じゃあ、何やってもいいんだ…』
なんて、バカッツラも出てくるのが、残念なところ。
(コレも自分の頭で考えない、脳にストレスをかけたがらない本能的なところですね)

だけど、こんな口ウルサイコメントを読んでくださっているアナタは、
そんなレベルの低い、安直な方ではないでしょう。

 
さて…

ほとんどは無事に
リスクに引っかからずに
予定通りのスケジュールをこなしていくのでしょうけれども、
中には、色んな方が増えてきます。

入国が続く中、確率論の問題とはいえ、
増えれば増えた分だけ、
陽性反応になってしまう方。
濃厚接触者扱いとなってしまう方。

確か、陽性は10日間、濃厚接触は7日間が隔離原則ではなかったでしたかね。
保健所に判断を仰ぎ、指導に従わねば、
エルフスなど修正しなければ、
誓約違反に問われかねないんじゃなかったかしらん。
せっかく許可されている在留資格もダメになるんじゃなかったかしらん。

また、あくまでも隔離は「個室管理」がルールではあるものの、
目の前のコンビニに出かけたり、
「出るな」といわれたら、「出たくなる」のもまた、人の常。
(もちろん、人にもよります)

コレ、ぶっちゃけ、徹底して守れる人って、
どんだけいるのかなって感じがします。

コンプラ意識の高い方々は、
無論、自ら律することができるので、
あの手この手で、徹底してルールを守っていきます。
そこに個人の身勝手な忖度など入る余地はありません。
ある意味、良くも悪くも機械的、一律的、
そういうものと、粛々と進めていきます。
窮屈に感じる人も多そうですが、
メリットは、「一切、ビクビクしなくて済む」コトです。
法廷違反という間違いは、ソコには存在しません。

一方、細々とした法の理解はそもそも無理な、
中小零細先の方。
土台、11月よりは優しくなったものの、
現状でさえ、複雑怪奇。
細かな矛盾ばかりに目が行き、
ルールの良し悪しの議論が始まります。
当然ですね、小難しいルールを強いてくる側が悪い…
そういう無意識が支配していますから。

でもね、ソレもまた、現実です。
こういう方々が、人格否定されるほど、
全てがダメなわけじゃない。

私などは後者の部類のため、どうしても肩を持ちたがってしまいますが、
重箱の隅を楊枝でほじくってるよりも、
もっと大事なことがあるんじゃないかって、
どしても思ってしまうクチなんです。

なんでか?
リソースを割きたい部分が違うから。
自分にそこまでのゆとりがないから。
そんな細かいところまでルールルールルールと言われても、守る意味が理解できないから。
コレ、どれだけ言っても、言い訳にしかならないので、
守れるようにしていかねばならないのは、わかっているハズなのに…

 
右側通行をすべきところで、左側を走っている…
横断歩道じゃないところで、道路を横断する…
時速30キロ制限の道路で、30キロオーバーで走る…
二人乗りや、手傘は今や厳禁なのに、自転車で平気でそう乗っている…

捕まったら罰金だったり、違反記録に載ったり、
少なくとも止められて、お小言を言われます。

全ては当事者の自己責任です。
現場の現実、諸事情、背景、
全て異なります。

 
見つからなければソレでいい…
バレるコトはない…
あ、そもそもがルールを知ろうとしないから、
守りようがない?苦笑

こんだけ情報化、透明化の時代に、
アンテナがさび付いている年配者は、少なくないんでしょうね。

だから、有識者たちは、
スケープゴート、つまり代表的な身代わりとなる処分事例をたくさん出せと。
メディアで取り上げろと。
(あ、誓約違反の研修センターがメディアに載ってましたね、一昨年にも)
厳罰化を求めるんです。

ルールを破ったら、大金支払え。
ルールを破ったら、死ね。

そうしないと、
ルール自体も知ろうとさえ思わないのが、下々の輩だと。
多大なコストをかけて丁寧に守ってる方がバカみたいだからと。

もちろん、
ルールを発出した役所側もまた、
あまりに軽んじられていると、
権力を発動し始めます。

ナメんな、てめー!ってヤツですね。苦笑

そんなこんなで、現実とのバランスを保とうとなっていくのでしょう。

気を付けるべき?は、
役所側は過去にさかのぼって、後出しじゃんけんできるってことです。
その気になれば、どんな小さなことでも、
法廷違反として処分できる権力を持っているのが役所側です。

こういった背景、現実を承知のうえで、
どこまでケアするのか。
無視するのか。
徹底するのか。

全ては当事者の問題です。
ご自身の選択は、ご自身で考えて決断してください。
それでこそ、受益者としての利害を享受できるのですから。

ただただ、残念なニュースが蔓延することのないよう、
願ってやみません。

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