人の心理が、ミスリードを蔓延させていくルール(仕組み)なんだ…

余談

なるほど…と感じるお話を聞いたので、
シェアしたくなりました。

昨今のカワイソウ駆け込み寺問題といい、
先日の花畑牧場のトラブルといい、
妊娠でも失踪でも、
たとえこの業界に関係のない事でも、
何でもカンデモ同じなんだと思った。

私自身、情報格差がこういった誤解や偏見を生む一因だと思っています。
同時に、それらからの学びや気づきのない人、
上っ面理解しかしない方々には
真因をつかむこと自体が難しい問題だと。

 
人は、『白黒ハッキリつけたがる』問題。

人の頭は、もやっとして答えが明確ではない状態には、
ストレスを感じる。

例えば、
今日一緒にご飯を食べに行くのか行かないのか…
自分が都合を合わせているのに、
相手の諸事情と結論が曖昧なまま時間が過ぎていくのは、
やはりストレスです。

妊娠問題に悪者は誰なのかがハッキリしないのは、
それは世間にとってはストレスなんです。

結果、そのストレスはどのように向かうのか。

メディアや権力側の誘導に流されていくんです。
声の大きな人が正しいと無意識に刷り込まれていくんです。
だって、自分の頭で考えず、
流された方が、これまた脳にストレスがかからないですから。
*気づいたり学んでいる人にとっては、自ら考えないこと自体がストレスなんですけどね。汗
*結果、他責思考にさせていく行為で個人的には嫌いです。

 
たとえば、今のロシアとウクライナの問題も同じ。

二項対立に対しては特に、どちらが悪いと決めたがります。
だから、どちらが悪いと、
権力者たちや声の大きな人たちの意向に沿って、
悪者が定まっていきます。

コロナも同じかな。
怖い怖いと思わせた方が得する人たちの意向によって、
市民感情もまた醸成されていくんでしょうね。

 
この業界で生きている私たちには、
受入側が悪いのか、
外国人側が悪いのか、
監理団体/登録支援機関が悪いのか、
送り出し機関が悪いのか、
そういった犯人探しが大事なコトではないコトを、
よくよくカラダでわかっています。

でも、
自身が身近な問題だけは、そういったバランサーが機能するんですが、
ロシアとウクライナみたいな「他人の庭、対岸の火事」的な視点には、
私も含め、まったくもって働かない人ばかり。

妊娠は、誰が悪いでもない。
でも、関係当事者が責任もって同じゴールへと協力しあえなければ、
目指すゴールへとたどり着けるはずがない。

失踪が良い事なんて、誰一人として思ってもいない。
じゃあといって、誰が悪いのかを決めつけて、
スッキリ解決するものじゃない。

そして、それを、関係当事者でもない外野に、
とやかく言われる筋合いはない。

でも、これらの問題提起をメディアがすると、
ハタから見ている私たち一般大衆は、
ここぞとばかりに、無責任な「決めつけ」をしたがる。

なぜならば、
白黒はっきり答えを出したいから。
脳に余計なストレスを与えたくないから。

 
さて、この話を聞いた時、
なるほどと思いつつ、どうしたものかと考え始めてしまう私。

問題が起きると解決したがる病の私。

安直に思うのは、
やはり教育に集約される。
それは『共育』に進化させて、加速度を生ませたがる。

若者たちなど、人生経験の浅い方々によっては、
理解できていない場合が多いので、
例えば、花畑牧場の時などは、
私なら、この視点から、相手に届くように伝えているのかもしれない。

結局は、どの俯瞰的な視座から見て、
どうあるべきかの採択選択になるんだと思う。

業界の、人生の先輩を気取りたいのなら、
適切な選択肢を提示してあげたいものだと、
改めて感じる、今日この頃…

あ、また別の方へ話が転がってしまった…汗

 
この件、
「白黒はっきりさせない」ってのも、
現実的な一つの選択肢であることを、
学んだ記憶もあります。
白黒の結論とは、出すべきタイミングってのもあるんだと。

キチンと学習してきたことを、
様々な場面で応用して、
活用できるようになりたいものです。

追伸、
どうせなら学校で、こういうコトを教えてあげて欲しいと思う今日この頃…苦笑

 

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