誰がホントにカワイソウなのでしょうね。
万が一、諸事情を知らない方は、
前提として、詳しくは、
メディアの報道元含め、先日の投稿をご参照ください。
また、本件について、
花畑牧場側も、登録支援機関側も、
それぞれに公式発表?をしていますので、
まずはそれぞれ一通り確認してみましょう。
2022 年 2 月 28 日
株式会社花畑牧場
ベトナム人従業員に関する一連の報道について
2022 年 3 月 14 日
株式会社花畑牧場
ベトナム人従業員に関する一連の報道について 2
2022 年 3 月 16 日
FUNtoFUN株式会社
株式会社花畑牧場におけるベトナム人特定技能労働者の問題について
そして、
2022 年 3 月 18 日
花畑牧場と札幌地域労働組合が妥結した和解協定書より
2022 年 3 月 19 日
ベトナム人従業員 3 名との円満解決について
以上が、ある意味、確定?公表されている当事者ないし当事者間の発信です。
注:時間と共にリンク先は消滅しているのかもしれませんが、ご容赦願います。
念のため、クローズドサイトには反面教師の備忘録として保管しておくつもりです。
花畑牧場側…おっしゃる気持ち、よくわかります。
でも、何でもかんでもたいていは、最終的な責任は、企業側にあるんです。
日本人の常識が通用しないのが外国人であり、
業者選定の責任もまた、受入企業側にあるんです。
良い悪い抜きに、ソレが今の法の在り方だし、現実です。
(ぶっちゃけ、ある意味、企業側のほうがカワイソウだとも思います)
なお、カネを積んででも円満解決に落着させねば、
特定技能外国人を安定して支援受け入れできない会社として、
入管や労基に目をつけられかねませんので、
会社としては、存続を希望するならば当然の結末ですよね。
登録支援機関側…まあ、そう言いたいでしょうね。
実質的な書面作成をしつつも、一般的に考えて、
捺印してあるんだから、、企業側が認めているんだ…
何も自社が好き勝手にやってるワケじゃない…
そう言いたいし、言えますよね。
また、コチラもJASDAQ上場企業のグループ会社として、
決して自社の非を認めるわけにもいきません。
他の取引先への悪影響も甚大でしょうから。
ちなみに、花畑牧場はすでに円満解決の書面の未公表中ですが、
コチラは「ウチに非はない」訴え書面を未だ掲載中です。(3/21現在)
確かに、
法的に言えば、「企業の支援」ではなく、
「特定技能の外国人の支援」が本分となり、
なおかつ、その責任は本来、受入企業がすべきことであり、
その委託を受けているという、
法的には、とても無責任な業務を担っているコトになります。
つまり、何があっても責任は取らない…。
まあ、どこまでも本当の意味で当事者ではないので、
そういうスタンスになるモノなんですが。
*ちなみに、入管の行政処分を食らっている登録支援機関もあります。
でもね…企業側は信用して、依頼しています。
私に言わせれば、
プロとしてお金を介在させている以上、
ソレが高い安いにかかわらず、
責任ってものがついて回ります。
法的のみならず、「道義的な責任」ってヤツですね。
それが「仕事」です。
本当のプロは、
ちゃんと「仕事」をします。
そしてそれは、「結果」が伴うものです。
無論、人のお世話的な仕事である以上、
望む満額回答にたどり着けない場合もありますが、
そうであったとしても、
最後まで寄り添うのは、
外国人労働者側であることと同様に、企業側でもあります。
つまり、企業側からの不平不満も出ないようにするのが、
本当のプロではないのか?ってコトです。
ココの会社は、最後にはケツまくる会社だと、
受入企業側からは見られることになるのでは?と、
余計な心配をしているところです。
いつものことながら、
反面教師ポイントと自分に言い聞かせるために書いているコトで、
決して特定の個をディスりたいから書いているのではありません。
こういう仕事をしてるのですから、
どうせなら損得や駆け引き、勝ち負け、言い争いで終わるのではなく、
互いに笑顔で「ありがとうございました!」って終わりたい。
特定技能でも技能実習でも日本人でも何事につけても、
目指す地点、方向性は同じだと思います。
追伸、
しかし、本当にこのお仕事は、
本当の諸事情や現実は、当事者にしかわかりません。
私のような外野は今までの経験から推測して、
好き勝手にしか言えません。
ケースバイケース…本当に千差万別です。
その上でもう一つ言えるのは…
今でも花畑牧場でマトモに働いてる135人のうちの大多数の方々。
そして、個々の諸事情や自身の判断でもめ事を起こすことなく去っていった方々。
おそらくこの件で“結果的に”甘い汁を吸えたベトナム人は、
マトモに働いているベトナム人たちから、
円満退職した後に転職先探しをしているベトナム人たちから、
裏で、何といわれるのか。
どのような責めや仕打ちを受けるものか。
甘い汁を吸った自分たちが、次の転職が可能となるモノか。
君子危うきに近寄らずじゃないですが、
もめ事を起こす可能性の高い人材を、わざわざ受け入れたがる企業などまずありません。
過去の経歴は消えません。
隠しても入管レコードには残ります。
申請時に虚偽があれば許可など出るはずもありません。
はたして、本当はどちらがお得なのでしょうね。
その瞬間で輪切って見て、カワイソウなのと、
人生通じてカワイソウなのと、どちらが本当にカワイソウなのでしょうね。
特定技能の外国人を支援するのが責務の登録支援機関ならば、
そこまでをキチンと相手に響くように伝えたいものです。
結果、彼らの人生が大きく狂うのですから。
そこまで伝え理解した後で、
自身で目先を選択した結果ならば、
彼らも甘んじて許容せねばなりません。
なぜならば自分で選択したコトなのですから。
今までにさんざん痛い目にあって、乗り越えてきた歴戦の監理団体職員ならば、
ここまでを踏まえての結果が、今回の結果と同じであったかどうか。
踏まえていれば、誰もが納得のいく結果であるので、
それこそ後悔はなくて済むのでしょう。
特に登録支援機関側としては、責務を果たしていると誰もが理解できます。
だからこそ、現場で直接対応する職員は特にリーダーシップを発揮できねばなりません。
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