ロシアとウクライナと、技能実習とカワイソウと…

余談

先日、ゼレンスキー大統領の国会演説がありましたね。
誰が何と言おうとも、
罪もない人を傷つけ、理不尽に将来を強制的一方的に奪い去る行為は、
決して許されません。

でも、今回は、不謹慎かもですが、
例えとして取り上げてみます。

 
…本質的には何でも同じだよなあと。

ロシアにはロシアの言い分がある。
ウクライナにはウクライナの言い分がある。

技能実習関係者には彼らなりの言い分がある。
カワイソウの人権至上主義者にも。

ロシアとウクライナで、こう見てみましょう。

注:以下、決してロシアの戦争行為を肯定するものではないコトを、
改めて誤解なきようお伝えしておきます。
あくまでも、「見方」の「視点」の問題を提起したい一例となります。

ロシア、プーチンは、
ウクライナ国内でロシア人の差別、イジメ、虐殺があまりにも酷かったから、
ロシア系住民の人権を守るために、立ち上がった。
裏にいる国をまたいだ利害関係者によって、
ある意味、戦争を起こさざるを得ない状況まで追い詰められた。
(と言っている方々もいる)

ウクライナは、大統領や県知事が
民族差別してきたことや、
裏で上手に支援してくれる人にそそのかされて、
ウクライナ人≒国民を守るために、
勝つために悲惨な光景ばかりをメディアにのせるよう、
報道関係に便宜を図っているのかもしれない。
(と言っている人たちもいる)

報道関係者もまた、
どれだけ悲惨な事態なのかをこぞってアナウンスするほうが、
視聴率や接触頻度を高められるから。

人が死ぬ絶対悪を、エンタメ化してる側面は、残念ながら否めない。
人の優しい気持ち…「カワイソウ」は、
義援金や様々な支援活動へと拡がって、
どこの誰に、どのように、届くのかさえわからないままに、
ロシア全面悪という社会正義の空気が醸成されていく。

 
感の良い方はお気づきですよね。

確かにロシア人の中には、
人殺しという絶対悪に抵抗がある人は多いし、
兵士志願してウクライナをやっつけろ!って人たちはおそらく少数派。

ウクライナもまた、
普段のロシア人弾圧、差別を良しと思っている人たちもまた、多くはなかったことでしょう。

 
私たち自身も含め、世間様というのは、
白黒つけて、「誰が悪い!」と叫ぶ方が
圧倒的に「楽」なんです。

妊娠した人、無垢な赤ちゃんがカワイソウ…
連動してそのお母さんもカワイソウ…
失踪した人、騙されて低賃金で奴隷労働させられてカワイソウ…

社会や現実という背景は、
一概にステレオタイプでは見れないことをわかっているハズの業界人でさえ、
メディアに踊らされる情報弱者、リテラシー弱者に成り下がり、
単純思考でウクライナがカワイソウだからロシアが全て悪いと鵜呑みにしていく人がほとんどなのでしょう。

*ロシアもウクライナも、どちらがどうのとは、私にはわかりかねます。

上っ面しか見えていないと、
そんな仕組みを想定、想像、理解デキナイと、
軽く見られ、信頼されない人のまんま、
成長が見られない。

誰もが最初は視点が短絡的だし、
視座もまた上下のコントロールが難しい。

俯瞰的な視点というのは、
訓練しないと身につかない…
って、誰かが言ってたような記憶がある。

物事、事象を総合的に見定められる大人でいなくては、
外国人の若者たちなど、
本当の意味で救えるハズがない。
支援なんて、言葉遊びで終わるもの。

成長しない人、
デキナイ人、
指導を上手に行き届けられない人は、
この業界での活躍は難しい。

成長したいな、それもなるたけ早く、なるたけもっともっともっと…

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