廃止される技能実習制度で、新職種作業が追加になる理由…

受入企業向け

ある意味、ビックリなのが、この件。

廃止だってのに、新職種作業が追加されていく。

林業職種の育林・素材生産作業
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=550003974&Mode=0

ぶっちゃけ、「育林・素材生産」部分は正にニッチではあるものの、
さすが、特定技能ゼロ号的位置づけの育成就労制度施行をにらみ、
今のうちから、実態は大して変わらない技能実習でも、進めておこうってことなのか。

そうなると、今後、このパターンも、他にも出てくるかもしれない。

 
逆は容易に想像がつくし、圧力も相当だと思う。
昨日の経産省3分野に追加された職種作業的延長線上の産業分類番号が良い例かな。

ただ、まさか、特技があるのに、技能実習がない職種作業もまた、
新職種作業として追加されるとは思いもしなかった。

てことは、外食も技能実習に追加されていくのか?苦笑
(たぶんないと思うけど…わからん)

 
何が言いたいかというと、少しずつ、ズレ、漏れ、ブレ、などなどを、
統合していく流れは、もう始まっているって話。

本気で、技能実習と特定技能の就労基準を、特技へ一本化させている。
加えて、階段として繋がるように、正誤性もまた、整え始めてる。

新規参入者にしたら、まったく流れが理解できないのでしょうね。
てか、無知の知のまま、突き進む以外の選択肢はない。

長年の経験者にしてみても、細かく軌道修正を、それも上書きでし続けていかないと、
昔はこうだった…では、済まなくなっていく。
つまり、“潜在逸失利益”が増大しかねないリスクが高まっていく。

 
ちなみに、

特定技能【飲食料品製造】追加
https://kanpou.npb.go.jp/20240723/20240723h01269/20240723h012690004f.html
スーパー追加と、豆腐・かまぼこに限るってヤツ。

同日で、以下も出てました。
2024.7.23 「特定の分野に係る要領別冊」(飲食料品製造業分野)を更新しました。
https://www.moj.go.jp/isa/applications/ssw/nyuukokukanri07_00201.html

飲食料品製造業分野 ※2024.7.23更新(新旧対照表)
https://www.moj.go.jp/isa/content/001421837.pdf

逸失利益って、こういうのですね。
豆腐・かまぼこに限るって言ってるのに、

どこに書いてあるかわからない。
チェックしても覚えちゃいない…(私のケースですね)
確認したいときに、この出典元がわからない…(私のケースですね…メールをワード検索すればわかるのが救いかな😅)

結果、無駄な時間を費やす…だから私、有能な脳スペックの方がウラヤマシイ。涙

 
いずれにせよ、6月に国会を通過してから、
すでに着々と、脈々と、小出しに変化は始まっています。

では、じゃあといって、全部で揃ってからチェックすればいいや…なんて言ってたら、
本気でとてもカバーしおおせないほど、膨大になる。
コレ、たぶん現実は、一分野特化でさえ、結構手間になる。

隣の芝生を見て、周りの芝生も自分とこの芝生もまた、変わって行くから、
隣の芝生がどんな動きをしてるのかも、実は大事。

なんにせよ、我々にしてみたら、きちんと覚えていられるかどうかは別にして、
小出しの方がありがたい…日々、少しずつ上書きしていけば良いのだから。

そうやって、無理なく、自然と、少しずつ、変化に適応して行きましょう。

どんなペースでどこからどんなアップデートが出てくるか、誰もわかんないんだから。
 
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