技能実習制度、特定技能制度…属人的であるべきか、組織的であるべきか…

仲間

私は唯我独尊ワガママタイプだからか、
ついつい属人的である場合が多い。

書類はあらかた自分で作り、
詳細チェックなどで関係当事者に任せる。

送り出しはある程度は意見するものの、
責任者が決めた先の担当者を育てるべく、
密なコミュニケーションによって、
ある程度は自分でハンドリングできるくらいにまで、
関係性を構築する。

受入先はもちろん、様々な手を使い、
私の発言や対応に一目も二目もおいていただけるように、
結果を出して、特にその過程において上手に報告、相談して、
私がどんなことを考えて、ナゼそのように立ち回っているのかを、
事あるごとに、ウザがられない程度に、
伝えていく。
立ち回る。

外国人労働者とはあらゆる手段を講じて、
適度な頻度でコミュニケーションを図る。
中国人は筆談、フィリピン人はカタカナイングリッシュ、ベトナム人は通訳繋げてだけど(今ならAI様翻訳でのSNSかな)、
当然、出川の如く、顔見て目を見て表情からボディランゲージから、日本語であっても、
特に相手に伝われ!届け!とばかりに、
コミュニケーションを図る。
少なくとも一定以上の信頼関係を作る。
(ただし、距離感は適度に保つ…ただの友達では指導が響かない)

その分、私が倒れたり、
何らかの理由で現場を離れたものならば、
一気に上手いこと回らなくなってしまう。
(自意識過剰…苦笑)
(誰一人いなくなっても、世の中は回っていく)

一方、
大きな組織の役割分担が細分化されてる組織。
 
キレイに、
書類責任は誰々…
現場担当は誰々…
通訳は誰々…
賃金確認は誰々…
トラブル対応は誰々…
機構や入管、労基対応は誰々…
送り出し側との折衝は誰々…
システムで様々繋がり、
連携、共有も手厚く、
それぞれに有機的に機能して動いている。
つまり、
誰か一人抜けても、
組織としてクリティカルに困ることはない。

ただし、
えてしてこのような組織の場合、
個別に深く継続的に寄り添うことは不可能なので、
結果的には、グリップ力が比較的弱くなし、
こんな有事の際はトラブル勃発、歩留まりが悪くなる場合がある。
※素晴らしいリーダーの下では、たいていは回っていく。
※もちろん、属人的であっても、相性合わないなど歩留まりが悪くなるコトもある。

一定以上の数をこなせて、
経営上のリスクヘッジを「人数や件数」で実現するなら、
後者の組織構築に励むべき。

属人的を目指すなら、
独立して立ち回れば良い。

 
実はコレ、個人的には、
正解などないと感じています。
 

その人毎に、向き不向きがあるだけ。
だから、
我が信ずる道を行かないと気が済まないし、
そうでなくてはメンタルがヤラれるのタイプは、
属人的な路線を進めば良い。

自分個人で責任を負うなんて考えられない、
そうせねばならないくらいなら、
周りとの軋轢なんて愚痴吐き出してヨシとできる、
その程度のメンタル力はある…
なんて方は、組織的な路線を進むべきであるだけ。

ただし、
特に属人的タイプの場合、
えてして知らずと何かと偏る場合は多いので、
必ずブレーキ役や相談できる信頼をよせる仲間たちが様々いたほうが良い。

同様に、
組織的タイプの場合、
常に誰かに支えてもらってないと機能せず、
全体像を俯瞰的に見れていないことに気づかない場合が多々ある。
そして、全てを自分のおかげと勘違いしやすくなるのもアルアルなことです。

そして、
属人的であろうが組織的であろうが、
この仕事、決して一人でできるものではありません。
関係当事者とのコミュニケーション能力は必要不可欠であり、
テキスト、口頭問わず、言語化能力は必須となります。

コミュニケーション能力とは、
口がウマいなんて薄っぺらい話ではなく、
人間力そのものにもなります。

相性の好き嫌いはあっても、
人に嫌われない、
人に恨まれない、
人を裏切らない、
ルールは守る、
約束は守る、
筋道は通す、
人に信頼される人でないと、
どんなタイプであっても、
一緒に仕事はデキナイってなるんです。
たとえナニジン相手であっても。

精進していきたいものですね。
そして、
この精進を自ら加速させられ(私はコレを環境、「場」のチカラを活用すべきと思ってます)、
なおかつ求心力のある人が、(情報発信する人が求心力の中心になりがちです)
この業界で求められているんです。

ソレが属人的であろうと、
組織的であろうと…

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