私たち、現場の人間では、どうにも改善、解決できにくいもの。
それは、国家権力、役所に振り回されること。
(あと、日本と違うその国の慣習や文化にもね)
それも、実際にはどうしようもない部分で。
以下、ある時、あるタイミングで、やり取りしていた時に、
実際に届いたコメントが生々しくリアリティあるかと、転載しちゃいます。
(当然、この特定をできないように、意味が伝わるように、加筆修正済)
※前提
何かと予定通り、想定通りに行かないから、
2カ月以上、随分早くCOEを送り出し国へ送って、手配を進めてもらってたのに、
なんでかまったく、渡航日時の確定連絡がこない…
—
お疲れ様です。
○○国からの入国、なんでここまで長引いているのか○○さんに色々聞きましたので共有します。
(監理団体名)からCOEを送ったのは10月下旬某日。
↓
健診。ここで2名がひっかかって、2週間服薬ののち再検査。
↓
VISA申請(12月初旬)
実習生の名前が犯罪者と同じで、そこに確認作業が要したことと、
(送り出し国)政府は良しとした証明写真が日本政府が良しとしなかった。
このあと出国オリエンテーション(半日)、OEC申請(1~2日)。
3連休中にVISAおりなかったら間に合わないですかね。。
—
原因の数々…
1.送り出しと窓口担当者の問題
ココは、送り出しも窓口担当者も良いとこあるんだけど、
…どうしてもトロい。(失礼)
→手を変え、品を変え、時を変え、ケースを変えて、何年も話をしてきても、まったく関係当事者の都合を配慮できない。
つまり、入国後の迎えや、講習スケジュール、他の来日者との兼ね合い、などが想像できないらしい。
→前述をケアできずとも、最低限の状況報告などがないと、余計に相手を振り回して迷惑かけたくない事が、想定できない。
2.1をわかっていて、送り出しを変えられない理由
※説明すると長くなる理由が、根本的かつ実質的な理由。
切り替えるだけの代替先もあるけど、実はもう最後の受入案件だったし、
今までもこちら側が苦労して動かしてきて、何とかしてきたから、これが最後と。
てか、そもそもがこの1件、数名だけ受入時に使ってる送り出し機関なので、監理団体としては大勢には影響ない。苦笑
3.送り出し国独特の時期的な背景諸事情のため
そもそも某国は11月…特に12月は全くといってよいほど、何もかもが動かない。
(毎年思うけど、よくもまぁ国が回るなぁと)
→当然、この時期周りは避けた受入計画を立てますが、今回に限り、諸事情にてこの時期になり…涙
ま、要は、日本側では当たり前すぎるのに、
送り出し国では、「その当たり前」は機能しないってアルアルの部分です。
・犯罪者と同名って、たまにあるけど、そんなん募集時=採用決定前に確認しようもないって。
(手間賃のお金払えば、まだもう少し早い段階で全員確認できるかもだけど、たまにしかない分、全員分を費やす意味ある?)
・パスポートの写真を某国がOK出してて、日本はOK出さないってのも、たまにある。
→こういうのは、エイヤーで数日で再度用意させられるだけのパワーは持ってるのが、この送り出し機関。
(てか、意味は分かるけど、国がOK出してて、日本はOKしないって、すごいよね。苦笑)
現時点で、入国後のスケジュール調整が、各先と連絡を取り合い対応できるならば、
本当の問題は、入国日。
10月某日に発行されたCOEは、当然、1月某日で有効期限が切れる。
ここでまた、面倒な作業が増える。
さてさて、実際には、いつ来日できるのか。
人権ガー!とか日本も某国も声高々に叫んでますが、
叫ぶだけで、こういう面で、まったく考えて配慮してない。
人権派の方々、叫んでくれないかなー?
あぁ、叫ぶとしたら、それでも招聘する受入側が負担金を払え!ってだけでしたっけね。
いつもながら、
こういうイレギュラーは極力なくし、
生産性の向上を図っているものの、
どうにもゼロにするのは難しい。
てか、現場が机上通りに何事もなく進むワケがない。
そのくせ、非営利事業として、損益ゼロにしろ…安定事業上、ありえない。
結果、どこかでバッファを作らねば、現実は回らない。
まったく難儀な業界です。苦笑
で…長々書いてやっと前振りが終わり、
今後の問題は、登録日本語教員の話。
こういったケースの場合、
マヂでスケジュール調整が微に入り細に渡って対応できるのは、
毎日毎日、何十名かで入国案件がまとまって動く先か、
こじんまりとでも入国後法定講習などを自前で内製化し、
登録日本語教員にも、別の業務を対応してもらったりして、
ある程度はコントロールできる先。
つまり、上限20名も含めて、実際にケアできる対応力のある先のみ。
どちらでもない先は…ご想像の通りとなります。
現場をわかってると、今回のケース以外でも、
本当に様々な要因から、想定通り予定通りにはいかないケースが多々あるのが容易に想定できます。
それでも何でも、ガイドラインとしてのルールはルール。
結局のところ、
日本語能力やら、資格やら、ルールやらでは、
何一つまともに動かない。
そこの現場にいる方が、脳も身体もフル回転して踏ん張り続けない限り。
決して大儲けできる業界じゃないけれど、
AIに奪われようのない、情報強者×成熟した大人じゃないと、
とてもできない業界。
技能実習が育成就労になろうとも、
特定技能が厳格化されようとも。
追伸
上から目線にしか聞こえないかもですが、
こういうトラブル以外、ほぼほぼないのが私。
そうでなきゃ、たとえ現場対応件数は少なくとも、アレコレやってらんない。苦笑
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