先日来、色々と考えてジタバタしていますが、
その中で、なんとなく、具体的にイメージできるようになってきました。
いよいよ、ほとんどの業界団体や業界人が、
櫛の歯が欠けるように、時間の問題で廃業となっていく将来が…。
わかりやすく、育成就労と特定技能に分けて書いてみます。
なお、現実は多岐に渡るので一概には言い切れないけれど、
「現実的かつ一般的であろう一つのパターン」として、例示してみます。
【育成就労】
入国時にせめてN5で来日する場合。
→N4対策のため、登録日本語教員による就労課程の日本語教育を100時間施さねばならない。
→該当教員の時給を3,000円計算すると、30万円×一人を来日後に費やさねばならない。
…受け入れできる先ありますか?
また、以下の特技に関係する部分を書いておくと、
「上記で受け入れデキる先は、一定の理解と成熟先である確率は高く、外部に転籍転職者を出す確率は低い」
【特定技能】
1.元技能実習生が7割の候補者である以上、育成就労外国人が特定技能の予備軍。
=そもそもが支援を委託してもらう特技の外国人が少なくなっていく。
2.送り出し先で、N4×該当試験合格者を揃えられる先って、付き合いあるの?
3.転籍、転職希望者って、アナタの先を満たしてくれるほどの該当人数って、いると思う?
※外食や宿泊?など留学生上がりを仕入先(失礼)にしてる場合は別…供給が続く限りね。
なんとなく…ですが、コロナ時と似た感じになるかもって。
つまり、入国が無い=新規はない分、既存で抱えている先の持久力次第で、
寿命が変わる。
(意味合いが分かればわかるほどに、技能実習での駆け込みはかなりの数字になる)
時間を稼げている間に、現実の数字が出てきて、国が制限緩和に傾くか、
もしくはスタート前後で、時限措置的な緩和を設けてくるか、
はてさて、どうなっていくのやら。
お分かりの通り、「仕入先」を持てているかどうか。
受入先の開拓以前の問題。
てか、既に受入先の陣取り合戦は、あらかた終わっているとも思われる。
今から新たに受け入れしようにも、コスト高過ぎるし、
複雑怪奇かつうるさすぎるルール詳細に、
とても初受入先がついてこれるとは思えない。
まして、ど素人や毛が生えた程度じゃ、使い物にならず、事業自体を潰されて終わり。
一般的な中小零細レベルじゃ、ちょっと説明しただけで無理!ってなってるのは、
もう何年も前からだから、輪をかけてムズイんじゃね?って。
N4以上で送り出してくれる先って、世の中にない事もない。
でもそんな先は、当然、宣伝なんてろくにしてない。
現付き合い先を大事に、頑張ってる場合がほとんど。
というか、
そういう送り出し先が求めるコストは、
金の亡者には話にならない。
ね…このストーリーで見た場合…詰んでるでしょ。
ただね…
2017年当時、介護が解禁になった時、
既存事業者のほとんどが、『合わないからヤラナイ』って答えでした。
今はどうですか?
同じように、とても現実的にはあり得ない…って見解であっても、
世の中の現実は、その通りで進むとは限らない。
ただし、踏まえて乗り越えていく方々は、
今まで以上にホンモノでしか、在り得なくなっていく。
どうする?業界人?
追伸
こういう時こそ、一組織を超えた仲間の存在って、ハチャメチャに大きいんですよね。
自組織の事業存続、発展に欠かせないヒントや気づきや励みをくださるから。
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