NBI 3-3 インド簡易レポート

ポイント

インドも面白かった。

他国と比べて感じたのは、
総じて頭がいい人たちが多いんだろうなって感じ。

ただ、それこそ中国とも違う、ベトナムとも違う。

 
あくまでも私の印象ですが、
たぶん、フィリピンと比べるとわかりやすいかな。

フィリピンは、本当に優秀な方々は、
米国やカナダ?ヨーロッパやオーストラリアなどの、
日本よりももっと高賃金の国を目指す。

次点以下というか、
別の意味で日本を好きでいてくれて、
憧れみたいなものを持ち合わせてくれてる方々が、
日本を目指してくれてる。

スキルはともかく、言語習得の頭脳労働が苦手な方は、
中東へ出稼ぎに行く。

それに、たいていはある程度英語が話せるので、
日本以外の先進国や中東系へは、
新たな言語を習得する必要が、たぶんほぼない。

この辺りまでは、おそらく共通な捉え方。

で…

 
まず、フィリピンと比べたなら分母が違う。
圧倒的な人口って現実がまず一つ。

更に、
フィリピンの多数と違い、
その程度に応じても、総じてキャリアアップ思考が根付いている印象。

つまり、自身や家族の豊かな生活を夢見て、
数年スパンで先を考えて目先にトライしていく考え方が、
なんとなく大なり小なりデフォで入ってる。

当然、インドとはいえ、出来不出来には相当なグラデーションがあるので、
上昇志向の度合いは様々なのでしょうけれども。

結果、

3年クルクルの人材が欲しい場合は、
そのストライクゾーンにキチンと絞ってマッチングできれば…。

特技2号やもっと上の在留資格や技能検定を目指して、
ちゃんとステップアップの長年雇用を目指す受入の場合は、
その適性を見極めたマッチングを…。

後は、相当な設備投資をしてのスキル訓練施設も整備されてる送り出し先があるので、
スキル重視の即戦力人材ってのも、
事前教育など、職種によっては対応可ってのも特色でしょうか。

そんな幅のある国って印象でした。

 
ただし、

・遠い…視察や現地面接コストが高い。
・出入国審査が妙にやたらとウルサイ。
・地域によっては、相当に発展しているので、特に代表的な街中では、安さはあまり感じられない。

そんな感じかな。

あと、お腹が弱い方には厳しい国かも…苦笑

  
色々と他国の一部と似てるところもあれば、
まったく違うところもある。

今回、3カ国にそれぞれ順番に回ったおかげか、
受入先毎に、その希望するマッチング人材毎に、
国と送り出し先は選ぶものだと痛感しました。

ただ、イタズラに?国ばかり増やしてもリソースを食われるだけなので、
各者が個別に抱える諸事情によって、
色々別れるんだろうな…って感じた次第。

しかし、
全部初入国かつ初の現地送り出しの様子を、
複数先で見てきて、
けっこう情報の質量ともに、
整理整頓するのが大変なんじゃないかなって。汗

 
この業界も、細分化が進む=バリエーションが増えるので、
より混とんとしていく気がします。

現場はより大変に…。

 
追伸

それこそ、SNSなどでアチコチでちょっとした相談投稿が日々増えてますが、
個別に抱える諸事情を理解した上での、
部分最適な答えを求めていても、
たぶん、背景の説明なんてほとんどできない方からの”ヘタクソ”な質問ばかりなので、
求める答えは一向に得られない…ってなってる。

まったく、より難儀さを増し続ける、
ナカナカにキッツい業界だって、心の底からそう感じました。

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