パート2:なんでそんなに儲からない事ばかりやってるのか、ちょっと書きたくなった。

お金

先日、「自分の事」で書いてたけど、今度は、「周り(業界)の事」で、改めて書いてみたくなった。

どうして、そんなに儲からない事ばかりやってるのか…続けているのか…

私がそう思い感じてしまうのは、
『目先の銭』だけひたすらに追いかけてる方々。
儲かると思い込んで、ひたすら人材に値札を付けて売りさばいている方々。

ここ、立ち位置の微妙なズレで、180度、意味合いが変わるし、
傍から見わけがつかないので、なかなか難しいところなのですが、

誰のためにやってるのか…
なんのためにやってるのか…

ここの考え方、姿勢次第。

そして、そこに明らかに価値がある結果を導けたなら、
それは、堂々とお金をもらえるし、
相手が喜んでお金を支払ってくれる。
(まぁ、喜んで…というよりは、納得して支払うって感じ)

もっと言えば、
この辺りを上手にコミュ力使って相手に十分と感じさせるのが上手な方が、
詐欺師まがいの事をする場合もあるんですが、
前述から見れば、相手が十分に納得してるなら、まだ許容範囲内かもしれない。

残念なのは、
1㎜でも明らかにクリティカルな失敗やミスをしたり、
目先だけは良くても、後々、致命的な事態になりかねないのを承知で、
目の前のお金だけを追う方々。

後先は相手が決め、当事者が負うべきことだからと、
知らぬ存ぜぬ、私が関与する部分ではないって方々。

 
ナゼ、私が、そんな残念な方々が「儲からない事ばかり」と言い切るのかは、
売上や利益の考え方によるもの。

売上(利益)ってのは、以前書いたように。

単価×数量×頻度

で表すことができる。

10万円も、たったの一度きりなら、10万円で終わり。

10万円が3年間で3度あったなら、30万円で終わり。

10万円がエンドレスで続くなら、
その回数が増えれば増えるほど、
エンドレスで100万にも1千万にもなる。

この業界では、特に「数量」はもちろん、「頻度」の比重が大きい。

続けば続くほど、リソースは低減していくし、
(知るべきこと、わかっているべきことは、ドンドン少なくなっていきますからね)
いわゆるコスパは最大化に向かう。

ならば、儲けたいなら「頻度」をいかにして続くようにするか。
ここに一番のリソースを割くのが、上手な儲け方となる。

 
「頻度」を安定して強固なものにするためには、
何が必要か…は、フツーに想像できる当たり前の事で十分。

ただし、その奥深さ、カバー範囲、そして業界ならではの人間力を限りなく昇華させ続ける事に他ならない。

なので結果、たいていの方々は、それぞれ個々に一定以上と思える線引きを自ら勝手に定め、
その線引きに従って、それ以上の対応をしない。

だから、どこか何かのタイミングで、「頻度」が途切れてしまう。

「頻度」が途切れたなら、当然、「数量」も「単価」もゼロとなる。

 
もう一つ言えるのは、この業界では、
「新規獲得コスト」があまりにも大きいという事。

イチイチ数字で計算する人もマレなのでしょうけども、
はたして毎月、1社3名の受入先を獲得してくる人材って、
この世に何人いるのでしょうね?って話。

一番、見つけてきやすい経営者であっても、
おそらく年に片手に収まる数社が限界でしょう。
注:コンプラも支払い能力も適合性も経営者レベルも、何も問わない人手不足先ならゴロゴロありますけどね。苦笑

 
こんな私にまで、年に数度の紹介の連絡が届く場合はありますが、
たいていは、やんわりお断りするケースがほとんど。

そんな中で、数年に一度、何かの機会が恵まれて、
お付き合いが始まる現場が生まれます。
(今は特に、増やせないし増やそうと思ってもいないので、お断り一択なんだけど…)

で、付き合いが始まったなら、私から切らない限り、
延々と続いています。

あ…一社、どうしようもなくなって受入止めてる先もありますが、
結果的には、今でも繋がってるし、いつでも再開の機会となればリスタートがかかります。

イヤラシイ言い方ですが、続く先からカレコレ何百万の利益を頂戴してきたかわかりません。

それを、残念な方々は、たかだか目先の10万だけのために、
毎日毎日、動いてる。

 
あー、ちょっと大変失礼な言い方ながら、
出稼ぎの外国人労働者の若者達と変わりない近視眼だからなのでしょうね。

毎日毎日、ストレスにまみれながら、ひたすらに「目先の銭」だけを追いかけ続ける。
今月の自身の所得原資を稼がねばと…。

どうしてもこの業界で稼ぎたいなら、
あえて別のもっと稼ぎやすい業界で稼げばよいのに…。
(そうも思って、先日、物販のお仕事も紹介してます)

どうしてもこの業界に居たいなら、
別の業界で稼いだ活動原資でもって、この業界で踏ん張ってれば良いのに…。

ゆとりなく参入してきた方々は、
そうやって、もっと王道を踏み均しながら、どっしり歩んでいくのが一番の近道なのに…。

そう思ってやまない今日この頃。

 
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