この業界…本当に学ばない人、行動変容できない人は、淘汰されてますね

受入企業向け

現場で学ぶことは本当に多い。
百聞は一見に如かずと言いますが、
百見は一体験に如かずとも言えそうです。

それだけ、歴史のみならず、
体験、経験価値というのは、必須なのがこの業界。

かくいう私だって、それほど多くは抱えられないものの、
現場からはずっと離れず、お手伝いしているくらい。

だけど、
自分の経験が全てだと勘違いしてしまうのもまた、
この業界では、よくある残念な話。

例えば、
昔ながらの歴戦の方が、今は全く移り変わってしまっているのに、
今でも自身の体験則から抜け出せない。
トップがそんなだと、下に連なる組織の従業員全員がハチャメチャ困ったことになる。

例えば、
自分の周りのベトナム人は全員モンスターばかりだったからと、
ベトナムを全否定するような人…、
こういうのも至極ナンセンスな話。

でも人は、
ちょっと立ち止まって振り返ってみたり、
足元を確認してみればわかるものを、
謙虚さをなくすと、無意識のうちにふんぞり返ってしまう。

そう、
だからこそ、
自分たち以外の、様々な現場での出来事を自分事のようにできれば、
自分が学べることは飛躍的に高まっていく。
ブレずにズレずに、自分の立ち位置をも確認し続けることが大事。

さて…実は今回、
この「体験は大事も体験のみでは無理があるトーク」が本題ではなくて、
単なる枕の一つ。

 
別の視点で、今度は変化について。

最近、技能実習がどれだけ素晴らしい制度だとしても、
素人にはその良さが実感できにくい複雑な制度であり、
一側面だけを取り上げて騒いで商売する人も少なくなく、
複雑=情報弱者の自然量産=詐欺できる対象者が増えるという悪質ブローカー問題もなくならず、
新法が施行されて5年足らずではあるものの、
現状のままでは、無理がありそうな感じがしています。

民主主義の日本では、どのみち多数決のポピュリズム。
国が決めれば、良い悪い抜きに従うしかない法治国家。

無くなる選択肢もありなのかもと感じるようになってきています。

ただ、無くなるといってもステークホルダーのすそ野が、
他国各国にまで及ぶ、とんでもなく広い業界なので、
いきなりなくなることは、まずあり得ない。

つまり、少しずつ、体を変えていくように感じています。
そう、実質、無くなるワケではない。
来年、本当に、色々変わるんじゃないかな。

ただ、ポピュリズムに押し切られるか、アウフヘーベンしたレベルまで昇華していくかは、
我らが誇る優秀な官僚の方々の力量次第。
(先日書いたように、一定の厳罰化は否めないんじゃないかな)

こういった根幹的な変化において、
学んでいる人は、その可能性に対して、少なくとも心(頭)の準備ができる。
準備ができるとは、先回りできるって事。

そして、これらは身の回りの実際の体験価値だけでは、とてもたどり着きにくい部分。
…つまり、世間様の動きさえ、自分事として考えられているのかって部分。
(雨が降っても自分のせい…それくらい自意識過剰でいる方が良いって事)
(でも、それを口に出して周りの人には言わない…アイツどんだけ偉そうやねん…って私のように言われてヨシだから。苦笑)

 
もっと言ってみれば、
この円安、インフレが続き、
日本が昔や今の他国と比べて相対的に、
「出稼ぎ底辺国」の認識が広がれば広がるほどに、
業界そのものが大きく縮小していきます。
(賃金上昇も避けられず、力のない先は淘汰の一途…受入先も加速度的に減ってくでしょうね)

次の(別の)ステージへと様々トライして切り拓いている方は別にして、
化石のごとく、変わらない人、変われない人は、
ことごとく、自分は何ら間違ったことはしていないのに…と最後まで思いつつ、
見事に沈んでいくんだと思います。

でもね、本当に外国人の若者たちが助けに来てくれない日本になったら、
いったいどれだけの社会変容が起きるのでしょうね。
少なくとも、今と同じ生活では絶対になくなります。
そしたらそしたで、また行政の責任だと批判するんでしょうね、大多数は。

 
以前、どこかでつぶやいてた記憶があるのですが、

変化は拒絶するものでなく、
ストレスを感じるものではなく、
むしろ好んで積極的に取り入れ、
なんなら流れを読んで、
自らに適した変化へとカスタマイズしていくくらいの気持ち、姿勢が、
望ましい…

流れが激しさを増し続ける今、この先、
この視点においては、
繊細さも細やかな気遣いも一人一人に寄り添う気持ちも、一切関係なく、
時代は流れていくものです。

日本の総理だって、プーチンだって、習近平だって逆らえない。

変化への適応を図るにあたっては、
それ以前に、
哲学や脳科学、また歴史から、人間の本質を知るコト。

=自分自身、相手という他人である個人、人が集まる社会、願いや信念などの集合体となる宗教、
こういった部分も学んで十分な理解がないと、足元=立ち位置自体を間違えてしまう。
理解していても適宜活用できてないと意味もない。

そのうえで、
1、3つ以上の全然違う視点から、流れを俯瞰的に見て知るコト。
2、根底に流れる何かを感じ、気づき、言語化するコト。
3、踏まえて自分としたらどう乗り越えていくべきかを定めるコト。
4、実践してみて、後はトライ&エラーを繰り返すのみ。

・・・

 
あぁ、いつも通り脱線し、ちょっと書ききれない💦

今回の流れで簡単にまとめると、

・体験だけで全ては賄えない。
・世の全てを自分事とできるか。
・淘汰されない自分になるためには、
 変化に適応していくためには、
 色んな事を知って、応用して行動に移そうぜって話。

一つ、ポイントを…。

「人」を知る中での一側面として、
日本語教育や躾のみならず、
ほぼ全ては『習慣が人を作っている』ということがわかる。

逆を返せば、
上手に習慣を変えると、勝手に変化に適応していくってこと。

どんな習慣が好ましいのか。
他の誰でもなく自分に落とし込みたい場合、
どういう入り方が無理なく自然と切り替えられるのか。

この習慣を変えるというのは、
意識的にしようとすると、案外難しい話。

肺がんになって初めてたばこをやめようかと考えるほどに…
糖尿病になって初めて食生活に気を付けようとなったり…
失踪されてばかりを経験して初めて送り出しを変えねばどうしようもないのかもと考えたり…

脳は変化することに対しては、フツーはストレスに感じるものなので、
どうやって上手に自分の脳を騙すか。

あぁ、またエンドレスで続くので、この辺で。

誰も淘汰なんてされたくないし、
誰も淘汰されずに済む手段もあるんですけど、
誰一人として同じ人間もいないので、
自分で気づいて自分なりのやり方を見つけ出す以外、道はないんですよね。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
SNSやLINEなどもいいんですが、やっぱり個別に届き、残して置けるメール媒体が好きなんです、私。
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