別にこの件だけの事じゃない。
コロナの時でも、色んな場合で、お金が給付される時がありましたね。
そういう時、ちゃんと答えられてますか?
てか、答えてますか?
自分で調べてますか?
確認してますか?
今や実習生が自分でWebで調べるのは当たり前で、
それも母国語で聞けば、AIがかなり賢く教えてくれます。
無知の知も、SNSなどであっという間に拡がりますので、
気づく事は多いし早い。
でも、自分がもらえるかどうかの、本当のところはよく分からない。
わかっているのは、色々複雑で面倒らしいし、
自分が担当管轄先の役所を調べて、直接問い合わせてみようとしても、
そこまでの平日の行動と、何よりも日本語での会話に自信がない。
結果、監理団体の職員や、受入先の世話してくれる方に相談が届く。
この機会を、どう捉(とら)えるか。
メンドクセー…オレサマの仕事を増やすな!って思うか、
メンドクセー…通訳の仕事だ、説明対応してやってくれ!って丸投げするか、
3万円は実習生にとって大金だから…と懸命に答え合わせして、
翻訳機能使って、直接”個別”に伝えるか、
一律、通訳と話しながら一斉アナウンスで書面に起こして(母国語でわかりやすく言語化して)伝えるか。
(一斉アナウンスの手段を構築してれば…ですね)
監理団体先では、こういう機会も何度か経験してると、
意思疎通、コミュニケーション、アナウンスが大事だと、
「経営者」が腹落ちして理解できているから、
組織としても様々な連絡手段を確保しています。
当然、個別にプライベートな相談もあるので、
担当者が個別に実習生と繋がってもいます。
こういう時に、その組織の、担当者の姿勢がわかります。
で、
実習生や特定技能者との信頼関係が構築できているかどうか、
が、わかります。
また、この機会で逆に、
信頼残高を減らすことになるのか、
にもなります。
出稼ぎに来てくれる外国人労働者は、
数年前と比べても、当時ほどの情報弱者ではありません。
今後、日本語ハードルが高まる分、
AIがドンドン賢くなる分、
もっともっと情報弱者感は弱まっていきます。
つまり、アナタの存在価値を、
より高度に親密に見せつけていかなくては、
単なる伝聞パシリとしてしか価値のない人間だったなら、
外国人労働者にも見限られる人間になります。
(既になってる方、先も多いかもしれませんね)
同じ結論で恐縮ですが、
人として、大人として、年配者として?(彼ら寄り若手も今は増えてきてるんじゃないかな?)
人間力が彼らよりも圧倒的に高くないと、
(個別にバラツキがあるので組織としてカバー、ケアできる体制ができていないと)
彼らも人なので、信頼に足る関係性の構築はできません。
要は「日本へ出稼ぎに来てよかった…」なんて実感できないって事です。
これから現役世代の中心を担っていくZ世代以下の若手の方々は、
社会的意義が自身の業務で実感できるかどうか…が大事なヤリガイポイントのようです。
こういう部分で、組織としての求心力も問われています。
特に新規参入者の方は、こういう点も改めて意識してみる良い機会なのではと。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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