そう、2024年は、うるう年です。
つまり、1日多い366日の年。
たいてい4年に一度、オリンピックみたいに訪れます。
「今年度」計算だと、今年度は366日あるんですよね。
ピンと来ている方がほとんどだと思われますが、
カレンダーが一日多いことで、年間労働日数が変わってくる先があります。
雇用契約では、たいてい、365日の計算です。
曜日周りが毎年違うので、当然、カウントされて対応してると思われますが、
たまにこの視点が抜けて、曜日周りでしか考えておらず、
結果として、賃金不払いや、もしかするとわずかながらでも最賃違反にさえなる先もあります。
たまたまお手伝いしている先で、契約更改があって、
そういえば…とお話してました。
おそらく一般的には、うるう年がこようとも、
年間労働日数はこの日数。
年間休日はこの日数。(うるう年はココが一日増えるだけ)
年間労働時間はこの時間数。
って決めてやってる先ばかりと思われるも、
元請けの都合なども加味して社内カレンダーを整える手前、
どうしてもこの全体数字の管理がおろそかになって抜けてしまう時もあります。
別にルールの範囲内ならば、休日出勤などしても良いのですが、
こういうところをケチりたい中小の経営者は未だに多い。
ケチりたいなら、ルールの範囲内でケチってくれて構わないのですけど、
自分で進めた手前、自分で変えるコトは、自分が負けを認めたことになって、
プライドというよりはメンツですね…がソレを許容できない経営者って、
未だにいたりするものなんですよね。
別にこの件だけじゃなくって。
こういう細かな難儀な説明や、ソレをシッカリ現実に反映させる手腕が、
現場の職員には求められます。
ホント、経営者や中間管理職が、一件一件、一人ひとりの雇用条件書など、
確認しおおせない。
それでも、職員のちょっとした凡ミスによって、大きく面倒なトラブルに巻き込まれた場合、
責任者は、出向いてお尻を吹かねばならない。
経営者は、責任を取らねばならない。
人間だもの、ミスはあります。
でも、そのミスを一つ一つ、ちゃんとケアできるように組み立てているかどうかは、
中間管理職ないし、経営者のお仕事。
うるう年なんて、こんな些細なトラップなど、
毎年しっかり組み立てていない中小零細先でしか、気に掛けるほどのコトではありません。
ただ、こういう細かな、タテ×ヨコ×ナナメ×時系列の俯瞰的総合的な見方が十分にできないと、
気づかないと、気づく知見がないと、職員はプロとして十二分な業務をこなせません。
個人的には、そんな重箱の隅をつつくより、
もっと大事なことがあるだろう!って言いたくなりますが、
役所はそうはいきません。
アナタの先では、どれだけの細かなチェックとケアの仕組みが組み上がっていますか?
誰にとっても、お金って大事ですよ。
1円たりとも…。
後でヤカラに訴えられて、もっと面倒で大金を失う羽目になるのはドナタでしょうね。
追伸、
ね…外国人労働者って、メンドクサイでしょ。苦笑
日本人だけなら、こんなことまでの小うるさい話はほとんどないでしょうけども。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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