JITCOの有識者会議「中間報告書」速報説明会を拝聴して感じたこと

外国人技能実習制度

眠かった…苦笑
やはり食事後にこういうセミナーを受けてはいけません。

でも、受けて良かったと思います。
やっぱり自身の咀嚼の仕方と少し違う視点に気づけたから。
あと、自分なりの解釈が先走り過ぎてるかもとも、気づけましたから。

 
私が特に思い込んでいたのは一点。
新たな制度は特定技能も合流するよねって点。

職種作業と分野毎との就労制限の統一があるので、新たな制度を創設して、
技能実習も特定技能も、ソコへ合流させていく流れにしないと、
整合性も現実も混乱して収拾つかなくなるだろうから…。

そう受け止めていましたが、
まず、現行の技能実習制度を廃止、
その新たな制度を創設…だけのこと。
なので、特定技能はそのまま。

まずはこのステップを踏んでから、次に統合もあるのかなとも思いましたが、
ソレはその先の話か、ずっと二制度制で行くのかもですね。

技能実習制度を廃止するから、
代替移行させる新制度では、特定技能の就労制限に合わせた形にするだけなのか…と。

今まで進んでしまった既得権益上もあって、
(色んな意味で、ソコで腹据え腰据え動いている方々がいるから)
二制度のまま、進むのかと。

先々は、当然、わかりませんけれども、現状では、そんな感じで進むんだとの印象を受けました。
根っこの部分なので、自身の軌道修正の助けになりました。

  
これは私の一例ですが、「聞くべき誰か」の見解は、やはりタメになりますね。
目途(めど)をもくとと読み上げる専務理事さんでしたが、
30年に渡り、この業界でのアドバイザー的経験値は、
それこそ歴史を知り、行政の理屈を知っているので、
おそらく的を得ているのではなかろうかと、参考になります。

さて、4月以降、5月11日に法務大臣へ誇らしげに中間報告書をお届けされた以降、
おとなしい有識者会議ですが、今秋に向け、どんな動きをしていくのか。
論点を整理できたところで、どこまで踏み込んでいくのか。

一部では、国会の動きや解散前の閣僚会議で…とか、
来月の骨太方針に盛り込ませるために…とか、
色んなお話が飛び交い耳に入ってきます。

別に注視はしていても、何ら決定確定事項でもない以上、
期限も明確に確定公表されているわけでもない以上、
必要以上に騒ぎ踊る意味もないとは思いますが、
気にかかって仕方のない方々も少なくないのが人の心理。

なんてったって、30年の歴史が衣替えとはいえ、消える流れですから。
2017年…6年前に創設、施行されたばかりの技能実習法や、
外国人技能実習機構の名前が、変わってしまう見通しなのですから。

 
私は相も変わらず、淡々と動きをキャッチアップしていくのみですが、
次の新たな展開ゆえに、スタートダッシュを目論んだり、
先手を取るコトに余念のない方々は、少なくありません。

願わくば、表面上に振り回されることのない業界人が多くいることを祈ります。

時代が勝手に追いついてくるさと言わんばかりに、
人として大人として、無理なく現実的に収まるように、組織や自身を成長・進化させ続けていれば良いのになあと。

追伸
私やお仲間たちは、コミュニティ内での共有を増やし続けていきます。
一人ぼっちの方、信頼のおける外部とのコミュニケーションに飢えてる方は、
明々後日から再募集予定の「解体新書企画」を、覗いていただければ幸いです。

————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました