まずもって、昨日でレジトラアップデート無料配信登録キャンペーン?を、
無事に終えることができました。
限定とうたってみた100名も問題なく埋まり、
読者のアナタのご理解とご協力があったからこそと、
深く感謝し、ここに御礼申し上げます。
あ、あと、解体新書企画の募集も、無事終了させていただきました。
ありがとうございました。
さて、今日の本題へ…
早いなぁ、もう10月。
2020年も残り3カ月。
令和2年度で言えば、折り返しの6カ月のスタート。
今週28日の公式発表の通り、
コロナに振り回され、無理やりストップされてきた中で、
まず、日本が世界各国の受入門戸を開放することになりました。
コレですね。
http://www.moj.go.jp/content/001326711.pdf
10月1日から,全ての国・地域のビジネス上必要な人材,留学,家族滞在等の在留資格の者について,
防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件に入国を認める
と明記されています。
やったぜ、ベイビー!♪♪♪
って思う方は、多そうですね。
だけど…お察しの通り…残念ながら…すぐ来れるわけがない。
無論、レジトラのように、先行して、
ベトナム、タイ、ミャンマー、カンボジア、ラオスの5カ国は、
受入が始まっていますし、少しずつ実際に入国してきています。
それでもやっと千人越えと、ごくわずか。
ベトナムに代表されるように、来日待ちの方々は、
数珠つなぎで並んで待ってる長蛇の列。
便秘が解消されるには、
飛行機がもっとバンバン飛ばなきゃならないのに、
限られた便数しか飛んでない。
お役所は相変わらず夢見た言葉を発言しています。
一日千人、来月11月には2万人。
いくら大口を開けて待っていても、
そこに来日してこれる外国人労働者は、限られています。
また、
ベトナムはDOLABも在越日本大使館も、機能しているようですが、
特に大使館では、一日にたまりにたまった書類の山々を処理できる能力には、
当然、限界があります。
飛行機も飛ばない。
大使館も量産できない。
行かせたくても行けない現実は、まだまだ横たわっています。
察しの良い方は、すでに前もって、
ドンドン新規申請も送り付けています。
機構でも入管でも。
機構や入管は国内完結だから、
バンバン許可を下ろしたり、却下したりして、
手続きを消化しているように思われますが、
カワイソウなのは大使館。
あ、でも、フライト予約ができていない書類は受け付けないのであれば、
ソコも何とか書類の件数はマネジメントできているのかな。
でも、コロナのせいで追加書類が増えているし、
忘れた頃の書類手続きでもあるし、
何かとストレスは激増していることでしょう。
問い合わせや相談の電話もバンバンでしょうしね。
そんなこんなで、
大使館だって機能してるんだから、
後は飛行機が飛べば良いだけの状態。
14日間の検温を進め、
72時間前に医療機関で検査して、
飛んでいける人は、
これから増えていくのかなぁ。
便数が増えても、今度は大使館の処理能力の限界を超えてまでは、
許可がおろしきれない問題もありそうです。
つか、ベトナムの場合は、どこかに一日に処理できる件数なども、
記載があった気がします。
業績が急転直下している航空会社もまた、
可能であれば、抱える飛行機をフル稼働させ、
バンバン人を乗せて飛びたいハズです。
だけど、
空港を管轄する先から、フライトOKにならない限り、
飛びたくても飛べないし、乗客募集すらできない。
でも、たぶん、国交省にも上から?圧力がかかり、
日本の空港はフライトしてきてくださいってなっていくと思います。
あとは、送り出し国側の問題。
そう、特定技能の二国間取り決めだったか、
技能実習新法時の二国間協定だったか(言葉尻は忘れました。汗)は、
日本側がウェルカムをゴーしてから、
一年がかりだったことを思い出せば、
コロナ利権に収拾がつかないのか、
その国のお役所にいる方々のレベルの問題なのか(失礼)、
日本だけが手を広げていたって、
相手の都合で動くこの業界。
誰一人として、いつからどれくらいお通じが良くなっていくのかは、
なんともわかりません。
フィリピンなんて、POEAが未だ止まったままだとか。
でも、他国との兼ね合い的に、一番乗りしたのもフィリピンだったりと、
相互影響を受けたり、及ぼしたりしながら、
少しずつ、少しずつ、人の動きが増えていくように思われます。
つまりは、すぐには来ないし、
なによりスケジュールがよめないってこと。
監理団体や登録支援機関の方々は、
受入先から、ウチはいつ来るんだと、矢の催促を受けている方もいらっしゃるかと思われますが、
今までに様々とこの業界の現実を伝え続け、理解を求めてきた間柄であれば、
二つ三つの理由を述べれば、納得いくことでしょう。
だけど、
ビジネスライクにコミュニケーションを図ってきていない先では、
そんな影の努力なんて、仕事なんだからやって当たり前だと、
ロクに説明もしてこなかった方々は、
受入先側が横たわる現実に理解を示そうとすらしない先では、
色々モメるんでしょうね。
受入先は、もっと良い業者はいないかと探し始めるかもしれません。
また、ベトナムの帰国困難は、年内無理と確定するかのようなフライト情報が流れているので、
転職斡旋ブローカーが暗躍していることもあり、
甘い水、安価なささやきに耳を傾け、
残念なサイクルへと転落していく受入先もまた、増えていくことでしょう。
人は精神が、心が不安定だと、普段はできている冷静な判断が、
簡単にできなくなってしまうものなので、
こういう過渡期の時期は、余計に騙される方は増えそうです。
いわゆる情報弱者ってヤツですね。
それでも、日本という国は、条件付きながら門戸を開放しました。
業界もまた、動き出すということです。
慌てる乞食は貰いが少ないのか、
はたまた、先手を打って、リスクを抱えていく先がもらいにありつけるのか。
以前、どなたかから、私は推進派なのか、慎重派なのか、と聞かれました。
数カ月前までは、間違いなく絶対的な慎重派です。
なぜならば、ガイドラインが何一つ決まっていなかったから。
アレもコレも、穴ポコだらけだったから。
道すら舗装されていない中で、
そんな道を歩けば、ほぼ手痛いケガをするに決まってるじゃないですか。
でも今は、
ズルい言い方かもしれませんが、私はどちらでもありません。
法というガイドラインの整備が進んできたからというコトがイチバン大きい。
また、ガイドラインを尊重した上であれば、
後は、それぞれに諸事情も考え方も違うから。
少なくとも今は、法が定まった分、
法にのっとって手続きを進めているならば、
招聘側の落ち度とは言えないという状態ができたとも言えます。
法治国家とは、そういうことだと。
もちろん、法だけ守っていればいいワケじゃありません。
そもそもの目の前の相手にとって、大きすぎるリスクであったり、
それらをケアできる術がなかったり、
本人承知、承諾のうえでなかったりするならば、
いくら法を守っていても、全く意味がありません。
下手したら、虚偽であったり、騙していることに他ならず、
悪質行為そのものです。
久々に言うwin4allは、いつでもどこでも同じこと。
win4allじゃなくて、自分だけ、自社だけ、後は駆け引きや交渉だから、
相手が決めることだからと、
win4allが成立しない取り組みには、コレマタ、意味はありません。
特に入り口から出口までって意味で。
何にせよ、まだまだ過渡期は続きます。
無意識にも道を踏みハズ事のないよう、まっすぐ歩いていきたいものです。
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