技能実習の改正:運用要領・新旧対照表の抜粋ポイント3ラスト

ポイント

最後ですが、ここが一番気にせねばならないとこかも…。
とりあえず、終わらせますね。

令和7年4月1日
「技能実習制度運用要領」の一部改正について
https://www.otit.go.jp/files/user/%E6%96%B0%E6%97%A7%E5%AF%BE%E7%85%A7%E8%A1%A8.pdf

 
機構による実地検査
実地検査に時間を要する場合、複数日にかけて対応を依頼することがありますので御協力をお願いします
調査への協力が得られない場合には、技能実習計画の認定に必要な情報が得られないため技能実習計画が認定されないこととなります。

いいねー、残念な先へはトコトン追い詰めていただきたい。
逃げてたら実質、事業させないぜ!って姿勢は、実に好ましい限りです。
ガンバレ!機構!
下々の我々にはデキナイ事…つまり悪質先はやっつけてくれ!
そして残念な願いですが、罰金や禁固刑になったヤカラなど、そこまで公表してくれー!

 
 
監理団体の許可申請の添付書類一覧
直近の事業年度で債務超過となっている場合、以下の措置により今期の決算における債務超過の解消が確実視されることが必要。

つまり、一年以内に実践されてなかったら許可取り消し。
増資か、債権放棄か、聴衆による穴埋めか。

 
 
「事業報告書」
新様式(別紙含む)を掲載)

こういう部分で、知らなかったじゃ済まないし、
済んだとしても、ちゃんと見てない読んでない読めない理解できないダメな監理団体って烙印が…。

 
 
雇用契約書及び雇用条件書
2.その他の休暇 有給( )無給( )
※上記休暇を一時帰国(技能実習法施行規則第 10 条第2項第3号トに規定する一時帰国を除く。)にあてる場合の必要な旅費の支給の有無(□ 有 □
無 )

あはは、3号移行時以外での一時帰国に対しての、帰国旅費の負担の有無まで明記しろと。
良いのか悪いのか。

 
 
ふぅ、これでお終い。

さて、どうでしたか?
(って全部見てるような奇特な方って、一人もいない気がするけども。笑)

終始、下衆の勘繰りも含めて書いてましたが、
2025年度、まず監理団体の淘汰の波が押し寄せます。

ご存知ですかね?
特定技能の登録支援機関の数も、
5週連続して減り続けてることを。

 
先日、入管各所で中間管理職の人員追加に見えるお知らせを官報で見ました。

現状でも人を増やして投入してる。

育成就労に切り替わるにせよ、
特定技能が進むにせよ、
今の行政では、
どれだけ生産性の向上を図ろうとも、
どれだけIT化を進めようとも、
どれだけ人材育成してても、(苦笑)
とてもじゃないけど、対応しおおせないんです。
特に、十分には…。

よって、そもそもの数を減らそうって動きにシフトしてます。
(少なくとも私には一貫してそう見える)
やっと表に現れてきたのかなって。

 
さて、いつまでも、待ってはくれない、お役所様。

アナタが初心者だろうが未経験者だろうが、
色々わかっていなくても、
全然知らないまんまでも、
お役所様には一切関係ない。

もちろん、受入先にも外国人労働者にも。

 
アナタは、アナタの所属組織は、大丈夫ですか?

美しい人はよりビューティホーに、
残念な悪質な方は、よりより残念でもっと悪質になっていきます。
それも自動的にね。

振り回されないように、気を付けましょう。
迷惑千万、巻き散らかして逃げてきますから。

 
追伸
無論、これらは育成就労への布石です。
当然、歴史を見てわかるように、もっとハードルは上がっていきます。
これっくらい、既に何の問題もなくクリアしていけない先は、
お先が明るいとはなかなか言えませんね。

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