ナゼ、現場職員はこんなにも色々頑張ってしまうのか?

ポイント

それは、心が動いてしまってるから。

面接で懸命に合格しようとしてる姿。
合格=3年採用を伝えた時の、あのガッツポーズ。
話を聞く時の真剣な眼差し。
トラブルを抱えていた時のあの苦悩の表情。
解決できた時の安堵とじんわりした喜びの顔。
1年目、2年目、3年目と日増しに自信に満ちてく変化。
宴会や旅行での楽しそうな様子。
そして契約期間を終えて巣立って行く後ろ姿。

現場にいる方にしたら、
それぞれに思い当たる場面が自然と想起されたハズ。

結局、私達は、
そんな彼ら彼女らの姿に、
自然と無意識に突き動かされてる。

 
様々しみじみ大きく深く動かされ、
まるで心を洗われてるかのように感じ入り、

そんな彼ら彼女らには
契約を無事に全うさせてあげたい、
助けになりたい、
守りたい、

自分のせいでおかしなことにならないようにしなければ…
自分のミスで取り返しのつかない多大な迷惑をかけてはならない…
自分の立ち回りが悪かったが故の不幸な道へと向かわせるキッカケを作ってはならない…

と、自分事でさえ懸命になれないのに、
どうしてか彼ら彼女らには、
ひいては活動原資を負担してくれてる受入先にも、
決して迷惑をかけてはならないと、

日常的に、考え、心配し、ミスや漏れなどないかどうかと気にかけてしまう。

何ならせっかくの日本をもっと満喫させてあげたい、
充実した日々を送ってもらいたい、
そう願ってさえいる。

コレがヤリガイ詐欺とまで言われる現場の現実。

残念なヤカラも一部で無くならないものの、
多くの優しい日本人は、こう動いてしまっている。
 
ココが第一段階。
大抵はこのステージにいる。

 
次に、第二段階

第二段階では、そこまで進む人とそうではない人に分かれる。

つまり、

もっと長く、もっと日本で、成長したい、稼げるようになりたい、何なら家族まで招いて共に暮らしたい…
もっと良い条件先へと移れるように、自分は進みたい…

なんて成長意欲の強い外国人がいるかどうか。
(この先、確率論的には増えてく想定)
そんな外国人こそ求めているという受入先があるかどうか。

大きくは、
職種や事業規模や経営者の考え方等による。

もしくは、
外国人の中にピンキリの「ピン」が混ざってしまった場合。

※最初からこのレベルを求める受入先も、
そんなレベルで招聘される外国人もいる。

この段階においては、
様々ケースバイケースで異なってくる。

が、
第一段階のままで十分とは言えないため、
よりケースに特化した対応が個別に求められる。

応えられない現場では、
業者の入れ替えや、
転職、転籍が起こる。

だって、求める結果に対して、
支えが物足りなかったなら、結果にたどり着かないから。
=別手段≒別先を探す以外ない。
(企業単独受入が可能ではないとわかっている先か、そんな余力のない先では)

それぞれに選択の自由が行われていく。

第二段階の希望がそれぞれに叶うかどうかは、当事者次第。

 
なお、第一段階も第二段階も、
全てがどちらがどちらを批判するのは全く意味がない。

それぞれに希望も器も能力も違うのだから。
(何も第一段階の方々が全て第二段階を目指さねばならないワケじゃない)

とは言え、
業者側にしたら、事業的な意味も含めて、
第一段階しか対応できない懐具合よりも、
第二段階まで十分対応できる方が、
より良いに決まってる。

※第二段階のケースバイケースへの対応とは、
結局のところ、組織力以上に現場での担当者の様々な能力に依存する場合が多い=属人力による。

そういう意味で、
たぶん2極化は進む。

アナタはどの道を歩むかどうかの違いだけ。

私はどうせなら、もっともっと…を望みたいだけ。

 
追伸
頑張って懸命な人を見てると、
それが更に若者たちだとすると、
人は応援したくなるもの。
そういう意味でも、
自然とつい私達自身も、頑張ってしまっているんだと思う。
ナニジン問わずね。
(続きを書きたくなったので、明日また…)
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