どっちが良い悪いじゃなくて、
どっちが正しいとか間違ってるとかでもなくて…
経験豊富で慣れた人と、
近年新規参入してくる人。
介護や自動車整備など長年雇用ありきで取り組む方々と、
飲食料品製造など2年クルクルで多人数を回したいだけの方々。
大都会での労働者確保と、
地方もだいぶ田舎での労働者確保。
借金が多くて当たり前の国とその送り出し機関と、
借金なんてさせない国とその送り出し機関。
これらに個別要因としての「慣れ具合」や「人間力」が、更にややこしくする。
受入先の意思決定者や現場での担当者と、
監理団体や登録支援機関の経営者と現場担当者。
(各先での経営側と現場担当者側との溝も重なって)
さらにさらに、一人ひとりの外国人労働者たちもまた、
何年か日本で働いて慣れてきた外国人と、
生まれて初めて異国としての日本に来て、右も左もわからない外国人と。
これらの要素が「特に4次元的に」複雑に相絡まって、
相手を馬鹿にしてると受け止められる発言や、
(たとえ自身は相手の事を思ってしてる発言だとしても)
それを受けた未成熟な相手側の感情によって、
分断が始まり、
相乗効果はマイナスサイクルへ入り、
個々にも全体にも、全く良い方向へ向かわない。
こと人間関係においては、上司部下の関係のみならず、
広い意味での上下関係からパワハラとまで受け止められかねないし、
双方に信頼関係が薄いコミュニケーションでは特に、
求めるプラス効果(結果)は生まれない…。
業界では本当に様々多様な2極化が進んでる。
この流れはどうにも致し方ない。
なぜなら人間の性質(感情)によるものだから。
だから、成熟者の役割は増々重要になっている。
重要な役割を担う成熟者…
成熟者はある意味、自分が上位にいる意識が無意識に当たり前になってしまってて、
それはイコール自分が全て正しいって思い込みに繋がる。
謙虚というか、毎分毎秒、常に相手と接する際に、
今以上にもっと丁寧に簡潔に上手に立ち振る舞えるかが求められてる。
フツー、「分断」は関係してればしてるほど、気持ちの良い状態ではない。
改めて客観的に言われると、誰もがそう感じるのに、
いざその局面にいる時にはナカナカ意識してられるものでもないのも、フツーなので、
かなり難しく大変な気遣いとなる。
本当に最近感じてならない。
自団体の価値観、
一人ひとりの価値観、
全ての局面での相乗効果がプラスに転じるマッチングは、
その前提が「双方の在り方を踏まえた関係性」に依存してる。
なお、どんなマッチングでも入口が大事なのは言うまでもありませんが、
入口だけ気をつければ後は問題ないって事じゃない。
後天的にももっとマッチしていく事が可能で必須だって事。
昔は気合いと根性で、負けてたまるかと、どれだけ傷ついても自分が足りてないだけだと言い聞かせて歩んできた。
そういう人達ばかりなら良いけど、今は違う。
結局のところ、
「出来る人」が「出来ない人」をフォローしなきゃいけない。
いや、自分が「出来ない人」だった事を忘れて驕(おご)っていなければ、
今まで諸先輩方がフォローしてくれてきたように、
今度は自分がフォローしていかなきゃ…って自然とそう頭が垂れていく。
「分断」による諍(いさか)いは、未成熟者同士でも多い。
だから増々トラブルは増えて行くと思う。
だけど、せめて、自分の周りだけでも、
極力、トラブルが起きぬよう、
最もよいサイクルへと入っていけるよう、
そもそも論に改めて気づいて、自然と周りも変わってしまっていくように、
取り組んでいかなきゃなって思う、今日この頃。
追伸
「分断」は何も「人」だけじゃない。
人についてくる「安全、安心、信用、信頼」はもちろん、「お金」という結果もまた、
分断=2極化していくと考えるのが自然ですよね。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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