技能実習生や特定技能外国人に、特に念入りに指導せねばならないコト

受入企業向け

先々週のアナウンスだけど、やっぱり気になるので。

こんな集計情報が公表されていました。

 
令和4年の労働災害発生状況を公表
【参考資料3】令和4年外国人労働者の労働災害発生状況
https://www.mhlw.go.jp/content/11302000/001099506.pdf

業界人にとっては、お分かりのコトと思われますが、
「言葉が通じない」ので、特に念入りに、かみ砕いて、通訳を介して、
配属時、入社時、オリエンテーション時?に、必ず指導するポイントの一つです。

地味で当たり前すぎる分、痛い目を見たことのない想像力のない=経験のない受入先にとっては、
意外と目からうろこ的な部分でもあります。

こんなこともイチイチ言わないとわからないのか…

アナタが海外で働く際は、全く同じことを相手に思われています。

同時に、外国人労働者側もまた、問題というか、受け止められるキャパがないとの前提理解も大切です。

「こんなこと今まで教わったことない…」
「実際に仕事してないから、色々言われてもよくわかんない…」
「とりあえず、「はい、わかりました」って返事しておこう…」

コレがフツーです。

現実をお分かりの方は、

・事故の画像など見せたり、
・どういうアクシデントで、自分がどうなるのかを具体的に説明したり、
・会社も自分もどんな被害を受けるか、お金で説明したり、

こういったマンガで目で見てわかりやすい資料を活用したり、
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000186714.html

色んな指導をされてます。

最初が肝心ですからね。
法も就労前の指導を定めているし、事故はあってからじゃ遅すぎる。

そもそもが、外国人労働者に対して、
「3年なら3年、約束通りのお金を稼いで、無事に帰国させる」
ことが、受入先ないし業者側の責務である基本に立ち返れば、
当たり前の問題です。

当然、おざなりじゃなくて、外国人本人に、届いていないと、響いていないと、
意味がない。

この入り口での一度だけで十分って片づける方も、意味が分からない。

彼らが契約という約束を懸命に守って頑張って就労しているならば、
当然、彼らを守る義務がある。

自分がやることやってないのに、外国人側ばかりを責める、ナニサマな先では、
結局、こんなアクシデントが絶えない。

 
残念ながら、カテゴリー別でみると、
技能実習での発生率が一番高い。

当然と言えば当然なのですが、残念です。

発生増減率は、インドネシア、ネパール、ミャンマーが二けた増。
=この3か国からの入国が激増しているということ。

死傷者数は分母が多いせいもありますが、技能実習では製造業と建設業のみ3桁発生。
事故の型別も統計が出ているので、どの点で重点的にケアすべきかがわかります。

 
こういう、地味な点でも、きちんとケアできている先は少なくない。
こういった、外部の誰の目にも見えない、当事者間の問題がしっかりできているからこそ、
こんな数字で収まっていると言えなくもない。

ただ、世間は外国人ってだけで、相当な好奇の目で注目するから、
ゼロにはならないまでも、業界の健全性が問われている。

コツコツと、すべきことを、一つずつ。
そして、ルーティン化の仕組み作りで、漏れや二度手間のないように。

 
追伸
外国人関連の各種調査入札公告が多い…
・入札公告(技能実習制度適正化に向けた調査研究事業(国内の監理団体・実習実施者・技能実習生及び主要な送出国における状況調査))
・入札公告(外国人雇用実態調査事業)
・入札公告(外国人労働者に係る労働安全衛生管理セミナー事業)
コロナも明けて、技能実習&特定技能の根本改正の流れもあり、
いよいよ本腰入れて動き始める2023年度って印象ですね。

これらも全て、アップデートマトメの配信で個別にお届けしていたものです。

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自分で言うのもなんですが、業界人は特に、無料登録しとくと良いと思います。
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