マッチングアプリの衰退から見える、外国人労働者業界の職業紹介の先行き見通し

受入企業向け

物事の本質とは、こういうことを言っているんだと思う。

先日、レコメンドされたニュースを見て思った。
若者たちの間では、いわゆる出会いサイトと言われていたマッチングアプリ離れが加速しているという。

 
この業界は、今や、やれ転職、さぁ転職、すぐ転職、それ転職と、
特に大手所やベンチャーが、この潮流に乗って踊らにゃソンソンとばかり、
マッチングサイトをリリースしている。
(乗っかりたがる外国人の若者達=自分で自らどこぞの陳列棚に並びたがる方々も多そうですけどね。苦笑)
(新制度施行時にも同様のことがありましたけどね…今もネット上には形骸化した残骸が残ってるけども)

でもね、

人(会社)と人のマッチングって、そんなに合理的で満足できるものではない。

出会いサイトと似ているので、業界のマッチング部分もまた、
同じ歴史を繰り返すと想定されるのは難くない。

 
今や、若者のマッチングアプリからの離脱が止まらないという。
こと恋愛でいうならば、当然、男女間の想いは、
合理的だから育まれるワケではない。

人はリアルを求め、ネットから離れ、
若者同士での直接的な交流に向かっているという。
私のイケイケドンドン昭和世代と違い、
これだけストレス社会で、和(輪)を尊ぶ世代だというのに、
結局はリアルを求めていく。

 
マッチングアプリ(出会いサイト)≒職業紹介ネットサービス。

ここでもその人それぞれのリテラシー力や、
コミュニケーション能力≒人間性が問われる。

同時に、合理的だから心が暖まるのかと言えば、そんなわけない事は誰もがわかっているけれど、
人は目先の安直さに、自分が信じたいことを信じて、
結局、実現しないことに退廃感…諦めや失望を抱いて、去っていく。

ココで得をしてるのは、仕掛けている側だけ。

利用者≒受入希望先や外国人労働者たちが得をせずして、満足せずして、
興隆が続くはずもない。

この先、一時は人が集まるかもしれないけれど、
残念な情報弱者たちはこぞって集まるかもだけど、
サービス提供側に、いいように食い物にされるのがオチと勘づいている方々は、
その選択は取らない。

どこまでも、現地と地道にやり取りを重ね、
ストライクゾーンに入る人材を集めてもらい、
現地へ赴いて面接をする。

互いに納得いくであろうレベルまで話し合いを重ね、
互いの合意を尊重し、権利や自由のみならず、責任や義務も合わせて、
win4allを積み重ねていく。

結果、関係当事者たちが満足いく結果を実現し、
それぞれに次のステージへと歩みを進めていく。

 
有料職業紹介事業者が提供するマッチングサービスの全てを否定しているのとも少し違う。
あれはあれで、見る人、やってみる人は、色んなアンテナとして役に立つ場合もある。
相場観だったり、同業他社がどんなアナウンスを出しているのか、
どんな感じの人材が、いくらで売り出されているのか。

色々と相対的に利用できる部分もある。

だけど、本質を分かって、急がば回れができる方々は、
地道に、面倒で時間のかかる道を選択し続ける。

人はモノなんかじゃないから。

私、決して既存路線の既得権益者として、バイアスのかかる誘導をしたいワケじゃない。
ポジショントークじゃなくて、ただただ、現実を直視して考えているだけ。

アナタはどちらの道を行きますか?

私(私達)と同じ道だったら、嬉しいなあ。

 
追伸
上手く行かないと嘆いている方々は、自分の選択のせいだと気づかない間は、
苦悩し続けるコトでしょうね。
誰かのせいにし、相手が悪いから訴えなきゃソンソンと、
いつまでも目先の事しか見ていずに、同じことを繰り返し続ける。
 
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