「見過ごさないでって、私のゴーストが囁くの…」
法律を守る…
たったこれだけのことですが、
できない人は、山ほどいます。
かくいう私もまた、すべからく守れているとも思えません。
ナゼでしょう?
どれだけのハードルがあるか、
きちんと整理して確認してみますね。
1.知らない
2.見つけられない
3.読まない
4.理解できない
5.守りたくない
6.守らせられない
ざっと考えてみるだけで、
こんなにものステップがあります。
『赤信号で横断歩道は渡らない…』
例えば、こんなルールだと話は簡単です。
1.誰でも知ってるし、わかりやすいし、見てすぐわかる。
2.ルールを知らずとも、周りの同じ人の動きを見てれば、理解できる。
3.読む必要もない。
4.理解はすぐできるし、子供でもわかる。
5.守らないと自分の身が危険だと容易に想像がつくから、守りたくなる。
6.他人に守らせるまでもない。
結果、守ってますよね、言葉の通じない外国人でも。
では…
先日どこぞであったご相談…
『特定技能の建設分野で、玉掛け講習などの特殊な講習が必要となる職種は、
19業務区分のうち、どれになりますでしょうか?』
もう相談の最初のフレーズ部分だけですら、
1の時点で、知ってる人でないと先へ進めない。
「特定技能」の『建設分野」はメンドイぞって認識が大前提。
さらにたたみかけるのが、「玉掛け」。
そして、「玉掛け講習」という、特別な講習が必要な作業ってルール自体も、
知らない人には、もはや宇宙人の会話であり、
この時点で、理解しようという姿勢はなくなる。
さらにさらに、
「19業務区分」ってナニ?苦笑
つまり、1、2の段階で挫折していく人が多い。
法を守る以前の問題ですよね。
1、2を超えても、3以降のハードルが待ち構えている。
ここまでくると、実際には、手段の問題と言えそうです。
運用要領も600ページもあって、
とてもじゃないですが、読んでないほうが悪い…と一言で片付けるのは、
あまりにも非現実的すぎる。
実際に機能しない法は、
どれだけ細かく整備されても、意味がない。
それこそ、AI様による一貫したサポートがないと、
とてもとても。
今、歴戦の方々は、たまたまその長い時間をかけて身につけてこられただけのこと。
一つ一つ痛い目を見ながら、階段を一段一段上ってこれた方々であり、
新規参入者に同じことを求めること自体、
私のように、上から目線とさえ、言われかねない。
業界に特化して十二分に網羅包摂的な強みを有するAI様の登場までは、
先輩たちが、共育を通して、ひたすらに応答し、
共有を図っていく以外の解決策は、
私には見いだせない。
日本企業が法を守らないからこそ、
外国人もまた、
好き勝手しているのかもしれません。
どこまでも精神年齢は子供たちのレベルで来日する場合が多いのですから。
だからこそ、一貫して躾やルールを守る指導をし続け、
日本人がまた背中を見せ続けている先ならばこそ、
そのレール上にいる外国人たちもまた、
法は守っている。
彼らもバカじゃないのですから。
追伸、
誰だって、法を守るべきは、わかってる。
できる手立てを講じない人が悪い。
それが現在の常識であり、法治国家での社会常識なのですから。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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