技能実習&特定技能業界のコツに、今さらながら気づいたコト

受入企業向け

それは、
どれだけ「余計なお世話」「先回り」して言えるかどうか…。
実は、ココに事業成功への本質的なコツがあるのではないかと。

よく言われているのは、
相手に嘘、虚偽、詐欺はしたくないからと、
・日本語はロクに話せませんよ(使える人財に育つかどうかはアナタ次第ですよ)
・お金は諸々かかりますよ(決して安くないよ)
・法的な責任は雇用主である企業が負いますよ(監理団体じゃないよ)
的な前フリを散々するものですが、

コレらも、受入側にしたら、『余計なお世話』です。

外国人の若者たちに、
・合格後から心配しないよう、日本側ともSNSでのグループを作って質問、相談、心配、連絡などのコミュニケーション手段を構築してあげる
・在留カード更新の際、引換証を用意してあげる
・良い人財には、3号や特定技能への道筋を説明してあげる
色んな打算が混じってはいても、コレらもある意味、「余計なお世話」です。

ただし、
お分かりのように、
どれだけ、どんな角度から、どんな局面で、
どんな「余計なお世話」をしているかによって、
受入先外国人の若者たちとの距離感や、信頼関係は、
大きく変わってきます。

コチラから「先手をとって」、どんな「余計なお世話」を、どれだけしてあげられるか。
コレらが、一つの「寄り添う」って意味なのではないでしょうか。

ちなみに、この「余計なお世話」は、
マニュアル化(仕組み化)できたりする部分と、
相手をどれだけ深く思い遣り気遣えるかの属人的な部分と、
(それらをどう伝えるかのコミュニケーション能力部分も)
2種類あると思います。
特に後者は、その人の能力、スキル、経験値など、
いわゆる総合的な人間力が大きく問われることでもあります。

もし、この「余計なお世話」が事業の本質的なコツであった場合、
属人的な割合が大きければ大きいほど、
個人のチカラで事業はどうとでも成る性質を持っているものと言えます。

日本国内において、通訳面を無視しての事業範囲限定ですが、
この“先回りする「余計なお世話」”のチカラが広く深くケアできていればいるほど、
通訳はもちろん送り出し先との関係性、
各士業の方々、役所など業界関係先との関係性、
更にはこの業界の横つながり的な関係性をも構築でき、
正に、協業という形で、どうとでも事業全体に取り組める(他力を活用できる)ようにもなっていけます。

ただし、
この『先回り余計なお世話力』って、
相性があります。

この人には言われたくない…
文章なら伝わるけど、直接面と向かって言われるとなんかムカつく。
またはその逆。

人には相性ってものがありますので、
このマッチングも、自身でコントロールできればできるほど、
やりようって選択肢は増えます。

コレも2種類。
私のように誰彼、相性の合う方が、その幅が狭い場合、
広く世に問うて、多数の中から、
私を許容くださる心の広い方を見つけ出さねばなりません。

もう一つは、
自分自身が、誰でも楽しくお付き合いできるし、したくなる包容力のある魅力的な人間になれば、
身の回りの方々、たまたまご縁があった方とも相性を合わせられることになります。

いずれにせよ、
相手に響く先回りの余計なお世話が、
どれだけ適度にできるかどうか。

コレがこの事業の、
いや、人が関わる事業そのものの、
本質なのかもしれません。

私も、今年もバンバン余計なお世話をしていきたいと思います。
私のこのクドく面倒なキャラにお付き合いいただける方は、
どうぞ宜しくお願いいたします。苦笑

 
追伸、
この「先回り余計なお世話力」は、私が大ファンのアニメで言うと、
「攻殻機動隊」に近い概念となります。
(お世話力=潜在問題発見力とか(同)指摘力とも言えそうです)
つまり、「攻め」=能動的、建設的、生産的、自発的な取り組み
実は、知らず知らず、私たちが取り組んでいたコト。
stand alone complexからの、攻めのチームビルディングにもなり、
なおかつ、自然と、「結果的に」一人一人がそのチーム(*)のリーダーとなっていく現実を引き寄せます。
*そのチーム=技能実習生or特定技能者、送り出し機関、受入先、そして自分自身のチーム毎に。
(別に送り出し機関の職員でも、受入先の担当者でも、監理団体(登録支援機関)職員に限らず、リーダーになっていきます)
 
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