「変わる制度」ではなく、「変わらない現実」を直視して取り組もう!

外国人技能実習制度

変わらない現実を3つほどピックアップしてみます。

大前提

・受入先は誰でもいいから受入したいワケではない。
→どれだけコストを安く抑えようと大手転職ブローカーサイトを見て選んでみても、
頭と心のスレた人材は要らない。
≒送り出し国から、今まで日本に来たこともない人材の中から、
きちんと選抜して招聘する方が、結果的にコスパ成立の確率が高い。
注:なんとも難儀で一般的に理解も想定もできにくい当該業界では、
残念な情報弱者は、かなりの確率で安近短に群がるので、
大手転職人身売買サイトは一定の確率で儲け続ける。

・一定期間は受入してみないと人材の本当の良し悪しはわからない。
→失敗したら見る目がなかったと、次の改善を目指す。

・ほとんどの外国人の本心は、キャリアアップや日本語の勉強をしたいワケじゃない。
→家族と離れて一定期間限定の出稼ぎ目的での来日者には、
制度設計がどうあれ、中長期的な視野などない。
ただ少しずつ先を考える経験や成長があって、
初めてほんの一部の方々だけが、ステップアップを目指す人材となり、
更にその中のほんの一握りが、いわゆる特定技能2号へと歩める…
つまり、現実的には「出来高」でしかない。

※入口や過程において、潜在的に人材をスクリーニングできる一貫ルートを構築できる先は、
「出来高」→「計画(確率UP)」にて量産は可能も、
多大なリソースを取られるので、一般的にはほぼ不可能。
ただし、送り出し国のZ世代、α世代的な変化を考慮すると、ゆくゆく可能性はないわけではない。

  
これらを考えると、いつもながらというか、
制度にも有識者にも官僚にも、期待はするけど、依存はしない…ので、
新たなガイドラインを把握したうえで、
脈々と、海外からど新規の外国人労働者を採用、招聘してくる流れは、変わらない。

制度という仕組みが、「出来高」を増やす確率へと向かわせるのは当然の流れながら、
これも公平平等の観点から、一律一義的にしか示せない。
※人権派も、試験でしか人材の価値を認めない不公平不平等を騒いでくれるといいのだけれど、
「目の前に明らかにひどい目を見ているカワイソウな外国人」がいないので、
動かないし興味関心がない。

法が肯定している人身売買ブローカーで金儲けしたがる大手先は、私には縁がない。

そもそも、様々な局面で選択肢を提示することは必要ですが、
(意図的に隠し伝えないのは悪質ですが、)
選ぶ自由は相手側にある。

 
いつもながら別に、既得権益を高めたいから、こういうことを言ってるんじゃなくて、
自然と流れるべきストーリーは、やはりどこかに無理があると、必然的におかしくなっていく。

下手に染まっている人材よりは、純朴かつ貪欲な人材が欲しいのは、
そんな人材にある程度の賃金で下支えしてもらいたいのは、
受入先の常として、これまた変わらない。
だからこそ、互いに期間限定でマッチング成立してきたのだから。

これらの現実を直視できない限り、歪な流れにしかならない。
お金も労力も、費やすべきに、費やしていこう。

育成した外国人労働者は、手元を離れて、好きに過ごせばよいのだから。
その先は、その先の面倒を見る先が責任を持てばよいのだから。

 
追伸
自然の流れは変えられない。
人類は、子を産み育む生き方をやめて、自分の人生だけの刹那的充実の道を選択したのだから、
後世には申し訳ないけど、滅亡のカウントダウンを生きるだけとなった。
試験管ベイビーと選別教育の人類量産体制ができるならば、また少し変わっていくけども、
それまた心優しい人権派の方々が、その選択をつぶしていくことでしょう。

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