もっとも基本的なこと…監理団体の担当職員とは?(巷の仕事役割解釈とは違います)

受入企業向け

初めに…
ちょっとこのブログのスタイルを変えてみた。
昔のスタイル(テーマ)を使っていたので、
いい加減にコチラもアップデートしてみようと。

なので、投稿の仕方というか、書き方も色々細かいところで変わってくると思います。

逆を言えば、
以前の投稿は、スタイルの書式などが崩れて、見にくくなっているかもしれません。
悪しからず、ご了承願います。
(好き勝手に書いてるだけなので、ゴメンにょ💛)

さて、本題。

そもそも、『監理団体』って、
ソコの『職員』って、
さらに『担当者』って、なんなんでしょう。
何をするのがお仕事なんでしょう。

そう、衣替えしてみたので?笑
なんかこう、基本に立ち返って、
定義を考えてみたくなり、言語化してみた。

ココでは、法的な説明などは省きます。
そうではなくて、実際に、どうあるべきなのか、
『あるべき姿』について、
書いてみます。

端的に言えば、
『リーダー』になることです。
(正確に言うと…「なってしまっている状態」になること)

誰に対して?どの集団の中で?
無論、受入先、送り出し先、技能実習生の三者の個別のグループの中で…です。
(書類担当などもまた、書類管理という面で「リーダー」になる必要があります)

監理団体の中にも、それぞれのポジションと役割がありますが、
モノスゴイ数のルールがあり、
他の三者は、そんなたくさんのルールの数々を、
頭の中に入れて、都度都度気にかけているなど、
到底できないから。

コレが一般的に想像がつきやすいことですが、
そもそも、何のためにルールがあるのか、
ちゃんと忘れないようにしなければなりません。

私は『win4all』なんて造語を使いますが、
コレをスムーズに達成させるためにこそ、
ルールがアレコレとあります。
(少なくとも、そう思っていたほうがメンタルが健全に保てます。苦笑)

理想は、
技能実習生が、自然と笑顔でアナタに感謝しれくれる存在であること。
受入企業が、自然と笑顔でアナタに感謝してくれる存在であること。
送り出し機関が、喜んでアナタとタッグを組んで、自発的に協力してくれる仲間になること。

コレが、監理団体に求められている役割であり、
これらの数々の責務を果たしているからこそ、
監理費が喜んで支払われていることになります。

だとすれば、

関係するルールは、知ってて当たり前。
相手の気持ちがわかって当たり前。
送り出し国の様々な諸状況が、分かっていて当たり前なのが、プロのプロたるゆえんです。

ただし、
かつて5年くらい前までと違って、
ルールはどんどんどんどん細分化されていき、
どんどんどんどん縦割りが横連携へと繋がっていき、
キャッチアップし続けねば、あっという間に浦島太郎。
ちょっと怠っていただけで、あっという間に裸の王様になります。

そして、
技能実習生の質もまた、モノじゃなくヒトであり、
時代も移り変わっていくので、
知らずと質も変わっていきます。
いや、そもそも、毎回、同じヒトがくるのではない。
色んな性格や得手不得手のある子が、入れ替わりやってきます。

常に様々悩まされ続けるのが、お仕事です。

現場をやっていればわかりますが、
本当によくもまぁと感心するほど、
アレコレと問題やトラブルが勃発します。

都度都度、火消しに動くのがいつものルーティンとさえ言えます。苦笑

ある方は、イベント発生…またレベルアップできると、息勇んで事に当たっているくらいで、
むしろ楽しもうとしていらっしゃいます。

人間ゲームみたいな感じ?苦笑

上手に解決できると、本当に達成感を味わえます。

その際にも、解決手段の大きな拠り所となるのが、
法というガイドラインです。

たまに、他所ではどうとか、実習生も受入先も
ネットやSNSでいくらでも違う意見を拾えますので、
一つの角度からの意見を訴えてくることもありますが、
そんな視点は当然織り込み済みであると言えるような、
総合的、俯瞰的、時間的な視点をもって、
ベストな道を選択できるよう、皆を導くのが、リーダーのお仕事です。

天邪鬼な私は、もう一歩突っ込んで、周りであえて言われないことを言います。

リーダー=グループメンバーをwin4allへと導く存在であるならば、
相手にどう伝えれば、納得してくれるのか。
他の三者を導く、導き方を考えねばなりませんが、
それもまた、自身がどうあるべきなのかによって、自然と周りが導かれます。

よく、コミュニケーション能力を高めないとと、想像しますが、
決してそれだけでもありません。

ちょっとだけ脇道にそれますが、
敬愛する協力関係者の方から、
感服するエピソードを教えていただき、記憶に焼き付いていることがあります。

寮へ受入先の方と同行訪問した際、
汚かったので、片づけなさいと指導する際、

『○○さん(受入先の方)、申し訳ありません。』
『私の指導が行き届いていなかったので、今から掃除させていただきます。』

といって、スーツ姿のまま、
自ら率先して掃除を始めたとのこと。

その方、監理団体を全体で助言指導されてる方であり、
それだけじゃなくて、現場も様々入っていて、
入国後法定講習にて、その子を1カ月だけ指導していた方。
熱い指導をする方なので、
技能実習生にすれば、
大変お世話になった『先生』です。

さすがに技能実習生自ら、
『先生、申し訳ありません、すぐに掃除します!』
って、動き始めます。

受入先の方も、まぁまぁと止めに入ります。

率先垂範…一例ですが、コミュニケーションだけじゃなく、
自らの行動で、周りを導くこともできます。

もちろん、コミュニケーション能力は大事です。
伝える内容についてはもちろんですが、
ときに、相手に応じて、伝え方を変えることも大事、
伝える人を変えることも大事、
場を設定するのも大事、
言語化や話し上手だけでは収まらない様々な手段が山ほどあります。

リーダーになることは、
何も、リーダーにならねばって勢い勇んで成るものでは、決してありません。

むしろ逆で、
自分なんて、リーダーなんて立場には全くふさわしくない、キャラじゃない、
そう思っている人に限って、
マジメにマトモにアレコレ立ち向かって、
相手にとってタメになることに取り組み続けていたら、
気づいたら、リーダー的な存在になってしまっていたのが、自然。

アレコレやってたら、
ナゼか、周りから頼られるようになっていた…
コレが、理想的なリーダーへの成り方です。

そうなれていないなら、
それは、まだまだアナタに修業が足りないだけ。苦笑
修行というよりは、相手にアナタの行為が心から満足されていないだけ。
届いていないだけ。

コレ、知識の多さ、ルールを細々よくよく知っていることでは、決してありません。

周りから好かれるタイプでなきゃ、そうはなれないワケでもない。

アナタが、自分らしさを発揮して、
それが、相手に対して、良い意味で、伝わっている、
認められている、そういう部分が十二分にある人が、
いつの間にか、リーダーとして、周りから見られているってことです。

監理団体の職員が、みな、そんなリーダーの集まりだったなら、
想像してみてください。

受入先も笑顔。
実習生も笑顔。
送り出し機関も笑顔。

当然、アナタも笑顔になっていられると思います。

こすっからく、いくら儲かるとか、
どんだけ損せず、得したかとか、
相手よりも数段勝(まさ)っているとか、
そんなん、どうでもいい。

メディアが騒ぐ、カワイソウな実習生、
そんなん、どうでもいい。
(あえてココでだけは、そう言わせてください、別問題なので。)

自分が、そういうリーダーに、結果としてなってしまっていれば、
他人はまったく気にならなくなります。

いや、むしろもっと前向きな意味で、
他人ともっと関わりたくなります。
(他人にもよりますけどね。笑)

なんか、長くなったので、ボチボチ終わります。汗

監理団体とは、
その職員とは、
その担当者とは、

どう歩んでいくべきかの、ちょっとした参考になれば幸いです。

自分に合わない道を歩んでも、
所詮、無理があるので、
自分なりの道を歩めるようになることを願っています。

追伸、
自分にとって無理のない、自分なりの道を探すには、
自分が知らない色んな道があることを知り、
それ以前に、自分が何に怒り、何に喜び、何に悲しみ、どんなことをしたくはないのか、
転じて、どうしたいのか…自分のことを知ることからがスタートになりますので、
あまりノイローゼにならない程度で…苦笑

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