3年?5年?8年?クルクルが主流な制度実態…意図するところを整理してみる

お金

なんか改めてシックリくる印象です。
ラストピースが埋まった感じ。

「 2号特定技能外国人の業務内容について」
https://www.moj.go.jp/isa/content/001467866.pdf

先日、入管から出たこのアナウンス。

つまり、

手足に近い末端的な労働者の「数」が欲しいなら、
あくまで育成就労と特技1号の量的範囲内で賄いなさい…

≒2号に上げてけばエンドレスで量産できる…って選択肢はない!

って明言してくれました。

新たに課題として浮上してきた量的マネジメントの意味が、
やっと腹落ちした感があります。

(てか、制度設計してた頃には、この観点は今ほどには顕在化してなかったはずなのにね)
(さすがは、優秀有能な官僚って感じ)
(走りながらも軌道修正できるし、軌道修正できる幅がある業界だし、その幅の感覚も理解できる範囲)

誠に日本にとっても都合よく、
今までの受入の考え方や流れに沿っていて、
なおかつ「本当に一定以上の労働者」しか、
長期在留、長期就労は認めないって話。

ちなみに、
多くの「期間限定出稼ぎ外国人労働者の思惑」にも合致します。

 
 
個人的には、
やっと幅感というかニュアンスというか、
大枠での理解が腹落ちしてきた感じです。

育成就労は、
せめて特定技能1号程度の人材を養成する制度。
なので、特技1号ステージにも到達できなければ、
3年で帰国してくださいねって制度。
ただし、ほぼゼロ経験の人材入口だけに、外国人だけに、
それ相応相当な手間暇もコストも責任も強いる。

特定技能は、
正に人手不足補強ど真ん中の制度。
ただし、やはり最低限の支援である程度は自立できる外国人労働者に限る。
(本来は育就ステージを通るのが基本だけど、色々ウルセーのが外野にもいるし、試験事業(利権)も活動原資確保に必要な事もあって、試験合格ルートも作る…育就ステージを整備しきれない分野もあるのでね)
ただし、どこまでも末端労働者確保の制度にて、永遠には出稼ぎはさせない。
=一定期間が過ぎたら、否応なしに帰国してくださいねって制度。

あのですね。
これまた個人的なリスク想定なんですが、

・長期在留の外国人が増えるから、欧州をはじめとした移民問題が顕在化する。
→シンガポールみたいに、期間過ぎたら毅然と帰れ!と言えればいいけど、「日本」ではそれができない。
→よって、制度設計としたら「育成」を目的に加える事で、奴隷商売国家との誹(そし)りを躱(かわ)す事へ。
→さらに、育成を加えたために、育たない外国人も育てられない受入先も、帰国or受入の選択肢は少なく消えていく制度へ。
→結果として、受入上限を設けたことで、量的マネジメントも質を問う感覚を促進させる流れへ。

…要は、期間限定で、期間限定出稼ぎ目的外国人(日本国内で優秀有能に育つ気が無い外国人)には、
ちゃんと帰国してもらう方向に変わりはない。

今まで以上に、質も量も必要に迫られてる。
それらの担保とマネジメントを国としてしていくうえで、
こういう制度設計の全体像であるのでしょう。

 

さて、そのうえで、
我々業界人にしたら、
『これらの全体像を俯瞰的に把握したうえで(踏まえて)』、
事業として経営、運営していくためには、
単価×数×頻度をどう積み上げ設計していくべきなのか…を考えねばならない。

・3年クルクル
・5年クルクル?
・3年+5年クルクル
・特技2号人材

これらの分野毎、受入先毎の総数マネジメントを、
“意図的に”進めて行くことが必要となる。

もちろん、ルールも受入先も外国人も送り出し国も送り出し機関も、
それぞれに生き物的に変数となる。

よって、常に軌道修正のかじ取りが強いられる。
経営ステージでも、
現場ステージでも、
個人単位でも。

いやいや、相変わらず難解で、
とっても難しい業界です。

 

ルールチェックも、
育就計画認定申請も、
色々と動いていらっしゃることと思われますが、

こういった業界の主な全体像把握ってのも、
大事じゃないかなって。

 
————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ
自分で言うのもなんですが、”目覚めたい業界人”は、登録しとくと良いと思います。
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました