この人についていこう、ついていきたい…そう思わせる手段

受入企業向け

この業界では、受入先も外国人も、
そう相手に思わせる事が肝心です。

それができなきゃ、とても監理や指導、教育なんてできないのだから。

この人の言う事はちゃんと聞いておかないと…
この人がそういうのだから、そうなのだろう…

人は、理屈や合理性で動いているようでいて、
単に感情で決めて動いているって話は、
何度かしてきてますが、
つまりは、そういう事なんです。

別角度から言えば、
人間心理として、そもそもが、
自分の頭で考えたり決めたり、
その選択に従って自ら行動するって行為は、
フツーはストレスなんです。

逆を言えばわかりやすい。
誰かに決めてもらい、
誰かの指示に従ってさえいれば、
自分は悪くない…自分のせいじゃない…
そう逃げ道を作れるから。

 
だから、人は無意識に人に頼りたくなる生き物なんです。
デフォルト的には…(つまり、後天的に修正することは可能)。

よって、
自分よりも詳しく、
自分じゃ到底できない事をこなし、
輪をかけて自分に絶対に不利益な事はもたらさない。
心からそう思える相手に対しては、
疑ったり、真偽を確かめたりする事なく、
素直に受け止めようって態勢になります。

その為の手段の一つとして、
言語化ってのがあります。

相手が無意識にも強く共感できたり、
自分ではうまく言い表せなかった事を見事に言語化してみせられてたなら、
それを何度も経験していたなら、
勝手に相手に対して強い信頼を感じるようになる生き物なんです。

この人についていこう。
この人に任せておけば大丈夫。

そう思い込んでくれる事になります。

 
言語化とは、それだけの意味や価値を持ちます。
そして、それだけ、フツーの人にはなかなかできない事でもあるんです。

例えば、最近の例で言えば、

会社で水道を使うのに、
タイムカードを押した後に、水筒に水を入れて帰る…
コレは止めてください。
会社の方から、ソレを伝えてほしいと。

私が伝えたのは、まったく別の話。

会社のモノには、全て値段があります。
水も同じ。
コップ一杯、いくら?って話です。
会社はビジネスとして動いています。
つまり、コストは可能な限り、少なくしないといけません。

別に、暑い中、水を飲んじゃいけないって話じゃない。
それはむしろ、飲まなきゃいけない。
だけど、会社の資産を仕事中以外の時間で、
個人のために無料で無断で利用するのはいけませんよね…

アナタが寮に帰って水筒に水を入れて飲むのは、
アナタが支払う水道代なので構いません。
ですが、アナタだけ、会社の資産を勝手に使うのはいけません。

メリハリ…きちんと線を引いて水も使いましょう。

そんな話をしました。

 
実習生もきちんと理解が及んだ上で、
はい、わかりました…と。

例えば、こういう話です。
相手(受入先)が伝えて欲しい事を、相手(受入先)の意図を汲んで、
相手(外国人)に伝わるように伝える技術。

 
また今まで何度かいわれた事のあるこのブログの例で言えば、

9割ボランティア1割ビジネス程度が丁度よい…
何事も、踏まえてから、乗り越えるんですよね…
型を知らないとその破り方もわかりませんよね…

浦島太郎。
裸の王様。
Win4all。

私の語録と言っても構わないかも。苦笑

などなど、いくつもあります。

大変手前味噌ですが、
あえて言えば、
今日のお話もまた、
言われて気づく方もいらっしゃるかもしれません。

どんな視点や観点でも構いません。

そうやって、人は人を信頼していきます。

 
アナタもぜひ、ご一考くださるキッカケになってたなら、
嬉しい限りですね。

 
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