昨日、大規模化の流れを書いてみましたが、
今回は、真逆の話を書いてみます。
単に、烏合の衆なら、全く意味はないって話ですが、
そうはいってもピンとこないと思い、
ナゼ、私は「人間力」こそ根活だって言ってるのかについて、
こういう時、自分のケースでしか書けないものだし、
偉そうな上から目線は、いつもの事なのでご容赦頂いて、
色々と率直に書いてみます。
思えば、今年に入って、1月半ば…
ある受入先から、いわゆる女性同士のメンドクサイ問題が始まりました。
○○さんは、SNSで私を攻撃してる…
○○さんは、私の悪口を同僚に広めてる…
○○さんと○○さんの間に入って、私はとてもストレスフル…
そんなこんなで、三者三様に、色々とメッセンジャーで訴えてきます。
会社側もまた、一人ひとりと話を聞いたり、
部屋割りを変えたり、出勤時間をずらしてあげたり、
色々とケアしてくださいます。
でも、「じゃ、こうするから…」で簡単に終わらないのが、こういうトラブル。
結局、1カ月以上、あれやこれやと話を続け、
延々と、特にメッセンジャーで、英語で、
どういう言葉で、どう声をかけて行けばいいか、
どのタイミングで、誰に、何を、どのように伝えるべきか、
これらの進捗を、受入先へも、どこまで途中経過を伝え、
また受入先側での動きからわかる事もちゃんと吸い上げ把握して、
更にまた、いつ、誰に、どう声をかけていくべきか。
これらを、朝昼夜を問わず、ずっと続けていくワケです。
いっとき、私はもう無理だから、次の契約は更新せず、帰国します…って話まで出てました。
でも、結果的には、何とか、本人たちの心の整理をつけられて、
決して無理やりではなく、彼女たちもちゃんと自分の意志と決断で、
残りの機関を全うすることに落ち着きました。
この先、再度、同様な事態が起こるかもしれませんけどね。苦笑
…このケース一つとっても、途中で適性適切な対応ができない限り、
彼女たちは、下手すれば全員、途中帰国です。
続くはずだった活動原資も、当然、途中で終了します。
次!次!ってのは簡単ですし、ラクですけども、
はたして、こんなトラブルも解決できない場合、
また次を入れても、同じか違うトラブルを引き起こし、
結果として、当初の想定コスパも実現はしないんだろうな…って認識にしか、
受入先はなりませんよね。
引き続き、「アナタ」にお願いするかどうか…。
ちなみに、この騒動を収めるまでに、
確か、2月下旬までかかったように覚えています。
3月初旬に現場の支援痰責任者の方に、
その後の様子確認してましたし、
実は今でも、「その後、大丈夫ですかね~?様子はいかがですか?」って声をかけ続けています。
その後、時を同じくしなくて、私的には大変助かりましたが、
別の受入先で、結核騒ぎが勃発します。
先月、3月半ば、調子が悪いというので、病院に連れて行ったら、
あれよあれよと流れ流れて、
町医者通院で済むと思いきや、
当日、近隣の総合病院まで行き、
そのまま緊急入院になったと。
当然、寝耳に水で、その日の夜分に、受入先の方より、連絡をいただきます。
長くなるので色々端折りますが、
菌の排出がないと立証?されたので、
不幸中の幸いではありますが、
立証されるまでは、当然、
受入先も私も、フィリピン人、日本人問わず同僚の方々にも、
どう話をして、どうハンドリングすべきか、
色々と慎重に…かつ素早く、全てを後回しにして、
対応に足を運び、声をかけ続けました。
延々と続く状況確認。
菌の排出はないのに、もう一人も立て続けに結核。
そして、この二人目も、排菌はない…。
通院、入院、退院、通院…この繰り返しで、
毎週、1,2日は、体を持ってかれます。
今なお、対応を続いていますが、
今のところ、会社も、フィリピン人も、日本人も、
何の問題も心配もなく、元気いっぱいで働いてます。
また罹患した二人とも、無事退院までこぎつけられ、
元気に、職場復帰を果たしました。
しかし、定期検診のための通院はこの先も半年は続きます。
この対応一つとっても、
トロくさい立ち回りをしていた日には、
下手をしたら、風評被害的に、受入先が回らなくなり、
他の何の落ち度も問題もなく元気に頑張ってる実習生たちも、
途中帰国になっていたのかもしれません。
それぐらいシリアスな局面が何度かありました。
受入先も私も、おくびにも出しませんが、
万が一の最悪のケースとして、
そう話し合ったことも覚えています。
たまたま久々に起きた2つのトラブルケースを書いてみました。
これ、受入先との絶対的な信頼関係。
外国人の方々とも、また別の絶対的な信頼関係。
これらを、平時から、長年、ずっと丁寧に育み続けてきたから、
いわゆるグリップが効いたおかげで、
適切(だと思われる。苦笑)な対応が、
間に合う範囲で、足りるくらいには、
立ち回る事ができたんだと、改めて実感しています。
特に両ケース共に、受入先が対応してくださらねばならない領域も、
多々ありましたから、余計に。
さて、やっとここで、冒頭に触れた、
昨日の話の真逆な話になります。
規模だけ求め、
コスパだけ追求し、
いわゆる「ガワ(外堀)」だけ整えれば、
実現する話だと思いますか?
仕組み化や組織化って大事ですが、
それとは別で、属人力をナメちゃいけない。
ずっと互いに同じ人間同士として、
定点観測しあってきたおかげで、
関係性に、「信頼」が生まれたおかげで、
トラブル対応ができ、全方位で結果的に利害も成立し続けたわけです。
規模、実績、肩書、経歴、ネームバリュー…何でも良いですけど、
これらは「信用」しか生み出せない。
「信用」と「信頼」は、全然違う。
たとえば、
クレカで支払い実績を積み上げ、不渡り的な支払不可だった履歴が無いから、
後払いできる信用枠があるわけです。
でも、クレカは人じゃないので、
何かあったら相談しようとか、
親切とか優しさとか厳しさとか思いやりとか、
いわゆる信頼感はないんです。
別に私がどうこうではなくて、
そこに勤める職員一人一人が、
プロとして、すべきこと以上に、
互いに相手から信頼まで勝ち得る成熟した人間でない限り、
阿呆は何人集まっても意味はありません。
もっといえば、
ありがとうとか、ごめんなさいとか、
おはようございますとか、
そんな事すらできない人間が何人いたって、
どれだけ博識で知見豊富で多言語で話せて能力に優れた人間だって、
まったく有機的に機能しないのが、この業界は特に強い。
組織的な育成体制も大事ですが、
教える側のみならず、
教わる側にその性質、気力、モチベ、姿勢、能力適性などなければ、
まったく機能しません。
逆に、教わる側の意識や責任感やモチベなどによっては、
教える側がトロくても、自分で道を切り拓いていきます。
重ねて私がどうって意味じゃないですが、
一人じゃデキナイ領域も、味方すら自分で築き上げていきます。
(あはは、外国人労働者と何ら変わりありません)
ま、かといって、組織力もゼロじゃ、
何一つままなりませんけどね。
てなわけで、
落ち着くのは両方とも必要だし、
磨き上げ続ける必要が、
時代の業界の変化に適応し続けていく必要が、
あるってことですかね。
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