○○キャンセル界隈…なんて言葉が流行っているらしい。
要は、この業界で言えば、
受入先や外国人の育成疲れでたまらん…
(キャンセルしたくなる心境?)
なんてつぶやくと、
私も私も…な~んて方々が集まるので、「界隈」なんて言われるらしい。
監理キャンセル界隈でも、
支援キャンセル界隈でも、
何でも良いんですが、
要は、くたびれてかなわん…投げ出したい…そういった弱音や愚痴が共感される。
ただ、それを口に出してる方々は、
なんとなく言い訳だと感じてるし、
自虐的なニュアンスも感じるし、
でも、吐き出したい、言の葉に載せて外へ出したい。
なので、オブラートに包んでこんな言葉が広まったのかな?
これについて、こんな記事が載ってて、
色々と考えてしまったので、書いてみる。
「部下育成キャンセル界隈」の上司が抱く3つの誤解 「仕事が山積み」「時間がない」は言い訳?
https://toyokeizai.net/articles/-/905430
中身はまあ、興味ある方に読んでいただくとして、
以下だけ抜粋してみる。
—
(1)部下の成長は上司の責任である
(2)スキルは上司が教えるもの
(3)上司は部下より知識があるべき
これは正しくなくて、
↓だと記事は書いている。
(1)部下の成長は本人の責任だと認識する
(2)基礎学習は本人に任せ、実務のコツを伝える
(3)部下から学ぶ謙虚さを持つ
—
前述の例示は、上司→部下という目線からの話ですが、
冒頭通りでのキャンセル界隈について書いてみるとする。
つまり、職員→受入先&外国人って目線で。
ただ単に部下→受入先/外国人書き換えただけだけど、オモロイので読んでみてください。
—
(1)受入先/外国人の成長は職員の責任である
(2)スキルは職員が教えるもの
(3)職員は受入先/外国人より知識があるべき
↓
(1)受入先/外国人の成長は本人の責任だと認識する
(2)基礎学習は受入先/外国人に任せ、実務のコツを伝える
(3)受入先/外国人から学ぶ謙虚さを持つ
—
確かに、気が楽になりますよね。笑
でも、ココで思い違いをしてはいけません。
筆者もそう思ってるハズ。
行き過ぎた思い込み自責を見直すことが目的であって、
他責に転換して構わない…って理解をして欲しいワケじゃないって話。
私のいつもの論法で書いてみる。
ハードマッチョな言い方だと、
これらを踏まえて、全て自分のせいだとする。
ソフトマッチョな言い方だと、
どうしたら、自分も部下(受入先&外国人)も楽しく共に加速して育ってしまうか…
を考え実践してしまう。
つまり、
(1)受入先/外国人の成長は職員の責任=受入先/外国人の責任だと認識してもらえるにはどうしたら?
(2)スキルは職員が教えるもの=受入先が外国人労働者へ教えるもの、職員が受入先へ教えるもの、職員が外国人へ教えるものの区分けを整理し、互いに当事者意識を持てるようにするにはどう立ち振る舞えば?
(3)受入先/外国人から学ぶ謙虚さを持つ…は、まぁそのままでいいや…書くと長くなる。
って感じかな。
説教くさくなるのは致し方ないとして、
これらを根本から他責的な言い方をすれば、
「全ては、人間が出来てる受入先と、やる気満々の優秀な外国人の監理支援ならば、労はない」って事だし、
そんなんだったら、アナタの存在価値ってそもそもなくね?って話だし、
要は誰もが「キャンセル界隈」したくなるほど、
めんどくて複雑怪奇でプロじゃなきゃデキナイ事だから、
アナタの存在価値はあるワケなので、
逆にドM思考で、バッチコーイ!ってノリで向き合っていくのがよろしいかと。笑
てかね、
こういう部分を楽しめるメンタル(醍醐味感)があると、
この業界は楽しいんですが、
そもそも論としたら、適性の問題かもしれませんね。苦笑
ま、時折、愚痴を吐き出しながらも、頑張ってる優しくモラルのある日本人は多いし、
その愚痴だけ(愚痴ばかり)見て、そんなんしかない業界だってイメージが付くのも残念だけど、
業界人のメンタルヘルスケア的には、ホント、ちょうど良い。苦笑
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