監理費、支援費、送り出し管理費の値上げの仕方

お金

先日、入管の申請費用が値上げになりましたね。
そうそう、JITCOも値上げです。

現在進んでいる改正の行く先も、
アレもコレもカネもかかれば労力も時間も費やすことに。

間違いなくリソースを今以上に食われます。

なのに…

監理費は未だに、1.5万円?2万円?3万円?
(そうそう、入国直後の1カ月の生活手当も、未だに5万?6万?の奴隷商売先も…。)
送り出し先なんて、コロナ×円安なのに、5千円のままって、
いったいどれだけ奴隷労働してるんでしょう?

てか、価格改定もせずに耐え続けていられる先って、
いったいどれだけ儲かってるの?苦笑

 
以前もいつか書きましたが、
今一度、書いてみます。

コストはキレイごと抜きに事業活動においては、
かなり厳しく見られています。

でも、奴隷商売してない先なら、
必然的にどうしようもなく、値上げに踏み切らねば、
とても健全な事業なんて継続していけません。

お米も倍以上に値上がってるのに、
職員だってずっと同じ給料で生活なんて、とてもして行けません。

 
値上げって、実は、メッチャ簡単です。

『スミマセン、値上げになります…理由は…』

だけ。

相手がそれだけの価値を、アナタに認めていれば…。
相手とそういう関係性を、コツコツと育んできたのならば…。
相手の心に深く届き響き、頼りにされているならば…。

 
これらができていない先は、
「じゃあ、他先へ乗り換えようか…」って検討が始まります。

相手の損得勘定が表面化する機会になって、
重箱の隅をつつき、この点が不十分じゃないかとか、
いちゃもん的な話に付き合うことになります。

 
どんだけ関係性ができていても、
相手に金を支払う力がなければ、
とても許容できないとなりますので、

それはそれで、良い答え合わせの機会となり、
フェイドアウトの流れの起点となります。
(残念な方は目先しか見えないので、この金が減ったら困る…としか頭にないので、無理に続けようとして、もっと悪くなる)

どのみち、必要なカネも支払えない先に、
この先の未来はないですから。

 
あとは、タイミングって、大事です。

誰が誰に値上げを頼むか…が1丁目1番地で肝要ですが、
それを、「いつ」するか…によっても、
スムーズさ(相手のストレス受容度合い)も違います。

「今」のタイミングで、
ふと思うのは、

入管の申請費用も値上がるし、
幣組合の人件費もガソリン代も何もかもが値上がる一方なので、
どうしようもなく、4月からいくらになります…

みたいな感じ。

ポイントは、4月に入ってから伝えるんじゃなくて、
遅くとも今月、できれば「前フリ」は去年あたりからしておくと、
「相手に他先へ移るならどうぞお調べして検討してください」って、
暗に伝えておくことですね。

大手先の値上げって、そういうものでしょ。
別に大手だからじゃなくて、同じようにしてあげれば良いじゃん。

送り出しも同じね。
頑張ってきたんだけど、もう無理…
値上がるから、他先へ行くなら今のうちに
「しかし、ウチの力不足といえばそれまでですが、どうして他先はそのコストでできるのか、わからない…」
(下衆の勘繰りにすぎませんが、労働者から受け取ってるとかなければいいんですが…)
みたいな。苦笑

前述に戻りますが、
こういう会話も、
「アナタ」がするから、
相手は「素直」にそのまま受け取ります。

関係性のない人=どんな人かわからない人から言われると、
相手は「コイツ、交渉しに来たな…」って勘繰られる前提から始まります。
駆け引きが始まる態勢を自ら招いて行く流れですね。

 
いつもながら、「第2領域」の話です。
普段からどういう付き合い方をしているのかで、
相手も対応は変わるって話。

インスタントでイージーで誰かに代わりにやってもらう話じゃない。
(あぁ、そういう付き合い方を職員にさせていたなら、経営者が代わってすべき話ですね)

 
もうね、別にお金の事のみならず、
トラブルだろうが、打ち合わせだろうが、ナンデモカンデモ全部同じなんですよ。

自分次第で相手次第。

自分が人として成長、成熟してれば、全てがラクになる。
正に今までの自分が、問われる局面の一つです。

アナタ自身の答え合わせのためにも、
「スミマセン、もしかしたらこの先、値上がりするかもしれません…」
って、相手に聞いてみたらいかがですか?

相手がどんな反応をするのか…知りたくありません?苦笑

 
————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
今はこんなんやってみてます。
https://smiles-thanks.jp/l/u/share
————————————————————–

コメント

タイトルとURLをコピーしました