30人未満の企業に、対応できると思います?
(あ…残念な経営者に率いられてる大所帯先も含みます)
注:以下は未確定ながら、既定路線化していくであろう議論の流れを基に、推察しているだけです。
ルールの厳格化×コスト増大がもたらすのは、
『受入先の足切り』かもしれない。
特に、
「初期コストの増大」と、
「摘発力の増強」
が、水面下で静かに、でもドンドン残念な先を排除していくから。
つまり、
「カネのない先では外国人労働者はおろか日本人だって雇用させてもらえない」
「入管職員の増強と、各分野別協議会の独自細分化と厳格化が、程度の低い相手をしなくなってく」
って流れと読み解くことができます。
【初期コスト(事前コスト)が今より上がる】
・国にもよりますが今より負担増は否めない。
・招聘者に日本語教育をはじめ今より手間をかける。
・分野別協議会もJAC以外でも費用負担を求め始める。
【入管職員の増強】
外国人労働者が右肩上がりで増え続ける中、とても現状人数じゃ対応できない。
在留資格の審査はもちろん、オンライン申請などによるDX化ももっともっとドンドン進みます。
受入先もまた増え続けてますから、悪質先の排除も必須です。
ルールの流れは直接訪問の実地検査が遅かれ早かれ…なので、
もっと摘発に手間暇リソースを割いて行かねばならない。
だから…
【機構はもちろん分野別協議会でも厳格化(独自細分化)が進む】
管轄的縦割りの理屈からも『就労制限』においての健全化適正化は、
各分野別協議会(管轄先省庁)に責任がある。
責任問題を極端に嫌う役人が、タダでさえ増え続けているのに、何の手も打ってこないワケがない。
受益者負担と費用請求が始まり、請求する分、こういうことに予算を使いますよって始まっていく。
他にも言い出したらキリがないほどに、
制度や体制が根本から変わって行くこの先、
振り子の先ではハチャメチャに大きく変わって行く。
アレもコレもソレもドレも、全部ちゃんとできない先では、
隠したり虚偽したりはできなくなってるから、ボロが出て退場していく。
30人未満の企業に、対応できると思います?
増大するコストをカバーできるレベルの経営者って、
どれくらいいますかね?
(せめてカネだけでも負担できれば、組む相手によっては、まだ何とか…)
普段、7割の先のお相手とお付き合いしているアナタ自身が、一番わかっていますよね。
30人未満の企業では外国人雇用はできなくなってく…としたら、
そんな先ばかり抱えてお付き合いしている監理団体や登録支援機関もまた、
当然、共倒れの一途ですよね。
こういった「読み」ができる方は、別に私だけじゃない。
水面下では、ここ数年、ずっとMA的な動きが静かに進んでます。
な~んもわかってない新規参入者をはじめとした方々は、
「自分は違う」とばかり猪突猛進して行きますが、
歴戦かつ自身が置かれてるポジションと実力を正しく判断している先は、
大きな決断をしていく方もチラホラいらっしゃる。
最近、株式投資を少しかじっていますが、
「まだ…は、もう。もう…は、まだ。」
なんて言葉があるようで、
正にソレな気もしています。
MA一つとっても、特に組合の監理団体なんて、一年や二年で移行できると思ってないですよね?
いつだって振り回されるのは、現場の一職員です。
寝耳に水で、所在の実質トップが変わるか、廃業で解雇ってパターン。
「サラリーマンは安泰」神話は、もうとっくの昔に崩れ去ってます。
経営側は、まだ自業自得と言えますが、
じゃあといって、移れる先は、近くにありますか?
それとも、懲り懲りだって、新たな業界へ転職しますか?
どこへ行っても似たり寄ったりで苦悩の日々ですよ、たぶんね。
どうせ延々と苦労し続けるなら…
さぁ、どうする?
追伸
自分の人生も、自分で経営する以外、ないのが、
もはや当たり前の世の中です。
自分の人生すら「個別に親身に寄り添ってもらえない誰か」に丸投げしますか?
それこそ「他人や社会を恨む人間」に、自然と自動的に成っていきますよ。
卑下するつもりはないのですが、
「通行人に車でツッコんでく人間」にならないで欲しいと切に願ってやみません。
そうそう、明日も別観点から、書いてみます。
————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ。
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–
コメント