この業界では特に、失礼とかじゃなくて、
最重要な点ですかね。
なお、外国人労働者であれ、日本人労働者であれ、
たぶん今時、同じなのかもしれません。
ある意味、アホみたいな話ですが、
こんなにも高度情報化社会になると、
シンプルかつ根本的な原理原則を、
採用の前に「確認」しておくことが必須となっている気がします。
ナゼ、アナタは給料がもらえるのか?
賃金、給料をもらうとは…。
当たり前を言葉にして、声にして、顔を見て、互いに確認しておく事の一丁目一番地だと思われます。
今はナンデモカンデモ人権至上主義社会。
義務など一切関係なく、ただただゴネればお得とばかり、
社会に訴えればカネになると、阿呆がこぞって踊り出す。
そんな阿呆を相手にしてるヒマは、成熟した受入先や監理団体/登録支援機関にはない。
であれば、
面接、面談、選抜する際に、
どこかのタイミングでこの点の確認が挟まれる。
・・・
技能実習でも育成就労でも、初めて日本で働く際は、
当初こそ一人前でもないのに給料を支払ってくれるが、
それは受入先にとっての投資といえる。
1,2カ月?半年?一年は、一人前と認めるだけの業務をこなせないとしたら、
その間にアジャスト&成長できない人材には、
去ってもらうしかなくなる。
だってアナタは労働者というプロフェッショナルなんだから。
もちろん、そのために、会社はアナタにアレコレと教えていく。
それもまた、アナタがその教えに応えられるかどうか。
ちなみに、スーパーマンでしか応えられないような業務ではない。
今までにも、ナニジン問わず、初心者がこなせるようになった業務だから。
要は、労働力を提供できない労働者には、
給料は支払われない。
だって、提供できてる労働者と比べたら不公平でしょ?
オカシイじゃん。
そして、アナタなら、それができると判断して、
受入先は、アナタを採用する予定ですが、
アナタはこの点、理解できますか?納得できますか?
ちなみに、
アナタが労働者として十分な労働力を提供できているかどうかを判断するのは、
アナタじゃなくて、会社ですよ。
もちろん、私も平等公平になっているか、常に確認もしてるし、
何かあれば相談にも乗りますが、
なによりもアナタが理解して納得していないと、
雇用契約は結べない。
大丈夫ですか?
・・・的な話。
よく権利だ義務だと一言で片づけようとしたがりますが、
相手に届いて響かない限り、全く意味はない。
そして、
こんな話すら理解できない人材を最初から除外できていない時点で、
ごね得モンスターは起こるべくして起こる。
キャリアパス?キャリアマップ?人材育成?…
そんな事のもっと手前の社会人とは<大人とは…から始めないと。
あ…前述は社会人的な話ですが、
大人的な話は、例えば以下…。
・・・
アナタは大人ですね。
子供ではありませんね。
子供は自分の事しか考えられず、身勝手なワガママを訴えます。
大人は、周りに感謝して、互いにされて嫌な事はせず、
共に働く仲間とは、仲良く協力して、それぞれ生活を守っています。
大人と子供の大きな違いは、
約束を守ること。
子供は平気で、した約束を忘れます。
でも、大人は約束を忘れて好き勝手していたら、
誰も相手にしてくれません。
ここでの約束とは、雇用契約です。
アナタがちゃんと大人として労働=責任を果たしているなら、
約束を守れている仲間の一員である限り、
私達は必ずアナタを守ります。
契約=約束したお金を、約束した期間、
ちゃんとまっとうして、無事、家族の下へ胸張って帰れるように、
アナタを守らなければならない責任が、
私達にもあります。
ですが、約束を身勝手に破って好き勝手する子供は、
私達は守れません。
私達は、子供を雇用しに来たのではありません。
共に協力して働いてくれる仲間を探して雇用するために来たんです。
アナタは、大人ですか?子供ですか?
・・・みたいな。
意外と成熟した日本人でさえ、
給料をもらえている意味を忘れている方や、
身勝手かどうかのふるまいの区別ができない方がいます。
ナンデモカンデモ小難しい表現してれば、
仕事した気になってる方も少なくないかもしれません。
別に難しい話じゃない。
相手を見て、相手を理解してれば、
その相手に届き、響くように話をするだけの事。
ちゃんと見てるかどうか、理解できているかどうかの違いです。
こういった積み重ねの延長線上に、
日本語能力やら、技能検定やらがあるだけの事です。
そもそも根本がズレていたなら、
積み上げた分だけ大損するだけ。
土台がちゃんとしてない限り、
キャリアパスだのキャリアデザインだのキャリコンだのなんて、
へそで茶がわく絵空事でしかない。
分かってる方は分かってる。
知らない人、考えが及ばない人、気づかない人、見てない人、不慣れな人が、
零れ落ちてく一丁目一番地。
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