自分事か他人事か…その意識差が命運を分ける

お金

中小企業の淘汰は避けられない。

資金も、働き手も、後継者もない】日本の中小企業「あまりに過酷な状況」が数字で明らかに
https://gentosha-go.com/articles/-/41674

ちなみに、ヤフー記事のコメントも。
https://news.yahoo.co.jp/articles/585cb2cc6ec4a301235a55faac59419a8b9aabfa/comments

ホンモノしか生き残れない。
ずいぶん前からそう思って、自分も必死にやってきました。

ただ、悲壮感漂う必死さは、とってもつまらない。
なによりも、自分にはデキナイし続かない。

どうしたらオモロク日々、取り組んでいけるものか。

お付き合いいただける周りの方々が、
どうしたら笑顔と感謝に溢れる日々を送れるか。

これらを私のようなヒネクレモノでも、
どうしたら実現していけるのか。

根活として、どこにどのように注力、フォーカスしていくべきか。

後継者こそ考える意味が私には、ほぼありませんけど、
お金のこと。
人=仲間のこと。
時代背景の変化や価値観の移り変わり。
色々と考えてトライしてみたいことが山ほどある。

 
自分事と他人事。

先日ご紹介したPLAN75のように、
色んな局面で、「考える良い機会になると嬉しい…」なんて場面が多々ありますが、
ホントにどのくらいの方々が、
どこまで深く幅広く、真剣に考えているんだろう…
なおかつ、行動まで移しているのだろう…

どうやっても、こういうマインドセット的なフェーズでは、
説教じみたトークになりがちなのですが、
この根幹の部分でズレているから、
その後が、
人間万事塞翁が馬…
風が吹けば桶屋が儲かると展開していくケースが多くないんじゃないかと思うところ。

 
昨今の責任と義務より、自由と権利ばかり尊重されるような、
多様性許容社会。

息苦しいとストレスを感じている方々のほとんどは、
自由と権利ばかり主張している方々のように感じてしまいます。

ナンデモカンデモ他人事。
自分事は何一つない。

ナンデモカンデモ自分最優先。
他人様の気持ちは二の次。

幸せになれるはずもない。

幸せになれないから、メンタルも仕事も、
安定しなくて、安心できる生活を送れない。

安定して、安心できていないから、
落ち着かず、積み上げられず、
信用も信頼も築いていけない。

…わかりますかね。

お金があるから幸せになれるんじゃない。
良い仲間が周りで支えてくれてる環境を手に入れられないから幸せになれないんじゃない。

今や順番は逆なんですよ。

アナタが幸せで充足した日々を送れているからこそ、
仕事もお金も仲間も、後からついてくるんです。

お金がなくても、たとえ仕事がなくても、
今、この情報化社会では、まず幸せになることができるんです。

 
水面下で、中小企業の淘汰が進んでいる。
こういう目に見えない事象もまた、他人事だと「ふーん」でおしまい。

自分事だと、受入企業が減ってくかもしれない…
減ってくとしたら、増やせるかどうかを検討せねば…
増やせないなら客単価が無理なく上がってしまうようにどうしたらデキルものか…
頻度が増えてしまう状況には、どうしていくべきか…
などの思考スイッチが自然と入っていく。

結果、お付き合い先の企業が盛り上がらないと、
もっと無理なく儲かってしまわないと、自分のとこまで流れてくる利益は増えていかない。
(はたまた自身で新たな事業に取り組むのも手)

では、どうしたらもっと売り上げが上がるのか。
どうしたらもっとコストを下げられるのか。
どうしたらもっと生産性を向上できるのか。
どうしたらもっとストレスや手間暇を少なく持っていけるのか。

こんな過渡期なのだから、
受入企業側で追いついていない施策は山ほどある。

この業界にいれば、
諸外国と継続的、定点観測的に付き合いが長く続き、
現地での勝手もある程度はよくわかっている。
行き来してると、別業界との色んなつながり、人脈もまた増える。
海外進出を無理なく少しずつトライしてみる可能性はないものかどうか。
進出せずとも、業種によっては貿易など輸出入は可能かどうか。
新たな商品開発から新たな売り上げを模索できないものか。

送り出し機関も総合商社的な先もあるので、
むしろ輸出入の手伝いをするのもアリだと思うし。

社内で人材育成のニーズが高まっている。
同時に、社内ルールの醸成もまた時折マイナーチェンジもケアしつつ、
対応していかねばならない時代。
ならば、そこをもっと戦略的に前のめりで改革していけないものか。
専門知識がさすがに追いつかないならば、どこかに組めるだけの士業の方はいないものか。
いやいや、その会社の顧問社労士とタッグは組めないものか。

…自分事だと、本当に色んな展開が考えられる。
その都度、リトライしてみたり、再調整してみたり、
受入先と話をしてみたり。

そういった行為は、全て受入先との関係性強化につながる。
結果として、信頼感も生まれ、安心感にもつながる。
そんな提案をしてくれる監理団体職員など、ほとんどいない。
関係性に満足がいけば、かかるコストが高いか安いかなど意識すら向かない。

たまに、「〇〇さん(私のこと)だからできるんですよ…」って言われることもありますが、
絶対にそんなことはない。

私はたまたま、こういう展開になっただけで、
おそらくアナタなら、もっと細やかな視点で別の提案ができるのでしょうし、
同じ角度からのアプローチであっても、
私の経験値や能力、つながりと、アナタの経験値や能力、背景は、違う。

自分事と他人事。

コレ、もっと強い言葉でいえば、自己責任とも翻訳できる。
ただし、目を向ける先が、相手を思い遣る姿勢からブレていなければ、
自己責任などという言葉は、意識すらする必要がなくなる。
ただただ、相手を守る、手伝う、応援するという姿勢からは、
ストレスやプレッシャーなどは一切、芽生えない。
客観的に見える相手のことだから、よほど取り組みやすい。

そう、責任なんて、結果として全うできていたくらいがちょうどよい。

意識は変えるものじゃない。
変わってしまっているもの。

だからこそ、目の前の記事(事象)や相手に、
都度深く向き合うことって大事だよなあ…と改めて思う今日この頃。

 
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