ある記事を見ていたら、
中小企業にとっては、ホントにこれでもかと言えるほどに、
真綿で首を絞められている実情が書いてありました。
要は、
働き方改革=有休消化の義務化が強制されていますが、
大企業ではすでに残業上限などについても、施行されているため、
結局のところ、
『納期の短縮』
が求められているようです。
つまり、大企業側での時間短縮の為に、
下請けにそのしわ寄せが寄っていると。
なんじゃそりゃ。苦笑
当事者にとっては、笑い事では済まされません。
納期は短縮されるは、
単価は厳しく指定されるは、
元請けの分散化もできていない下請け先では、
たまったものじゃありません。
その上、当然のごとく、
自社にまで働き方改革の波は押し寄せてきています。
さらには、
外国人労働者が求められる人手不足の波は、
間違いなく、間接経費も含め、
最賃代表されるように、
人件費はどんどん上がり続けます。
数日前にご紹介した養殖産業のように、
どうあがいても、
事業の存続をかける場合、
売上=利幅を今まで以上に確保できなければ、
経営者には、倒産の字がちらついてしまいます。
しからば、
どうやって値上げ交渉をするか。
中小ですら体力勝負のステージで争うのは、
間違いなく愚の骨頂です。
つまり、極論を言えば、
同じ商品、同じ技術、同じ労力、同じ資本において、
値上げができるかどうか。
これらのテクニックが求められることになりそうです。
要は、自社の商品の付加価値をどのように最大化させられるか。
今までも様々なビジネス書やセミナーなどが開催されてきています。
外国人労働者の受入に四苦八苦している以前に、
それらのコストの捻出原資を、どうやって生み出すかが、
求められます。
要は儲かっているかどうか。
荒波を乗り越えるだけの体力は、
最低限求められています。
考え方は様々。
生産性の向上とは、
現状よりももっと効率的に、もっと効果的に、もっと経済的に、
今の流れをブラッシュアップすることです。
まずもって、基本的には、
余計なことに避ける労力や、コストは、極端なほどに削減されていきます。
そのうえで、
商品のラインナップを増やす。
新規取引先を増やす。
売上は、単価 × 数 × 頻度 で積み上がりますので、
単純に言えば、
単価を上げるか、
数を増やすか、
発注頻度を高めるか。
そして、この種類を増やすか。
そして、全ての種類の生産性をまた高める。
今まで言い続けてきたように、経営者にとって、
ホンモノ=実力が求められています。
どの方向へ会社を導くのか。
どうやって会社をよくするのか。
その根本には、常に、
ナゼこの事業に取り組んでいるのかにも行きつきます。
生産性の向上、
外国人財の活用、
双方セットで必須で求められる時代です。
どちらも一筋縄ではいかず、
大怪我さえしかねない、正に会社の行く先を大きく変えるポイント、
転換点です。
私も他人様のことを偉そうに言えた義理じゃありませんので、
もろもろの変化に、積極的に乗りこなせるよう、
取り組んでいかねばと思います。
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