情報そのものは無料でも、入手ソースは属人化している現実

受入企業向け

この業界、本当に情報自体の価値は無限大。
頭の中にアレもコレもストックしておける頭脳明晰な方々にとっては、
かなり重宝される。

そういえば、こんな情報もあった。

労使協定、新たな枠組み検討へ 厚労省が労働基準法見直しなど具体策
https://www.asahi.com/articles/ASR9Y5W3MR9YULFA006.html?iref=pc_ss_date_article

敬愛する方が、改めて業界人は労働関連法についても、
よほど詳しくないと現場は勤まらないから、
自身でも学び続けるのは当然としても、
用心棒というか、何でも気軽に相談できる社労士や労務関連に詳しいプロを横に置いとくべきと、
発言されてました。

今週、久々に出てきた有識者会議の公表資料もそうですが、
ナンデモカンデモ、目を通しておくべき情報は、あまりにも膨大。

結果、ナンデモカンデモわかっているプロを、
一団体、一組織に最低一人は据え置いておかないと、
事業運営そのものが立ち行かなくなっています。

 
現在、私を含め偉そうにアーダコーダと苦言的な警鐘と啓蒙を発し続けている諸先輩方は、
実際に長年のOJTで身に着けてきた知見でもあります。
10年選手どころか、20年、30年選手もいる中、
新規参入のある意味、ど素人の方が、簡単に追いつくほど優しい世界ではありません。

一歩、外に出たら、当然、いっぱしのプロとしか見られないし、
判断を誤ったら、一発退場すらあるし、
当事者は罰金刑どころか刑事罰までついて回る業界。

ケアすべき範囲が膨大で、なおかつクリティカル直結な分、
想像力のある方や、そもそも守るものを背負っている方にとっては、
怖くて安直に一歩目を踏み出せない。

 
事業として考えると、初期投資はなるべくコストを抑えたい。
結果、役所や知り合いに聞けばいい…、指摘されたら改善すれば良い…
そう判断する経営者がほとんど。
そもそも、前に出るリスクを考えたらキリがないし、一歩も動けなくなるなら意味ないとして。

そう、一部、正しい。
指摘された時点で、周りに多大な被害を被らせるリスクはいったん横に置いておくと、
役所や知り合いに聞けば済むのは、ある意味、正しい。

だけど、役所に聞いても、是々非々は教えてくれるけど、
(ホントは聞き出し方を知らないと、欲しい答えは導き出せないんだけど)
当事者が抱える個別具体的な背景や諸事情を踏まえた、最適解を教えてくれることはない。

もっと言うと、
知り合いにすれば、お金も介在していない場合は特に、
「その返答に責任は負わない」
=イチイチ懇切丁寧に親身に答えないし、合ってるかどうかもわからない。
まして、個別具体的な諸事情など知る由もなければ、考慮も配慮もできるハズがない。

つまり、情報そのものに価値はない分、精度や確度においても、
なんら保証も補償もない。

せめてものフィルタリングは、お金を介在しているかどうか。
また、「この人の言う情報、指摘する情報、取り上げる情報」なら、
精度も確度も信憑性も高いだろうってこと。

でもね…
そのためには、「その人がどういう人なのか」を知らないと、
ソコにはたどり着かない。
一般的に言えば、普段から時折接する機会があり、
それらの定点観測を通じて、自身で分析し、判断していることですね。
当然、無意識にも、それぞれが日々、行っているコトです。

結果、共に同じ職場で働く方々って場合が多いのでしょう。
でもさ…それで十分?満足?大丈夫?

先に述べたとおり、とても一人じゃ、一組織だけじゃ、
追いつき包括的にケアできている先って、いったいどれだけあるのでしょう。

特に同一組織内では良くも悪くも一色に染まっていきます。

他の庭、池、部屋の中、空気、日常って、似ていても全然違うし、
当然、ソコにいる人が違うのだから、同じ環境なんて一つもない。

 
監理団体実地見学会も、送り出し機関の海外視察も、
解体新書企画も、私が取り組む何もかもは、
こういった属人的な方々の集まりです。

わかっている方々が、ご参加ご支援くださって、集ってきてくださいます。

それも色んなイベントや企画を通して、
角度と鮮度と機会を作って、日々、高度な情報が共有され続けています。

 
事業が成立、成功しない人たちは、ずっとさまよい続けてます。
リソースが尽きそうになったら、自然と退場していきます。

健全に持続できている先は、そもそもその方にそれだけのご苦労や人間力があるからだと尊敬してやみませんが、
そういう方々ほど、集ってきてくださっています。

色んなイベントを通じて、互いに人となりと能力と得手不得手と、
知る機会が増え続けていきます。

ハッキリ言って、楽しい以外の何物でもありません。
そして、互いに楽しいから、自然と続いて行きます。
まるで生き物のように鼓動しています。

属人的なタレント集団が自然と交流を深めているから、
単なるグループではなく、コミュニティとして生き物のように成り得ています。

その全ての最小単位は、人です。

情報は人が発信しています。

ドコではなく誰と組むかと言い続けて早幾数年。

情報もまた、誰からの情報なのか…を意識してみると、コスパは高まるかもしれませんね。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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