現状での送り出し機関の営業について考えてみた…

外国人技能実習制度

この画像↑もはや、懐かしさすら感じませんか?

機会あって、送り出し機関の営業について、
少し話してみる機会があったので、
自分だったらどうするだろうって考えてみた。

どんな時代でも、
どんな状況でも、
できる人はできる。
そういう人が道を切り拓いていく。

多くの人は、そういう人が切り開いた道を、
後ろからついていく。
我が身を守るためにも、ついてきてくれている人たちのためにも、
『リーダー』はいつだって、道を切り拓いていく姿勢を、背中を、
見せていかなくてはならない。

また、後ろについていく人にしても、
ついていく人を選ぶ権利や、その選択をした自身にも責任があることを忘れてはならない。
(誰の、何のせいにしても、誰一人自分を最終的に守ってはくれないから…自分自身以外には)

 
送り出し機関の現実に直面していない私が、
机上の空論になるやもしれませんが…

個別具体的な諸事情に応じた解決策に繋がるのかは、
全く分からず、当の本人の問題にはなるのですが…

少なからず見聞きしている中で、
少しでもヒントになればとお届けしてみます。

 
まず、当然ながら、需要のある先と繋がることが一丁目一番地。
次に、その繋がりを、どう維持していくのか。
そして、どうやって、自分にオファーが来るように仕向けるのか。
何なら、いつもお伝えしている通り、
どうにかして、自分に発注したくて仕方なくさせるか。
自分に発注したいがために、その相手が以下に仕事を取ってくるように持っていくか。
(こういった逆算は、巷でよくある目標設定に向けての達成ステップを細かくドリルダウンしていくことと同義)

ただし、コレらには膨大なポイントがあるので、
自分なりの交通整理が難しい。

基本的には客先となる監理団体や登録支援機関、
更にその先の受入先の動向や実情をリサーチし続けている必要がある。
つまり、相手がどういうコトに困っていて、
周りはどうやって解決に取り組んでいて、
自分と付き合うと、どういう利点から相手が助かるのか。

どこぞの兵法同様に、自分を知り相手を知れば、
百戦危うからずってことと同じ。

だけど、自分を知り相手を知っても、
その後、どうやって特定の相手と繋がり、
維持発展していくかまでは教訓には書いてない。

私がしているコトが、そのヒントになればと思う。
(向き不向きは、その人によりけりなので、一概には言えない)

ずっと言い続けている通り。
ギブギブギブギブし続けていると、受け取ってくれる人にちゃんと響いているならば、
それは『返報性』の法則といって、感謝を返したくなるのがフツーの常識的な人。
良客は、当然この常識的な人でなくては、良い取引相手にはならない。

この業界は9割ボランティア1割ビジネスくらいの感覚で取り組んでいるのが、
ちょうど良いって、言い続けているのも同じ意味。

別口で、求心力マーケティングなんて言ってますが、
自分へと並んで待ってくれる状態を作り出すくらいの勢いや姿勢で取り組んで、
初めて、やっと一人二人と現れることも現実。
42.195キロを走り切るには、50キロ走るつもりで走っていたほうが、結果的に42.195キロ走れるのと同じ。
試験で絶対に合格点(60点)以上を取りたいならば、
100点満点、いや、せめて80点以上は絶対に取るんだって姿勢で取り組んでいるほうが、
合格できる確率が高くなるのと同じ。

当たり前の話だけど、
人と同じことをやっていて、簡単に仕事が取れるはずがない。
もし簡単に仕事が取れたとしたら、
その仕事の裏には、より狡賢い人の何らかの策略があるコトすら疑う米業界。
(客連れてくから渡航費送れとかね。)

あぁ、ドリルダウンして細々書いていくと、
やっぱり膨大になるし、
自分の頭で考えるのが嫌な人、ズルしたい人が、
単にマネするだけだからやめておく。

誰もが思うコトだけ書いておくと、
ミャンマーが落ち目だから、
ベトナムが落ち目だから、
他国の送り出し先ならば、
ベトナムやミャンマーと提携している先を狙うとか、

後発組は、どうあがいても保護政策上、
スイッチ先を見つけられても上手くいかない場合もあるから、
やはり新設先を中心にアタックしてみるとか。

人と同じことを考えても、
そこに一ひねり二ひねりあると、それはアナタのオリジナルになる。

今は動くだけコストしか出ていかないと、
黙って耐え忍んで出銭をひたすら絞り、冬眠し、
リスタートまでをひたすら待つというのも、
一つの戦略なのかもしれない。
(座して死を待つ選択かもしれませんが)

しょせん、体力勝負のステージにあることは、
誰の目にも否めない。

であれば、別のユニークネスや強みを活かした、
新たな補填周辺関連ビジネスへと取り組んでみるのもアリだと思う。

いずれにせよ、
『気づき』と、『実行力』が命運を分ける。

 
 
たぶんコレって、士業であろうが、監理団体であろうが、
登録支援機関であろうが、受入先であろうが、
同じ。

人それぞれにやり方は違えど、
個人的には、本質的には、同じことだと思う。

最終的に目指す理想形の姿は同じ。

アナタにお願いしたいと並んで待ってくれている状態を、
どうやって作り出すかってこと。

 
キラキラした肩書なのか、経歴なのか、
誇大表現にも似た絶大な実績提示なのか、
(事業規模、拠点数、売上、従業員人数、その国でナンバー1のシェアとか複数国との付き合いなどなど)
目ざとい過剰コピーなのか、
(99.9%の受入先が満足…)

いずれにせよ、私はあまり好きではないものの、
世間一般の情報弱者はこういう表現になびきやすい。

風呂敷を広げても、上手にたためればOKなので、
むしろ、もっともっと吹いて表現するのも良いのかもしれない。
この業界でなかったならば。

送り出しの立場から言えば、
監理団体や登録支援機関を通しての話になる場合も決して少なくない。

だとすれば、
相手が情弱の依存心強めな人ばかり集めても、
上手いこと対応しきれる人、
徐々に相手を教育指導できる人であれば、
それもまた、アリなのかもしれません。

私も人様のことをアレコレ偉そうに言う前に、
自分のことを何とかせねばならない状況です。苦笑

大変な状況がまだまだ続きますが、
アレコレと無い知恵絞って、共に生き残っていきましょう。

ホントにコロナは、本物かどうかを浮き彫りにする、
よいフルイ効果がありそうです。

あ、体力旺盛な先は別かもですけどね。

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