新規参入の「人材紹介事業」や「人材派遣事業」のほとんどが「人身売買奴隷商人」だと気づかない(既存含む)

お金

今回は、まったく難儀な業界だなあと、改めて感じるポイントです。

外国人の「人材紹介事業」や「人材派遣事業」の全体のフレームワークを強化していきたいと考えており、戦略立案や骨子策定の伴走支援をいただきたい…
条件:人材紹介や人材派遣事業において、事業の立ち上げ、もしくは途上段階のものを大きくブラッシュアップしたご経験のある方

みたいな案内が、私のところにまで届きます。

人材紹介や人材派遣事業に新規参入してくる方々は毎年毎年増えては消え…

ココで儲けたいって人は、奴隷商人の素質があります。
それも意識さえしていないレベルで、内在しています。

この業界で大儲けしようと思うのは、奴隷商人です。

誰が何と言おうと、奴隷商人です。

つまり、企業と労働者の間に入り、カスリを取って大儲けを叩き出しているのは、全員奴隷商人なんです。

 
ナゼ、奴隷奴隷奴隷と連呼するのか。

儲けようとするからです。苦笑

冒頭の相談内容は、翻訳すると、

いかにして美味い事、カスリを最大化できないものか?!と問われているから。

それは奴隷商人と言われること…という視点から目を背けているから。

 
どれだけ誰かのためになることでも、そう世間様は見てくる現実を知っておくべきです。

奴隷商人であるという自覚をもって、
はじめて「自分は奴隷商人ではない!」と言い切れる自信や根拠を
どこかに見出し、
その信念やポリシーを曲げられないって覚悟を、腹を決めることからスタートすべきでしょう。

私で言えば、「笑顔と感謝が自然とあふれ出す社会」を掲げて一貫して突き進んでいるからこそ、
奴隷商人ではない!と胸を張って言い切ってますし、
ココに背けば自分が奴隷商人として転落すると自分で線を引いているんですよね。

この大前提には、「儲かるかどうか」は一切関係ありません。
結果として、「儲かっちゃったかどうか…」があるだけのことです。

私はこうやってアウフヘーベンしているだけの事。
そして、この業界ではこういう自分の在り方を自分で定めていかないと、
いつまでも奴隷商人としてしか見られないってこと。

 
事業拡大とフレームワークの強化…。

気持ちはわかるけど、それ以前に、奴隷商人で進んでいるなら、私は全く関心がない。
(法的にその是非で許可が下りていないから、とやかく言う気もない)

「事業の立ち上げ、もしくは途上段階のものを大きくブラッシュアップしたご経験のある方」ってのも、
気持ちはわかるけど、そんな方は健全であればあるほど、そのまま事業に取り組み続けてるってば。

もしくは、途中で大ゴケしたから、あぶれてるのか、
人間関係に嫌気がさして、そのままで居続けられなくなったからドロップアウトしたのか、
いずれにせよ、相談者はもろもろわかって相談してきているのかどうか。

(この案件は不特定多数に流れていて、私自身ドナタからかわからないから好き勝手書いてます。苦笑)
(相手の顔が見えてたなら、もう少し書き方を変えるし、書かずに直接返答してるし。笑)

 
儲け=活動原資は大事です。

ですが、9割ボランティア1割ビジネスくらいがちょうど良いって言ってるように、
具体的な設備投資もいらず、巨額の資金繰りも必要なく、
自身のノウハウや体験値からの助言や指導は、相手(の先々末端)を思えば思うほど、
求めるコストは決して最大化を目指しはしません。
(むしろ不適正な受入先を排除するために、表に見せる料金はメチャクチャ高く設定するのはアリかも。笑)

お金を介在させるのは、
自分に責任を持たせるため=相手にお金で縛ってるという安心感を与えるため=真剣さを図るためであり、
儲けるためではないのです。

後は、言葉通りの実費という、活動原資そのものですね。
かかる実費は当然、受益者負担が当たり前かつ自然だし、
経営者はともかく、そこで現場で働く労働者である職員の方々には、生活も家庭もそれぞれにあります。
年をとれば何かと物入りです。
安定して給料を支払い、信賞(昇給)必罰を維持できない限り、受入側(お金を支払う側)が求める責任は果たせません。

 
こういう要因から、儲けることは大事なのですが、
上手いこと儲けるとは、
・いかに労働者に支払う給料を安く済ませるか。
・いかに固定費を安く済ませられるか。
・いかに変動費を安く済ませられるか。
そして、
・いかに単価と案件数と頻度を最大化していけるか。
の足し算引き算でしかない。
※細かいこと言えばツールや保険などの考え方にもよるけども。

あれ?もしかすると、労働者を雇用する企業はその全てが奴隷商人なのか?!笑

オモロイですよね、見方や角度によって、どうとでも言えるし、見える。

 
いずれにせよ、自分の取り組み方ひとつで、定めた立ち位置ひとつで、
社会的に健全な事業とも、
奴隷商人とも言える、難儀な業界です。

立ち位置をシッカリ定めて取り組みましょう。
何度も立ち止まって足元を確認しましょう。
組織化している先ならば、その末端にまでイズムが行き届いているかどうか、定期的に確認しましょう。
(自分に言い聞かせ続けるのも大事です…ヨレないために、ブレないために)

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