私には「出来の良い弟」と、「出来の悪い弟」と、二人います。
先日、身内の恥ながら、私よりも輪をかけて出来の悪い一人の弟との時間から、
本当に「育てる…」って難しいと改めて実感しています。
(前から言ってますが、偉そう言ってる私は皆様と同じ、言うほどたやすく人を育てる力なんて持ち合わせていません)
(だからこそ、ココでグジグジ言って自ら学んでいるつもり)
優れたリーダーがやっている「放っておいても結果を出す部下」の育て方
https://diamond.jp/articles/-/326221
ハッキリ言って、ここに書かれていることも、
今まで何かで取り上げてきたことも、
私なりの言葉で伝えてきたことも、
全部全部、過去に苦労してたどり着いていた方々がいる。
決して私や今、さも私が発見しました!かのように自慢げに語る方がいたとしても、
それらは決して世紀の大発見などではなく、
単なる過去のどこかで誰かが言ってた人の受け売り…。
(切り口や使う言語表現などはその方や私なりかもだけども)
そして、今この時、再定義され、今風の言語に代わって、
さも別物の新たな発見かのように伝えられているだけなんですが、
それだけ歴史の淘汰圧を超えて求められ続けてきたホンモノの中身であり、
育てる…の本質的な観点から的を得ているからとも感じます。
(ちなみに、常に今風に”再定義”されることも、とっても大事…届き響くためにね)
特に「出来の悪い弟」は絶対に見てないから、あえて恥をさらして具体例の一つとして書くけれども、
「まったく他者目線が理解できない(意識できない)」
=自分がどんな人間かを客観視できない。
→他者とのコミュニケーションが上手く取れない。
=他者と共に仲良く支えあって働くということができない。
下手に年も取っているから、まったくもって人の話は素直に聞けない。
聞いても自分にはできないと決めつけて許容しない。
でも、自分のプライドだけは人一倍強いので、
自分が良いと思うことを懸命に他者へ勧めてくる。
(進められるのは自分のワガママを許容してくれる身内だけ)
そして、あまり追い詰めると、ストレス過多でメンタルがおかしくなるタイプ…。
まったくもって、残念極まりない身内の一人です。
さて、そんな人材が身内ではなく自身が雇用して発覚した労働者だったとしたら…。
(私が身内でなく、彼が働く中小企業の社長さんの立場だったなら…)
こういう人材、どうやって育てるべきなのでしょう。
そもそも私が雇用主だったなら、こういう人材はまず採用しません。笑
もし間違えて採用してしまったら、「誰にでもできる仕事」を与え、最賃で辞めるまで働いてもらうだけ。
もし育てる気になる機会を設けられたとしたら、
常に笑顔で感謝を伝え続けるコトから始めるんだろうな。
地ならしと関係性が醸成されるまでは。
その点、もう一人の「出来の良い弟」は、我が弟ながら素晴らしい人格者。
その分、兄貴の好き勝手放題と問題児の弟に挟まれて苦労してきたから、
私などよりなお一層のこと、人間ができてる。苦笑
そして彼は常に、問題児のほうの弟を気遣い、彼の顔を立て、
常にありがとうと言い続けてた。
身内だからこそ、本気でムカつき、ブチ切れた際は、遠慮なく言いたい放題言い放つ始末の私とは、
人として大人として、雲泥の差。
私は自身を省みて、身内だから無理と決めつけていたのは、やはり自分だったかと反省。
他人だと冷静になれるのに、身内など距離が近いと、冷静になるのは難しい。
他人でさえ、育てるってムズイのに…。(いや、他人の方が育ちやすいか。笑)
てなわけで、
普段から偉そう言ってるなら、まず自分で模範を示し、結果を出せよ!と省みたお盆休みでした。苦笑
ホント、人を育てる=育ってしまう環境の整備と習慣づけって、難しい…というか大変。汗
追伸、
偉そう言ってる人の”周り”をよく見てみると良いですよ。
実際に育っていく人が多ければ多いほど、
それはその人自身が、出来の良い弟のように自ら実践して背中を見せている他ならぬ証拠です。
いますよね、偉そう言ってて、辞めてく社員が多い経営者…の会社…。
誰もついてこない、一人ぼっちの人…それはいわゆる「トップとしての孤独」とは全然違う意味なのに…。
あ、力関係と利益享受で付き従う人が多いってのは、育つかどうかの意味とはまったく違うのでお間違えなく。
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