考えられる業界人の傾向を、区別してみましょう。
1.まったく気にも留めない=自分の仕事じゃないって人
目の前の作業ボリュームが毎日とんでもなくて、とても余力がない人も含みます。
いつまでも振り回されてしまうポジション。
自分は上から聞いてない、指示されてない、自分が責任を負う筋合い(部分)じゃないって言ってる人。
2.人に聞く”だけ”の人
最悪なのは、それで意思決定してる経営側の人ですね。
ビジネス色(金儲け)が一番の意思決定基準の人。
3.わからないなりにも、まずはざっとでも読んでみようとする人
どこに公表されてるかを探す段階から入り、見つけられずに挫折したり、
たどり着けたとしても、コレで良いのか、確認の仕方がわからなかったり、
(色々出てきて混乱したり、最悪は別の資料を読んでいたり)
4.ざっと読んでみて、なんとなくわかった感じがしてる人
表現が抽象的かつ現場の実態を肌感でわかってない人は、
ざっと読んだくらいでは理解が腹落ちできないので、
なんとなくしか、わからないから、目を通してみただけで終わっている人。
5.何度も読み返して腹落ち、肌感までとらえようとしてる人
わざわざプリントアウトして紙ベースで、
整理されつつあるポイントを何度も読んで、
その根底に流れる背景や諸事情も今までの経験から色々と想定が浮かんで、
一番大事な今後の方向性をキャッチアップし、
なおかつ、自身の組織にまで先手を打って変革をもたらしていく人。
えてして、経営者、事業責任者、もしくはコンサル的なポジションにいる方が多い。
こんな感じでしょうか。
そろそろ固まりつつある段階なので、
何度も何度も読み直していく時期なのかもしれません。
=この先で、流れやポイントが、大きく変わることはないって意味ですね。
とはいえ、まだまだ方向性を絞り、定め、固めている段階。
具体的な制度としてのルールと、その言語化まではたどり着いていませんので、
一般的なサラリーマンには、なんとなく…レベルでも構わないかもしれません。
それでも、
自分で自分を振り回したくない…
上から降りてくるのを待っていたら、結局、時間がない中で無茶振りされるのがオチ…
かといって、この仕事は大好きだからやめるのも嫌だし、
もっとマトモな先へと移りたくとも、探してる時間もなければ、
マトモな先かどうかの判断もつかない…などから、現状維持を図る結論が出ていて、
せめて自分でわかる範囲、できる範囲でも、
自分と相手(お付き合いしている受入先や外国人)を振り回したくない方…
そんな感じの方が一般的には多いのかな。
3と4の方ですかね。
って印象で、私的には想定されます。
今回、言いたかったのは、
「何度も読み込む」ってこと。
その段階に入ってきているってコト。
この土日で、コーヒーでも飲みながら、
プリントアウトした中間報告書(案)(修正履歴付き)36ページを、
優雅に落ち着いて、読み返してみるのも宜しいかと。
そのうえで、24日(でしたっけ?)を迎えて、
確定資料の確認に励みましょう。
そう、この過程を踏むだけでも、3点程度の定点観測になりますから。
年一どころか、数年に一度のことですから、
業界関係者はそれくらいしたほうが、自分が楽になるんですけどねー!
(この数年、様々な角度からの変更改正資料は盛りだくさんなので、数年どころか年一、いや年に数回程度かもですけども)
何度でも言いますが、一次情報を自分の目で確認するのは、
基本的に大事なことです。
まして600ページに及ぶ運用要領レベルじゃなく、
特にこの時点では、チンプンカンプンな非日本語表現でもないのですから。
追伸、
ちなみに、メディア各社のニュースは、その後の一切の責任を負うわけでもなく、
業界のコトをちゃんと理解した上での記事内容ではないので、
振り回されないよう、気を付けましょうね。
致し方のないコトですが、意外とわかってない方も多い。
————————————————————–
*こんな私から様々な企画、案内が届きます。
フツー、一般的には流れない案内ばかりなので、オモロイっすよ。
メルマガ登録はコチラ。
自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
————————————————————–
コメント