ヒトづくりの職人になろう…そのために共通する大事なコト。

受入企業向け

この前、ある方とお話してて、
抽象的な表現がわかりにくいと言われ、感じたこと。

確かに不慣れな方にはわかりにくいでしょうけど、
精一杯言語化して書いてみます。
(お分かりの方は言わずもがなですが...)

なお、大変僭越ながら、
こういう視点を持つと、何かとご自身が生きやすくなると思います。
ご興味ある方は、何度となく読み返してみてください。

 
ひし形◇の立体版をイメージしてください。

その立体の上下で言うと、
てっぺんが俯瞰的な視点

最下点が根っこの部分、本質的に変わらない、現実へと表面化してくる全ての事象の発生原因。

立体の真ん中、左右前後の平面を現在と見ると、

その中でも、それぞれに「点」しか見えていない人もいれば、
(点と点を繋げられない人)
点と点で「線」としか見てない人もいれば、
(点と点を線でしか見れない人)
点と点と点と…で、面と見ている人もいれば…

さらにこの立体が、4次元的に時系列で追って、
過去⇔現在⇔未来と見ていくと、
どう移り変わっていくのか(特に平面の現実部分)、
正に4次元的に見て想定していくコトができそうです。

注:
勘違いしないでいただきたいのは、「俯瞰」も「本質」も、1点だけじゃないってコト。
わかりやすく例として挙げただけで、
俯瞰も本質もいくつもあります。
 
上下の俯瞰的&本質的な視点は、
自分を教育・訓練しないと持てない視点と言われています。
手っ取り早いのは、何度も困難に見舞われて、
心底、嫌気がさして、
なんとか改善したい…と考えに考えを続けていると、
色んな共通項が見えてきて、
更に周りの意見を様々見聞きしていると、
自然と気づき、学べて、身に着けて行けるモノです。

 
転じて、この業界において、
どうして同じトラブルが発生し続けるのか。
どのポイントを押さえれば収まるのか。
起きた後始末が上手になるのも大事なスキル(経験則)ですが、
そもそもが、どうしたら発生しなくなるのか。

こうやって、知恵と工夫が施されて、
組織も人も成長していきます。

業界人、一人ひとりが、早いうちから、
こういった視点を自由に行き来できる存在(人財)になれば、
現実でのトラブルは少なくなって行くはずです。

そういう人財が最初からいれば、
スタート時点からそもそものトラブルを減らすことができます。
(わかってない方には気づきもできないコトですけど)

実際の業界が、そうならないのは、
経営者がわかっていない場合が多く、
なおかつ、そんな人財を育てられないから。
だから、
そもそもがこの業界の人財レベルが総じて低い。

 
モノづくりの職人ではない私たちは、
ヒトづくりの職人でなくては価値がありません。
 

ヒトづくりの道もまた、
当然、そう簡単なコトではありません。

ですが、利点は、場所や道具が要らないコト。
具体的に大金を必要とする設備投資が要らないコト。
情報はタダでいくらでも手に入る良き時代に生きているコト。

=自分が成長すれば、どんな業界でも、
先に上げた上下の視点は、通用するという事。
「抽象化」と「具体化」の行き来を自由にできるようになれば、
どこでも重宝される人財だと認められる事。

職員をナメてる経営者は、
人を育てること自体、意図的に消極的です。
なぜならば、そもそも成長する人は勝手に成長してくし、
成長しすぎると自分の手元から有能な人財が離れて行ってしまうという恐怖心を持ってるから。

アホかと思ってしまう理由の一つに、
育てた人財が自分と袂(たもと)を分かっていくという前提がある部分。
去っていく人は去っていきます。
でも、育ててくれたことに感謝し、
アナタと共に働きたいと思ってくれる人財もまたいるんじゃないですかってコト。

話がそれそうなので戻しますが、
ヒトづくりの職人の仕事を事業として取り組む監理団体や登録支援機関の経営者が、
「ヒトづくりの職員」を育てられないならば、
そもそもソレは、安定して取り組む事業として成り立つとお思いですか?

私が自分で自分へ言い聞かせているのは、
現場に向き合う「ヒトづくりの職員」の方々こそ大事だし大切だし、
そんな敬愛してやまない方々だからこそ、
応援したいと思い、アレコレと取り組んでいるならば、
またそんな経営者の方々もお付き合い下さっているならば、
「ヒトづくりの職員」が育つような機会を…
「ヒトづくりの職員」を育てる経営者に参考や刺激、励みになる機会を…
そう思って、アレコレとお伝えしてきている“つもり”です。

つもりで終わらぬよう、アレコレと努力代行業的に、
法をチェックしてお送りしてたり、
信頼できる方々の様々な情報を集めたり聞いたり共有かけたり整理してお届けしたり、
なおかつ、別業界の知見までどん欲に調べて巻き込んだり、
色々と勝手ながらの余計なお世話を続けているワケです。

だから、何かが響く方は、
私からの発信を受け取っていた方が良い。
そう自信を持って言えるくらいには、日々考え学びチェックし続けています。
もはや、趣味の世界なので。苦笑

しかし、
ヒトづくりの職人の道は、とんでもなく幅が広いし、先は長い。汗&苦笑
業界や受入分野ごとの知見のみならず、
認知心理学や社会心理学、行動科学や脳科学、哲学などから教わる人間そのものの理解と傾向とその対策。
また歴史、文化も学んでいかないと理想には近づけない。

でも、オモロイから、ちょっとずつがんばろっと。笑

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★また、色々とお届けしていきますよー!笑
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