建設足場の技能実習の受入先が、オモロイ動画発信をしていました。

受入企業向け

ハッキリ言って、賛否両論かもしれません。
特にプロの方が見れば、杓子定規なモノサシから、
刺そうとする人まで出てくるのかもしれません。

でも、個人的には、ギリギリ、許容範囲だと思います。
(軌道修正すべき点はいくつかありますけど…)

百聞は一見に如かず。

まずはご覧ください。

このYoutube、すっごく再生されてます。
チャンネル登録も10万人以上。

私が見ていて、気になるのは、
ボディタッチと、
ピコピコハンマーとはいえ、頭を小突いている様子。

ベトナム人は、終始ニコニコしてくれていますが、
どこまで本心かは、わかりかねます。
この社長さんたちに気に入られなければ、帰るか失踪するしかないので…
怒られるよりは、会話に付き合って、アハハしていたほうが良いことを知っているので。
少なくとも、うわべだけが真実とは到底思えない程度の経験はしていますので。

あと、気持ちはわからないではないですが、
深夜に寮まで押し掛ける。

一棟借り住まいに7、8人、住まわせている。

このあたり、ちゃんと軌道修正、ケアできないと、安定はしないでしょうね。

えてして、良い関係で回っている先は、
特に建設現場系では、たいていこんな感じなのでしょう。

そして、
こういう受入先も、手痛い失敗を繰り返して体験してみて、
初めて、軌道修正かけられるか、
はたまた、やっぱつかえねーって、判断するか。

この社長さん、色々事業意欲も旺盛で、行動力もありそうですから、
特定技能の受入斡旋にも手を出していらっしゃるようです。

受け入れる側と、斡旋され、支援する側に立ってみれば、
また全く違う責任がついて回ることが、想定されます。

特に、こういった現場一線タイプの方には、
事務方の労力が半端ないことが
よくよく理解できると思われます。

ただ、個人的には、こういうトライは嫌いじゃありません。

ちゃんと会社の空気がわかる。

誰が社長で、どんな同僚がいて、
そこですでに実習している先輩が、どんな感じなのか。

よくよくわかります。

笑顔もいっぱいです。

嘘笑いでも、許容範囲内で徐々に自社のカラーに染めていければ、
免疫ができていき、
心からの笑顔に徐々に変えていけるなら、
本当に笑顔があふれる職場になります。

人には適性があります。

細かい屋根付きの仕事を丁寧にこなすのが好きな人もいれば、
こういう建設系でも、たとえ頭がそこまでよくはなくても(失礼)、
そこで働き、給料が良ければ、
キャラや性格など適性の許容範囲内で収まっているならば、
それで帰国まで大きな問題なく終わりを迎えられるならば、
受入は成功となります。

特に、やれ架け橋だの、やれ国際貢献だのと、
嘘万パチの美辞麗句を並べて、裏で小ズルいことしかやらない、
ちゃんと責任もってすべきことをしない業者や受入先よりも、
よっぽど好感が持てますし、
良かれと色々と助言サポートしたくさせてくれます。

こういう社長さんや同僚の方々であれば、
ちゃんと様々なリスクを説明すれば、
すぐにスイッチできないまでも、色々考えて軌道修正していこうと努めてくれるからです。

最初から100点満点の受入先などありません。

法律だって、マニアのように、重箱の隅までわかっている人ばかりじゃない。

無論、最低限のルール確認は必要ですが、
1万ルールを全て覚えてから、受入スタートってのも、
非現実的です。

それこそ、頭でっかちな、現場の現実も知らない口うるさい人だけでは、
「実」にはいつまでたっても結びつきません。

なんだか言い訳や免罪符のように受け止めないでいただきたいのですが、
例えば、及第点が50点だとしたならば、
走りながら60点、70点と点数を上げていけばよいのです。

しかし、その努力すらできない先。
そもそも、業者丸投げ、自分が当事者なのに、学ぼうとしない先は、
受入自体、すべきではないのですから。

問題しか起こさず、関係するすべての人に迷惑をまき散らして、
全員マイナスで終わるだけですから。

他にもたくさんの動画が上がっています。

コレを見ると、くそマジメなことばかり言ってないで、
オモロイことを伝えて、そこから、上手に『実』へとつなげていくほうが、
常套手段なのかなとさえ思います。

コレマタ、適性もあるので、情報発信のやり方は、それぞれで、
そのテイストもまた、それぞれで構わないと思っていますが、

たくさんの人に見てもらいたい。
見てもらってナンボというのであれば、
こういう発信の仕方になろうかと思いました。

結果、この会社には、求職者からの問い合わせもあり、
それでも1,2カ月も持たない日本人ばかりのようですが、
それでも、この会社のカラーを、社長のキャラを多少なりともわかってきているハズです。

業界の現実として、どうにも歩留まり的な考え方をして、
10人雇ってみて、一人でも残れば良いほうという建設現場の現実ですが、
じゃあと、一人も残らないとまでいかずに、
いわゆる歩留まり率は、同業他社と比べて、まだ高いのではと思います。

今の時代らしいですね。

色んな意味で、ご参考まで。

追伸、

あえて辛口で書きましたが、
HPや社長さんの様々な想い、発信を見ていると、
決して悪い会社じゃない。
むしろ見習うべき点がたくさんある会社だと思います。

*個人的に反の繋がりもお付き合いもありません。
 悪しからず。

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