マクロなお話です。
そして、もちろん、
私の妄想の話です。
人、モノ、カネが止まり、
金融も実体経済も年単位で冷え込むとの見通しが多い。
企業はそれぞれに予期せね受注減や、
社内に感染者が出たら
会社の生産工程を一定期間止めねばならないリスクを考え、
資金調達に余念がない。
それは、
求人倍率にも既に数字で影響が明らかになっているように、
雇用自体も安定して守っていられるゆとりはない。
すでにリーマンショック時のように、
派遣切りも始まりつつある中、
おそらくこの先、
技能実習生であっても、
途中解雇=契約解除して転籍探しを相談されるケースは
間違いなく増えてくると考えておくべきでしょう。
それは、
3月から4月にかけての様々なリスケ以上に
シリアスな対応を迫られることに他ならない。
企業にしてみれば、
この先外国人労働者の受入ができなくなろうとも、
来月を生き延びられなければ、
来年のことなど考えられもしないから。
おそらく監理団体も機構も
とんでもない自体に巻き込まれていくことでしょう。
コレがゆとりのない受入企業との付き合いの多い監理団体の想定です。
最悪、途中帰国に転んでも、
帰国便が飛んでない。まだ飛ばない。
受入企業側では、
家賃すら支払えないから
いつまでには退去してもらわねばならない。
不安にサイナマレタ実習生の失踪リスクは高まるばかり。
実習実施機関である受入企業と
監理団体である組合の責であるとも言える事態に、
組合側は他の受入企業と自身を守るために、
受入解約した企業に全責任を押しつける行動に出るしかなくなる。
負のスパイラルがあまりに多くなると、
監理団体の職員も嫌気が差して辞めたくなるし、
企業数が減れば監理団体も
不要な職員を整理する動きに変わりかねない。
そんな事態にまでアナタが追い込まれるのが先か、
経済回復が先か。
コロナの影響は、
ことこの業界でも同様にチキンレースそのものです。
ビジネスライクに言えば、
確率論的には、
大企業ほど、
内部留保や臨時借入にゆとりのある先ほど、
時間は稼げる為、
リスクは低いでしょう。
さて、
これらを踏まえて、
アナタはどうしますか?
受入企業側であろうが、
監理団体側(コレ、当然登録支援機関側も当然同じことです)であろうが、
送り出し機関側も同様に、
どうしますか?
確かに、数年スパンでみれば、
生産労働人口が増えるワケではありませんし、
技能実習生レベルで頼みたい業務も
1年2年ではなくならないでしょう。
ただ国を上げての生産性向上の動きや、
技術革新などのスピードの速い変化に応じて、
受入需要も少しずつ低減していくようにも思われます。
なによりも、
途中帰国させた受入企業には
法的に再度の受入は難しい可能性も高い。
そう、結局のところ、
コロナであろうが不景気であろうが、
自分と家族を養っていけるだけの稼ぎを、
どうにかして築いて行かねばなりません。
だって、困るのは自分と家族。
国が懇切丁寧にあなただけに寄り添って、
助けて支えてくれるとお思いではないですよね。
誰というよりは、
どこに頼ることなく、
自分で稼ぎ出すチカラが求められています。
なんでも良いんです。
人を騙したり、
裏切ったりすることなく、
人に笑顔でありがとうと言われるチカラ。
物販だろうが、
サービス業であろうが、
教育事業でも現場仕事でもなんでも良い。
ただし、
一人でできることはたかが知れてる。
同じ方向を向いて歩むことにコミットしている仲間は欲しい。
その為のコミュ力も当然必須スキルです。
またどんなことにフォーカスしようとも、
提供するコトに対して、
他人が求めてやまない求心力が欲しい。
さて、
これらを踏まえて、
アナタならば、どんな道を歩みますか?
私が考えて歩みながら築いてきたことが、
アナタにとって参考になるならば、
アナタのアイデアを、
アナタが歩むべき道を、
具現化する相談に乗りますよ。
少なくとも、私は、
大なり小なり、
そうやって築いてきましたので。
追伸、
自分で考えて行動に移していくべきことですが、
投げかけてばかりなことに、
我ながら嫌気がさしてきていますので、
会員さんに、
具体的な投げかけをしていってみたいと思います。
ただし、タイミングは人それぞれだし、
その人によって、適性にあった行動が違うと思われ、
約束はできかねますが、
しばらく個別に相談に乗ってみるのもアリかと考えています。
まぁ、気になる方は、
個別に連絡ください。
ホントに、様々な手段や手法がありますので。
アフターリーマン、
アフター東日本大震災、
近年でも、今と同じく、
社会は今後どうなっていくのかなど、
直後には皆、ケンケンガクガク騒いできましたが、
同様になんやかや言ってもアフターコロナは、
皆、それぞれに乗り越えていくのだと思います。
でも、それはあくまでマクロ的なお話。
ミクロの私一人、アナタ一人は
どう振り回されるかはわかりません。
わかっているのは、
自分なりに半歩先を見ながら、
様々な準備に余念がなかった人が、
確率的に振り回されても持ち堪えられたという事実ではないかと。
やるかやらないか。
やってみて違うと思えば、やめればいい。
やってみなくちゃ、答えはわからない。
やってみたおかげで、その途中で気づけて学べることがたくさんある。
やるかやらないか。
それだけのことです。
徹底したネガティブシミュレーションの上で、
地に足をつけたポジティブシンキング。
そして、実践。
全ては、この繰り返し。
やればやるほど、穴が見えてきて、
ケアすべきことがわかってくる。
失敗を怖がってやらない人は、
いつまでたっても、同じ場所で立ち止まり続ける。
自分の頭で考えられない人もまた、
やってもやっても、先へ進めない。
それでも、
ラッキーパンチでさえ、
やった人にしか味わえない。
追々伸、
だからといって、
今をおろそかにしている人には、
チャンスは降ってわいてこない。
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