送り出し各国の不安定さ…に起因して振り回されたくない方へ

ポイント

送り出し国選定自体、こういう観点からも必要不可欠であることまで、
まったく考えもしない経営者がほとんど。

そりゃそうです、こんな仕事を続けてなかったら、
知る事もない対岸の火事ですから。

でも、この業界にいるなら、
プロなら、こういう視点は頭に入ってないと、
困るのは自分と受入先です。

だって、プロなんでしょ、アナタ?

 
中国・・・反日と米国とは異なる恐喝国だけに、いつだって何かあると振り回されます。
インドネシア・・・安定してたのに、暴動起きてますね。
フィリピン・・・鉄砲持てる国だけに、何かあると治安が悪化します。
ネパール・・・安定してた?のに、暴動起きてますね。
スリランカ・・・国家破産してましたね…今は落ち着いてるみたいだけど。
ミャンマー・・・業界人には言わずもがな。

振り回されます。
わかってて、付き合ってますよね、プロなんですから。
言い出したらキリがない…で、思考停止してないですよね。
これら踏まえてわかって受入してるし、受入先へも事あるごとに話してリスク認識を刷り込ませてますよね?

 
タイ
ベトナム

皮肉にも経済成長著しい先。
安定してるからこそ経済格差も薄まる一方なのかもしれませんね。
…今のところは。

 
個人的には、印象だけで、実態はまだまだよくわかんないのは以下。

インド?・・・パキスタンともめてる分、南側や東側なら無難かも。
バングラデシュ?・・・確かに政治が不安定…最近はどうなのかよくわかりません。
ウズベキスタン?・・・表ではともかく、裏では良い話聞かない。

以下、そもそもよくわからん。

カンボジア
ラオス
東ティモール?
キルギス?
などなど。

あぁ、マダガスカルとか手が入り始めたんでしたっけ。

 

私はカントリーリスクって言ってます。

私の考え方で言えば、
基本的には、送り出し機関のドナタと組むか…ですが、
もう一つ、俯瞰的な観点を判断材料に入れるとしたら、
やはりこのカントリーリスクは外せません。
(てか、今のところ、詳しく知らない中でハッキリしてるのは、クリティカル域はミャンマーだけ)
(それ以外は大なり小なりとして、相手さえ組める方なら、進める選択肢に上がります)

まぁ、ポイントとしたら、

・ちゃんと想定通りに出国できるか。
送り出し機関自体もそうですが、そもそもが国としての民度が低すぎると、
出国すらままなりませんからね。
ミャンマーは別問題ですが。

・面接にも問題なく渡航できるか。
Web面接だけなんて、特に走り始めの頃はありえませんから。
現地に安全確保できずに入れないなんて、問題外ですね。
そのストレスが大きすぎるのもまた。

・人材レベルの程度
他国と比べて総合的、相対的に、あまりにも民度が低すぎる場合は、
コレも難しいでしょうね。
文字すら読めない…どうやって契約交わすの?
面接で座っていられない…言語以前にどうやって意思疎通するの?
泥棒や嘘つきしかいない…論外ですよね。
そんな程度しか、どこの送り出しでも集まらないって場合です。

ま、いつも通り無理やり3つ挙げてみました。

 

で、偉そう言いましたが、現実は、
「受入先が、○○人を受け入れたい…」
に従って受入を進める人がほとんどなんじゃないかな。苦笑

だとすると、この投稿は全く意味を成さない。笑

いや、貴社の場合は、その国じゃなくて、
この国を選択すべきだ…なんてちゃんとコンサル的な提言のできる人って、
いったいどのくらいいるのかな?

私の周りには、少なくとも何人もいらっしゃるけれども。

 
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