育成就労や特定技能のハードルが上がるという事は、「現場職員のハードル」も必然的に上がる

ポイント

どうも他人事のように考えてる方も多そうですが、
この意味、正しくご理解されてる業界人は、
どれだけいらっしゃるのでしょうね…?

 
N5だのN4だの、
A1だのA2だの、
技能検定技能検定技能検定…

テストハードルばかり増えて、
もはやテストに合格できる脳力のある外国人しか、
出稼ぎには来れない制度へと進んでいますが、

これらを送り出し先へ圧しつけようとする業界人も多そうです。

そんな程度で、今まで通り、いや今まで以上に、
もろもろ変化に適応していけるとでも思っているのでしょうか?

 
本来の「変化への適応」は、

「圧しつけられる送り出し先を今のうちから探す」ことじゃない。
これからあぶり出されてくる「新たなコスト」を受入先へ伝えることじゃない。
だってしょうがないじゃない…って「開き直る」ことじゃない。

ルールがどう変わろうと、
送り出し先がどうであろうと、
ハードルや刑罰がどれだけ増えてリスクが高まろうと、

いつだってどうなったって、
相手の役に立てる自分でいられるように、
自分に磨きをかけること以上の適応手段はない。

 
 
2極化×多極化が進むなら、

何かどれかの分野や更にその中での一軸で圧倒的なプロ集団になるのも良いし、
この先、どの国のどの送り出し先と強くタッグを組んで行こうかって定めるための送り出し各国リサーチだって良いし、
規模拡大ならMA的な動きでもいいし、逆に現実を知ってMAしてもらう出口を見つけて話を進めるだって良いし、

キャリア形成だのうるさいから今のうちにキャリコン取っとくのも良いし、
登録日本語教員を取得しておくのも良いし、
どこぞでコミュ力だのコピーライティングだの様々応用が利く学びを得ておくのも良いし、
それこそ送り出し国の言語を学んで○○検定取得だって良いし、

※バックオフィス業務は、ITやらAIやらが進めば進むほど、
言語化力やらライティング力といった質的脳力こそ求められる比重が高くなってく…ような気がしてます。

自分に磨きをかけられない人は、
たぶん現場に立つこともままならなくなっていくんじゃないかな。

 
 
面倒×意味ないハードルばかり増えて圧しつけられ、
正直うんざりですが、
いつもながら、一定の効果があるのは現実です。

つまり、アホは居られない業界へと変わって行く。

現場に立つ事すらままならないならば、
どれだけ経営者が良い人の皮をかぶって職員を雇用しようとも、
雇用された職員は何のフォローもなくノイローゼになって去ってくばかりなので、
一向に儲けなんて積み上がらないから、
結果、自ら去っていくようになる。

残念な方々もまた、大手先しか残らないのかも。苦笑

あぁ、少数精鋭も精鋭度合い次第で、
マトモな方も、残念な方も、生き残っていけると思いますけども。

ただの、
ブラサガリーマンやら、
やっつけ仕事人間やら、
想いも信念も気持ちもない方々では、
とてもやってられないって思いが先にすぐにたちますから、
中途半端な方は、より少なくなってくんじゃないかな。

 
ふるいにかけられるのは、外国人側だけじゃなくて、
所属団体はもちろん、一サラリーマンの自分自身もまた、
ふるいにかけられてる状態だって、
わかって仕事した方が、何かと良いと思いますけどね。

もちろん、良い意味で。

追伸
前にも書きましたが、「外国人にナメられる現場職員」なんて、
勤まるハズがないですから。
 
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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